安いは嘘?実際のメキシコの物価を大公開|1ヵ月の生活費を留学生がまとめてみた

メキシコは物価が安いといわれますが、実施はどうなのでしょうか?メキシコ生活で一体生活費がどれくらいかかるのかということはとても気になるところですよね。

実際私も留学前は友達に聞いたり先輩に聞いたりかなりの準備をしました。

今回の記事は留学生が一年間メキシコで生活することを基準の一つとしていますが、現地採用の人なども少し参考になるかもしれません。

メキシコは日本より物価が安いなんて言いますけど、実際本当なんだろうか?それって家賃込みで計算しているのかななんて疑っちゃうことも。

せっかくのメキシコ生活であるならば、生活費ギリギリで過ごさず、貯金や旅行もしてみたいですよね。

今回は細かい生活のシミュレーションができるよう、メキシコでかかるさまざまなコストをご紹介します。

そこで今回は1ヵ月の留学にかかったお金を計算してみたいと思います。

実際メキシコで生活してかかった金額はいくら?!

ズバリ、10,000ペソあれば十分に生活でき、貯金もいくらばかりかできるでしょう!

もちろん、普通に生活していれば、ですよ。上の金額は一例です。

2019年8月現在1ペソは5.7円なので、家賃・交際費などすべて込みで5万7000円未満で生活ができるという事です。

日本なら一人暮らしの場合、都内の学生だと家賃でその額に届いてしまいそうですが、その値段で生活ができるというのはうれしいもの。

しかし、メキシコでは注意しないと〇〇の値段が日本と同じくらい高いのです…。

そしてさらに、それを家賃・食費・交際費・交通費・通信費・雑費に分類して詳しく解説していきます。

家賃:日本人留学生の相場は?

私は家賃・光熱費・muchachaの掃除・Wifi代で3500ペソでした!(トイレシャワー付き)

まず家賃に関してですが、ルームシェア・一人暮らし・ホームステイのどれを選択するか・どこに住むかによって金額が少し変わってきます

私の感覚だと、UNAM付近だと最低で4000ペソ、大学から北に歩いて30分で3500ペソです。大体家賃は4000ペソかかると考えて問題ないでしょう。

しかし、ポランコ地区やソナロサ地区ですと8,000ペソと値段も上昇します。これでも全然安いくらい。

また、治安が気になるメキシコにおいては家賃が安すぎるということはセキュリティに問題があるのではないかと疑ったほうが良いかもしれません。

相場に比べて家賃が安すぎる物件は、こんなマイナスポイントがあるかもしれません。

治安が悪い地域にある

建物が古すぎる(排水や電気系統に問題あり)

セキュリティがしっかりしていない

お金で買える安全なら買ったほうが良い

これを心の片隅に置いておいてください。ホームステイならその点は安心ですが、特に団地に住む人は同じ部屋の住民の雰囲気も感じ取って判断してくださいね。

私の場合は3500ペソの家に住んでいました。詳しくは以下を参考に。

また、メキシコで現地採用で働く人は上の例には必ずしも一致するとは言えないでしょう。

メキシコで働く場合は、セキュリティのしっかりしたアパートはオートロック機能がついていたり、24時間体制で警備員が配置されている家が良い場合もあるでしょう。

学生が住む場所は学生街のような場所で学生に対して安く提供されていますが、その値段で同じクオリティーの家が他の場所(メキシコシティでも他の州でも)でも提供されているかは正直疑問です。

地方の団地でも空き巣などが入る事例も実際にあります。

家探しをする時は部屋だけでなく家の周辺も歩いて様子を観察し、周囲の雰囲気を肌で掴むと良いでしょう。

また、メヒナビではメキシコ在住の方に家探しもお手伝いしています。

▼詳しくは以下の記事もご覧ください▼

食費:物価は安いけど食費はいくらくらい?

私の場合、週1回の買い物で300ペソが平均でした。なので、体一か月は1800ペソほどが食費として計算をしています

食費の目安

水:10Lで20ペソ(約110円)
野菜・果物:1kgで20~50ペソ(約110~300円)
牛肉:1kgで150ペソ(約900円)
カップラーメン:1個5ペソ

メキシコの市場などでは大抵キロ単位で売っていますが、0.5キロでも注文ができるので女性も心配なさらず。

0.5kgで良いときはしっかりとmedio kilo と言うようにしましょう

メキシコでは野菜も肉も果物も非常に安く手に入れることができます。農業大国であるメキシコでは、乳製品や小麦粉、野菜類も日本と比べてかなり安いため、普通に食事する分には食費は安く抑えられるでしょう。

しかし魚は他の食材と比べると異様に高いので、魚を食べ慣れている日本人からしたら少しつらいかもしれませんね。

メキシコのレストランで食事をした場合はボーイにチップを渡すようにしましょう。相場は金額の10%~15%くらいでいいでしょう。また、もともとサービス料が含まれている場合もありますよ!

交際費:メキシコではいくらかかるの?

実際メキシコでは交際費はそこまでかかりません。

毎日の昼食のタコス、ジュースで1日30ペソ、よって1ヵ月で600ペソ

大学周りには安いカフェやタコス屋さんがたくさん!!!お気に入りの場所を見つけよう。

また、ソナロサ地区でも多くのタコスの屋台があり昼時には多くのメキシコ人がランチを楽しみます。

メキシコシティでの一例
  • 屋台のタコス:1枚17ペソ(約100円)
  • 食堂のランチセット:70ペソ(約400円)
  • レストランでのディナー:100~200ペソ(約600~1,200円)
  • 日本食レストランでのディナー:300~500ペソ(約1,800円~3,000円)
  • ビール:1杯30ペソ(約180円)~

メキシコでのタコスは安いので、みんなで食べに行っても50ペソ行かないくらい。300円しない美味しいランチもいいですよね。それにビールも安い!

週1で友達と外食に行くと100ペソ。飲みに行ってビール1杯が30ペソなので飲んで150ペソ。その他多めに見積もって交際費は月1200ペソです。

ただ、ファーストフード店などの価格帯は日本とあまり変わらず、特別安いことはありません。

会計の時には、自分が頼んだものかしっかり確認するようにしましょう!

奢ってもらったら、次回は奢るようにしましょう!

交通費:かかるのはタクシー代!

メキシコシティでは、メトロは5ペソ、メトロバスは6ペソ均一でどこまでも乗っていくことができます。

メトロとメトロバスを使うだけならそこまで交通費はかからないでしょう。

しかし、UBERなどを使うとなると話は別。最低でも初乗り料金はおよそ40ペソからとなっています。

また、Uberに関しては毎年料金が値上がりしています。例えば2017年時点であればコヨアカンからメキシコシティの空港まで130ペソほどでしたが2019年末には220ペソほどまで値上がりしています。

しかし夜間でも場所によってはメトロやメトロバスでも危険なところがあるので、その時はUBERを使うといいでしょう。

逆に中途半端に安全をケチって夜に流しのタクシーなどは乗らないように。

交通費は月に200ペソくらいかなぁ。

通信費:ネット・SIMカードのの契約!

多くの留学生は厳密にいうと1年間未満の滞在なので、プリペイドのSIMカードを使用しています。およそ額は200ペソ。

新しく家を契約する人以外、ルームシェアでも一人暮らしでもすでにインターネットを契約している人がほとんどですので新たに契約する必要はないと思います。

メキシコにおいてインターネットを契約する際は、私の場合Axtelという会社を使っていました。

Axtelは使う人がそこまで多くないため回線が混んでいなく早い…という噂でつないでみましたが、日本と全く変わらない速度のインターネットで楽しむことができました。

家にWi-Fiがなかったので自分でインターネット回線を引きましたが、皆さんは必要ないでしょう。

またそれとは別に新たに携帯の会社と契約する必要がありますそれかSIMカードを購入しましょう。

メキシコでの携帯のキャリアはTELCEL, AT&T, Movistarの3社が有名です。ここではTELCELとAT&Tをご紹介します。

また、携帯の契約についての記事は以下をご覧ください。

多くの留学生は厳密にいうと1年間未満の滞在なので、プリペイドのSIMカードを使用しています。およそ額は200ペソ。

嬉しいのは、Facebook, Twitter, Whasappなどの基本的なSNSは”ilimitado”、つまり無制限にできるんです。

またプランによってはインスタグラム、そしてなんとUBERも無制限に接続できます。データ容量として使うのはブラウザがメインになるってことですね。

医療費:高いので気を付けよう

メキシコの高額医療保険に入っていないと、風邪で病院に行っただけでも数万円かかります。

メキシコ人もすぐ病院には行かず、薬局で無料の診察を受けて薬を買って治します。

ですので軽い風の場合は、薬局に付属している相談所(consulta)があるのでそこで相談し薬を買うようにしましょう。

雑費:メキシコでは正に「備え有れば患いなし」

メキシコでは日本では起こらないようなことも起こるかもしれないと、頭の片隅に置いて生活する必要があると思います。

私の場合、財布とは別に違うところにお金(500ペソほど)を隠し持っていました。

そのようなお金を持ち歩くことも必要なのかもしれません。

最後に:すべてを計算したら7400ペソでした。

いかかだったでしょうか?この計算は節約したものになっているので実際はもう少しばらつきはあります。

皆さんも最初はどれくらいお金がかかるか見当がつきにくいと思いますが、ぜひこの記事を参考にしてイメージがわいてくれたらなと思います。

これは一個人の話なのであくまで参考にしてくださいね

是非メヒナビの記事のシェアをお願いします!▼

メキシコで働きませんか?

スペイン語を生かしたい…。今いる環境から一歩踏み出したいと考えているあなた。是非メキシコで働きませんか?

メヒナビでは現地の求人情報をお伝えしております。お問い合わせ、紹介はすべて無料。

まずはお気軽にお問い合わせを!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

ABOUT US
渡邉海也
メキシコシティに留学をしていましたカイヤと申します。スペイン語、アグリビジネス、移民問題をUNAMで学び、空手をメキシコでも稽古をし国際交流、そしてPinbox S.A. de C.V. でインターンという三本立てで生活をしていました。メキシコ滞在を通して感じたことを皆様にシェアできたらと思います。よろしくお願いします!