興奮!熱狂!メキシコのルチャリブレ観戦まとめ後編

前編 に引き続き、後編では主にルチャ会場入場時&入場後のこと、試合をより楽しむための試合ルールや用語の説明、会場周辺で買えるルチャグッズ(お土産)の情報等について紹介していきます。

興奮!熱狂!メキシコのルチャリブレの観戦まとめ前編

2018.07.02

 

会場入場時&以後のこと

まず、会場入場前にボディーチェックが有ります。この際、

  • カメラ(スマホのカメラはOK。写真&映像共に撮影可。)
  • 飲み物

は持ち込むことができません。その為、これらの物は持って行かないのが一番です。もし入場時に所持していた場合、カメラに関しては、ボディーチェックを受ける場所付近に預けるカウンターがあるので、そこに預けます。

飲み物に関しては、中身を飲み切るか、中身orケースごと捨ててしまうかのどちらかになります。(近くにゴミ箱有り。中身の入っていない容器やボトルは持ち込み可。)

 

ボディーチェック後、↑この入り口でチケットをチェックしてもらうことが多いです。

ボディーチェックを経て、チケットを確認して(もぎって)もらった後は、青いエプロンを付けたスタッフにチケットを渡し、席まで案内してもらいます。

席まで着いたら、チップ払うのを忘れずに。(私はいつも5ペソ払ってます。)

 

カードが書かれたチラシ。ちなみにこの日、新日本プロレスの小島聡選手がメインイベントで試合をされていました。

こちら、席まで案内してくれるスタッフから貰える、興行のチラシ(対戦表)。

見方は、下の小さい文字の所から第一試合、第二試合…となっていて、一番上に大きく書かれているのがメインイベント(その興行で行われる一番最後の試合)の対戦表です。

会場内では、試合前&試合中を通して売り子が巡回しており、席にいながら飲み物、軽食、グッズを購入することができます。やはり、外で普通に買うよりも若干割高にはなります。

 

ルールや用語の説明

ここでは、試合のルールやルチャに関する用語について、それぞれ簡単に説明します。

 

〜試合形式〜

ルチャの試合形式では、3人タッグの試合が一番多いです。勿論、一対一のシングルマッチ、二対二のタッグマッチが組まれることもあります。

また、日本のプロレスではごく当たり前な、一回決着がついたら終わりの「〜分一本勝負」の形式の試合は少なく、3ラウンド形式が圧倒的に多いです。

黄色の枠で囲んでいるのが、アレナメヒコで見られるラウンドガール。

 

〜勝敗の決まり方〜

プロレスと同じく、

  • 3カウント(フォール)
  • 絞め技のギブアップ
  • 反則攻撃

が、主な勝敗の決め手となります。

反則攻撃に関しては、メキシコルチャでは、一方の選手が対戦相手のマスクを剥ぐことによって、決着がつくことが多々あります。

このような場合、マスクを剥いだほうが反則負け、剥がされた方が勝ちになります。

3ラウンド形式の試合の場合、二勝した方がその試合の勝者となるわけですが、大体それぞれのチームが交互に一勝して、最後の3ラウンド目で勝敗が決まる、ということが多いです。

また、3人タッグ同士且つ3ラウンド形式の試合の場合、試合の決まり方は2種類あります。まず、其々のチームにはキャプテンがいて(試合が始まる際に紹介されます)

  • キャプテンから3カウント又はギブアップを取る
  • キャプテン以外の2人から3カウント又はギブアップを取る

これら2つのうち、どちらかを行うことで一勝(1ラウンド勝つ)となります。

 

~ルチャリブレ用語集~

実際ルチャを観に行く際によく目にするものの名称について、ここでは紹介します。

  • Esquina/エスキーナ…リングの四角のこと。「コーナー」とも言います。

2人以上のタッグ戦の場合、戦っていない選手は基本的にここで待機します。

 

  • Técnico/テクニコ…善玉レスラー(ベビーフェイス)のこと。

ポジティブな声援が投げかけられるのは、大体こちらの方。

 

  • Rudo/ルード…悪役レスラー(ヒール)のこと。

基本的に、ルードの選手に対してはブーイングが飛びますが、まれに人気選手や、人気選手によって構成されるチームがルード側の場合、歓声が飛ぶこともあります。

 

  • Máscara contra máscara/マスカラ・コントラ・マスカラ…敗者マスク剥ぎ試合のこと。

この試合で負けた選手は、(出身地と本名が明かされ、)その試合以後ずっとマスクを外すことになります。

 

マスカラコントラマスカラがメインイベントの試合となっている興行のチラシ

重要な試合なので、メインイベントで組まれたり、興行のチケット料金が通常より高くなることもあります。

個人的経験として、メキシコルチャの選手情報を調べた際、「あれ、この選手、マスク被っていなかったっけ?」と思ったら、「過去にこの↑試合形式で負けたため、今は素顔で戦っている。」と知ることがたまにあります。

 

  • Tope Suicida/トペスイシーダ…助走をつけて、リング外にいる選手に向かって頭から飛びこんで攻撃するもの。

「Tope/トペ」は「ぶつかる、衝突する」という意味の動詞、toparの接続法一人称単数形&三人称単数形、 「Suicida /スイシーダ」は「自殺的な、向こう見ずな」という意味です。

 

  • Tope con Giro/トペコンヒーロ…トペスイシーダの一回転前転するバージョン。

ロープに向かって助走をつけ、場外へ飛ぶと同時に一回転して相手にアタックします。「Giro/ヒーロ」は「回転」の意味。

ちなみに、飛ぶ際にロープに触れない場合、(英語とスペイン語が混ざっていますが、)「ノータッチトペコン」と言います。

 

実際に使われている掛け声

ルチャリブレを観ていると、やはり応援したくなる選手がでてきたり、会場の熱気に推されて声援を送りたくなる場合も多々あるかと思います。

ここでは、そんな時に使える掛け声と、参考までに一応知っておくと良い掛け声(罵り言葉。理由は後述。)について少し紹介していきます。

 

  • 「Otra! Otra!/オートラ!オートラ!」 …チョップや蹴り技、選手の得意技等が出た時、「もう一回!」とおかわりを求める掛け声。

 

  • 選手名を(複数回)叫ぶ…一番シンプルな応援方法。

応援したい選手がいたら、思いっきりその選手の名前を叫びましょう。他のお客さんが発する、選手の名前を叫ぶコールに乗っても良し。

 

  • 「Vamos/バモス, 選手の名前!」…日本語で言う、「頑張れ/ いけ、(選手名)〜!」という感じです。

 

  • 「Échale/エチャレ, 選手の名前!」…ほぼ同上。

 

  • 両手を上げ下げしながら「Wu, Wu…」と言う動き…何人かの選手(例えば、大ベテランのÚltimo Guerrero/ウルティモ・ゲレーロ選手)の定番応援スタイル。この声援の時は、選手が先に動きをやってくれて、それに続いて観客も同じ動きを行うという感じです。

 

ルチャの試合中は、上に挙げた声援やブーイングと共に、からかう言葉や罵倒語(grosería/グロセリア)が結構飛び交います。特に、ルード側の選手や外国人選手に対して多いです。

参考までに、幾つか紹介します。

 

  • 「Olé!/オレ!」…闘牛の掛け声で使われるこの言葉。

ルチャの試合では一対一の場面にて、片方の選手が握手をすると見せかけて手を差し出し、もう片方の選手が握手に応じようと手を出して進んだものの、先程の選手がかわした場合、(多分、からかいの意味も込めて)「Olé!」と会場全体で言います。

 

  • 「Eh~, Puto!/エ〜 プート!」…putoは「ホモ」という意味の罵倒語、軽蔑語です。

ルチャリブレでは、テクニコ側の選手が先導し、会場のお客さん皆でルード側の選手に向かって言うことが多いです。(他スポーツの試合でも、この言葉は飛び交うことがあるそう。)

やり方としては、最初「Eh~(エー)」と言う時に、テクニコの選手が手をヒラヒラ動かして、多くのお客さんの「Eh~」の声を集めます。

その後、同選手がこの言葉を投げかけたい選手に向かって指差しした時に、会場のお客さん全体で「Puto(プート)」と叫びます。

(この動きが見られたり、言葉を聞いた時は、「ああ、罵倒語が今飛んでいるのだな。」と思ってください。)

メヒサボ
これらの言葉は、grosería、つまり悪い言葉です。そのような言葉を使う時はくれぐれも時と場合に気を付けましょう

 

ルチャグッズ

「ルチャといえばマスク(覆面)。メキシコのお土産といえば、マスクがモチーフになった小物!」とイメージされる方も多いと思いますが、ルチャの会場周辺には、試合がある日に多くの屋台(スペイン語でpuesto/プエスト)が展開されます。

ここで売られているルチャグッズですが、とにかく可愛い&オシャレなものが多く、メキシコ土産として、とてもオススメなのです!!

幾つか紹介していきます。

マスク(スペイン語では、máscara/マスカラ)

メキシコルチャのド定番、マスク。様々な選手のデザイン&材質のもの(現在活躍中のCMLLの選手のマスク、レジェンドレスラーのもの、他の団体で活躍する選手のもの等)が販売されています。

安いものは50ペソ〜200ペソ(約300円〜1,200円)ほど、高価なものになると250ペソ〜350ペソ(約1,500円〜2,100円)くらいします。

試着できるお店が多いので(試着する前には、一応試着できるかお店の人に訊ねましょう。)、色々見てみて、お気に入りのマスクを見つけてみてはいかがでしょう?

 

シール

10ペソ〜20ペソ(約60円〜120円)程で買うことができ、沢山買ってお土産で配るもよし、自分の持ち物に貼って楽しむもよし。

私は既に、色んな所にペタペタ貼ってます。

 

人形

ルチャ選手の人形は、50〜100ペソ(約300円〜600円)ほどのプラスチック出できたものや、100ペソ(約600円)程の布地で出来たぬいぐるみのようなもの等があります。

 

Tシャツ

Tシャツに関しては、デザインが結構オシャレ&可愛いものが多くて、お土産として(友達用、自分用問わず)かなりオススメです。

だいたい一枚100〜200ペソ(約600円〜1,200円)くらい。

紹介したグッズは、会場周辺の屋台で試合前〜試合後通して販売されています。値切り交渉に応じてくれるお店も多いので、ぜひ挑戦してみてください。

 

最後に

以上、メキシコのルチャリブレについて、前編・後編に分けて紹介しました。

この記事を読んでルチャに興味を持った方も、そうでない方も、是非メキシコへ留学に来たり、旅行やビジネス等で訪れた際には、ルチャリブレを観に行ってみてください!

人によっては、私のようにルチャの魅力に惹き込まれていくはず。。。

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ABOUTこの記事をかいた人

まそん(máscara-sonrisa)

日墨奨学金プログラムに参加中(いわゆる日墨生)の、人文社会系学部4年生。現在はUNAMのCEPEで勉強中。