~目次~
メキシコシティってどんなとこ?
メキシコ最大の都市であり、2016年の近郊を含む都市圏人口は2,023万人であり、世界第12位である。メキシコのみならずラテンアメリカの経済の中心地の一つであり、2014年の都市圏GDPは3,837億ドルである。これはラテンアメリカではサンパウロに次ぐ第2位であり、世界では第18位に位置する。日本の民間研究所が2016年に発表した「世界の都市総合力ランキング」では、世界37位と評価されており、ラテンアメリカでは首位である。また、アメリカのシンクタンクが2016年に発表した世界都市ランキングにおいて、世界39位と評価されており、ラテンアメリカではブエノスアイレス、サンパウロに次ぐ3位である。かつて行政上の正式名称は連邦区 (Distrito Federal、D.F.)だったが、2016年にメキシコシティ(Ciudad de México)が正式名称に変更された。アステカ王国のかつての首都テノチティトランでもあった。
引用:wikipedia
上の写真は、メキシコシティの中心地、zocalo(ソカロ)。9月の独立記念塔日にはソカロ付近に10万人以上の人が集まり、独立を祝います。また、この広場は広いため、イベントやライブにも利用されます。
メキシコシティの魅力
中南米のハブを担う!
メキシコは中南米の中でハブ的な役割を担っている。人や物の移動、そして文化の交流も活発だ。メキシコシティではヨーロッパ、アメリカ、アジア、アフリカと多くの人種に出会える。また、メキシコシティではほとんどのものを手に入れるのに苦労しないのも利点である。
インフラが充実している!
メキシコシティ内はメトロと呼ばれる地下鉄、メトロバスと呼ばれる路面バスが市内中を巡っていて移動にほとんど苦労しない。そしてレストランやカフェ、広場などではフリーwifiが充実しているため、連絡も簡単に取ることができる。さらに今後は地下鉄でもフリーWi-Fiが使えるようにする計画があるなど、Wi-Fi環境の充実に積極的に取り組んでいる。
食のレベルが高い!
メキシコ料理は2010年、無形文化遺産に登録されるほど注目が高まっている。そしてメキシコ料理だけでなく、ワインも最近は需要が高まっている。チリワインを越すことを目標に、スペイン人、イタリア人を招くことでワイン産業を活発化し、3年間で55%シェアが上昇した。
人が親切!
メキシコシティでは英語が通じないことも多いが、心配する必要はあまりない。多くの人がスペイン語がわからなくても笑顔で話を聞いてくれるし、理解しようとしてくれる。片言のスペイン語でもちょっと話したらきっとすぐに仲良くなれるだろう。
メキシコシティマップを見てみよう!

空港付近・メキシコシティ北部
観光:★☆☆☆☆
治安:★★★★☆
ベニートフアレス国際空港はメキシコシティの玄関。飛行機でメキシコに来る人はほとんどがこの空港を使うことになるでしょう。しかし周りは特に観光する場所はありません。空港から移動しているときに車の外をのぞけばメキシコの現地の生活を見ることができるでしょう。そしてメキシコシティ北部、メキシコ州との境付近は治安が悪いため、現地の人も夜は出歩かないほど。夜間は絶対に歩かないように気を付けて下さい。空港からの移動はメトロバスなどの公共交通機関もありますが、乗り換えなども多いので、空港タクシーやUBERを使うといいでしょう。
ポランコ地区
観光:★★★★★
治安:★☆☆☆☆
こちらはメキシコの富裕層が多く住む地区のポランコ。日本人の駐在員の多くもこの地区に住んでいます。ほかのメキシコシティ地域とは異なり、ここはヨーロッパ?と思うほど洗練された地区。ここにはInbursa水族館、ソウマヤ美術館を始めとしたカルソ広場(Plaza Carso)のショッピングモール、そして多くの商業施設が立ち並びます。劇を見る時にはAuditorioに行く人もいますね。最近Netflixで上映されているメイド・イン・メキシコの多くのシーンが撮影されているのもこの地区。ここは娯楽が集まった地区なのです。また、ポランコ地区とローマ地区の境あたりにはかの有名なメキシコ国立人類学博物館もありますよ。
ソカロ
観光:★★★★★
治安:★★☆☆☆
ソカロとはダウンタウンのこと。ここは前メキシコシティが以前アステカ帝国だったころの首都として栄えていました。以前はメキシコシティが水上年だったのは知っていますか?ソカロの周りは湖で囲まれていたのです。

そんなソカロ、独立記念日には大統領によるグリート(VIVA!!!って叫ぶあれ)がされることでも有名。今でもメキシコシティの中心として観光客でにぎわっています。その周辺にはベジャスアルテス宮殿など見どころもたくさん。メキシコシティに来たら訪れなければいけない場所の一つです。
ローマ・ソナロサ地区
観光:★★★★☆
治安:★☆☆☆☆
ここはローマ・ソナロサ地区。ソナロサ地区は東京でいう永田町のようなものでしょうか。日本大使館を始めとした各国の大使館や政治機関が集まっています。アンヘルと呼ばれる独立記念塔もここにあります。ソカロと同じくここはメキシコシティの中心。死者の日のパレードもソナロサ地区を通るレフォルマ通りで行われます。この地区には多くの日本食料理店もあるのでぜひ行ってみて下さい!
コンデサ・デルバジェ地区
観光:★★★☆☆
治安:★☆☆☆☆
こちらはローマ地区より南にあるコンデサ地区。コンデサ地区はメキシコシティでもポランコに次ぐ落ち着いた地区として有名です。ここには多くのカフェがあり、犬を散歩させている人がよく休憩しています。ここには日本食スーパーのミカサや山本があり、留学生ならず駐在員の家族も買い物にやってきます。パルケ・デルタという大型ショッピングモールも有名。デルバジェ地区は地盤が固いことで有名で、これから需要が増し、開発が急速に進んでいる地区なんです。
コヨアカン地区
観光:★★★★★
治安:★☆☆☆☆
コヨアカンは、メキシコの伝統的な街並みが楽しめる地区です。中心のコヨーテとよばれる噴水として、公園、ショッピング、レストラン、バーと様々に楽しむことができます。ここは駅から歩いて徒歩20分と少し遠いですが、それまでの道もメキシコのローカルな街並みを楽しめるので退屈することはないでしょう。ソカロと同じく観光客が多く集まるこの地区、メキシコの歴史を感じることができるでしょう。治安も比較的いいので安心です。
サンアンヘル・UNAM
観光:★★★☆☆
治安:★★☆☆☆
サンアンヘル地区もコヨアカンと似ており、歴史的な街並みを楽しむことができます。道路もアスファルトできれいに舗装されているのではなく、石が敷き詰められた道路なのでまた一風変わったメキシコを楽しむことができます。このサンアンヘル地区には美味しいと評判のメキシコ料理店レストランも多くあるのでグルメな人にもぴったり。UNAMは何といっても図書館の壁画が有名。夜にはライトアップされるので見てみてはいかがでしょうか?夜は少し治安が悪くなるので注意して下さい。
南部・ソチミルコ
観光:★★★☆☆
治安:★★★☆☆
メキシコシティの南部はあまり行く機会がないかもしれませんが、Six Flagsがあり、レジャーとして楽しむことができます。また、ソチミルコなどメキシコの水上都市の名残を感じる場所もあり、訪れておきたい。ソチミルコは大人数で行くと、船の上でパーティーをすることができ、なかなかできない観光を楽しめることができます。こちらも治安はメキシコシティ中心地と比べて治安が悪くなるので注意してください。
メキシコシティを最大限楽しむには?
1公共交通機関を知り尽くそう
メキシコシティの面積は東京都23区の面積の2倍以上なのは知っていましたか?
メキシコシティを走る交通機関は、地下鉄、路線バス、そしてメキシコシティ全体を覆うマイクロバス、個人タクシー、Libreと呼ばれるタクシー、そして自転車シェアリングサービスなど多くの交通機関が存在します。メキシコシティを知り尽くすにはこれらを活用しなきゃ無理!だからメキシコシティを移動する際には交通機関の利用は不可欠です。ここでは、メキシコシティの交通機関についてご紹介します。
また、メキシコシティにはエコビシという自転車シェアリングサービスがあります。メトロやメトロバスで交通の便が悪い場所でもこれさえあれば大丈夫!ぜひメキシコシティを自転車で走ってみませんか?
2メキシコを食べつくそう
メキシコシティに来たからにはメキシコ料理を食べなくては!
メキシコ料理は、アステカ族の料理やマヤ族など先住民族の料理を母体とし、コンキスタドールのもたらしたスペイン料理の影響を受けて成立した料理で、土着の作物トウモロコシ、インゲンマメ、多様なトウガラシを用いた、辛味の効いた料理でよく知られています。しかし辛いだけがメキシコ料理ではありません。トウモロコシをメインとした主食を中心として、多種多様なバラエティーがあるのです。
メキシコはもとより、カリフォルニア州・テキサス州などの旧メキシコ領を中心に、メキシコに限らずアメリカ合衆国でも食べられているが、米国では移民の多い地域を除いてメキシコ料理はTEX MEX料理として知られており、本来のメキシコ料理ではないのは知っておいてほしいところ。
3ルチャリブレを見学しよう!
メキシコと聞いて思い浮かべるイメージの中にプロレス・ルチャリブレが頭に浮かんだ人もきっと多いことでしょう。実はメキシコは「プロレスの聖地」なんです。日本からも多くのレスラーが修行に来ています。メキシコ国内でもサッカー、闘牛と並んでメジャーなメキシコのスポーツの中に、「ルチャリブレ」があります。

ルチャリブレは(プロレスと同じく)、四面にロープが張られたリングで、闘いが繰り広げられるスポーツ&エンターテインメントです。
日本のプロレスよりも、空中殺法(リングの外へ飛んだり、リングの四角にあるコーナーポストから飛んだりして行う技のこと)が多いことや、試合や技の繰り出されるテンポが速い点、日本のプロレスではあまり見られない独特な試合の組み立て方や技があること等が、メキシコのルチャの特徴として挙げられます。
ちなみに、「lucha libre/ルチャリブレ」はスペイン語で、
・「lucha/ルチャ」-「戦い、ケンカ/レスリング」
・「libre/リブレ」-「自由な/フリースタイルの」
という意味です。
メキシコシティでもルチャリブレを見られる場所が2か所あります。以前、ルチャリブレに関する記事をまそん(máscara-sonrisa)さんが記事を書いてくれましたので、詳しくは以下をご覧下さい!
とても詳しく、そしてわかりやすく書かれているのでバイブルになること間違いなしでしょう。
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メキシコの新型コロナウイルスの最新情報を掲載しております。2021年1月2日現在、感染者は1,443,544人を超え、国内全土で感染が拡大しております。
▼メキシコでも再度感染拡大…。▼
今週の移行でついにメキシコシティとメキシコ州、グアナファト州が赤信号に。。詳しくは、下記の記事をご覧ください。
【新型コロナ】1月4日~17日の信号情報|メキシコシティ・グアナファト州他が赤信号に。州別感染者数もまとめ