3/14更新|新型コロナ情報】感染は落ち着いたか?ワクチン接種開始。イギリス・ブラジル変異株にも注意

メキシコの国際女性デー・デモはどんな感じ?|女性の権利を守る活動を3つご紹介!

感染は落ち着いてきたか?ワクチンの接種が開始

メキシコの新型コロナウイルスの最新情報を掲載しております。2021年3月12日現在、感染者は2,1577,771人を超え、国内全土で感染が拡大しております。

感染者数の推移

▼感染は一時より落ち着いたか…?▼

メキシコシティ・その他都市にてワクチンが接種開始になりました。感染者数も一時期よりは落ち着いているようです。

詳しくは、下記の記事をご覧ください。

【新型コロナ最新情報】3月15日~28日|各地でワクチン接種開始へ。ブラジル変異株にも要注意。

近年、日本でも存在が広く知られるようになってきた「国際女性デー」。

メキシコでもこのイベントは広く認知されており、今回はメキシコではどのように国際女性デーが行われているのかご紹介します!

国際女性デーとは

1904年、ニューヨークで婦人参政権を求めたデモが起源となり、国連によって1975年に3月8日を「国際女性デー(International Women’s Day)」として制定されました。

国際女性デーは、すばらしい役割を担ってきた女性たちによってもたらされた勇気と決断を称える日です。今年のテーマは「Choose to Challenge(挑戦することを選ぶ)」です。

また、これらの国際女性デーが世界中で活発になっている背景はSDGsにもあります。その5番目に採択されている、「目標5:ジェンダー平等を実現しよう」は他のすべての目標と不可分であると明記されており、これから世界はより男女平等でなければならないと示されているのです。

例えば、イタリアの「ミモザの日」は有名で、「FESTA DELLA DONNA(フェスタ・デラ・ドンナ=女性の日)」とされ、女性に感謝を込めて、母親や妻、友人、会社の同僚などに愛や幸福の象徴でもあるミモザが贈られています。

メキシコの国際女性デー

スペイン語ではこの国際女性デーは”Día Internacional de la Mujer”と呼ばれ、中南米での多くの活動が行われます。

本来国際女性デーは、男女平等を訴えることが目的となっていますが、メキシコを始めとするラテンアメリカ諸国では、フェミサイドと呼ばれる女性をターゲットにした殺人への抗議も強く行われます。

フェミサイド(英語: Femicide)またはフェミニサイド(英語: Feminicide)とは、性別を理由に女性または少女を標的とした、男性による殺人である。 この言葉は1976年にフェミニストのダイアナ・ラッセルが普及させた。 「ジェンダーに基づく憎悪犯罪」として位置づけられている。

wikipedia.org

特に、フェミサイドついて、政府の対応が悪いこと、性への暴力抑止に関心のない政治家たちに対してその改善を要求するデモが行われており、例としてメキシコシティでは例年デモ行進が行われます。

デモのスタート地点は革命記念塔。オフィスビルや商業施設の多い大通りReformaを通りつつ、Bellas Artes(美術館と劇場)まで到着後、街の大広場Zocaloまで向かうというコースで行われました。

Dos mujeres protestan frente a las vallas colocadas por el Gobierno en el Zócalo de la Ciudad de México.
この写真は、zocaloの写真(El pais紙より)です。フェミサイドの被害に遭った方々の名前が壁に記されています。

この3月9日のデモのためにメキシコ政府は壁を設置しましたが、デモ隊によってこれらの一部が破壊される被害が生じました。これに対し警官側は催涙スプレーなどを用いて対抗し、報道によると、19名のデモ隊と61名の警官が負傷する事態となりました。

メキシコの良いところはデモなどを通して自分の意見をはっきり言える事だと思うのですが、それが暴力に繋がってしまうのは危険ですし、気を付けたいところですよね。。

▼メキシコシティの治安の情報についてはこちらから▼

【2021年最新】メキシコ人直伝!メキシコシティの治安と絶対に行ってはいけない地域を図解しました

近年、メキシコではフェミサイドの被害が増えていると言います。

El país紙が主催した電話調査ではメキシコの人口の68%の人々が近年、暴力事件が増えていると感じており、62%の人々がオブラドール大統領のフェミサイドの被害の対策が足りていないと感じていると言います。

https://radioytvmexiquense.mx/index.php/2020/03/08/la-marcha-del-8-de-marzo-vista-desde-el-drone-de-santiago-arau/

 この時期には、フェミニズム運動にも使われる紫色が、メキシコの国際女性デーを象徴する色としても用いられていて、アンヘル独立記念塔をはじめとした多くの公共施設、モニュメントがハカランダを使って彩られたり、紫色にライトアップされたりします。

メキシコでは女性に対する暴力非難のシンボルカラーは紫。ちょうどハカランダもメキシコ中で満開を迎えており、デモに参加する女性たちの紫の服とハカランダの紫色の花で街が埋まった一日となりました。

▼ハカランダついてはこちらから▼

ハカランダ(ジャカランダ)がメキシコの桜と呼ばれるのはなぜ?|花見スポットもご紹介

メキシコでは1日に何人の女性が亡くなっている?

まず初めに、刑法上では女性の死がすべてフェミサイドとみなされるわけではないことを念頭に置かなければなりませんが2019年、メキシコでフェミサイドとして登録されたケースは976件。平均して1日2.6人に上ります。

2020年には、フェミサイドの被害者リストに載っている数字は女性が被害者となる殺人では1日10人のペースにのぼるという統計もあり、これは不確かな情報ですが、以前メキシコでは女性が苦境に立たされている現状は否定できません。

メキシコで行われる「私達のいない一日」とは

「私達のいない一日」(「女性のいない一日」、「女性一人たりとも動かない9日」とも呼ばれる)と題したストライキを女性達が実施しました。内容としては、女性達が仕事や学校に行かず、消費活動をせず、家事をせず、家にこもる、といったものです。

女性たちによる3月9日の全国ストライキの実現に向けて、様々な社会的組織が「私達のいない一日」を推し進めていました。

「私達がいなくなれば、世界は停滞する。今こそ、この象徴的な講義活動に参加しよう。私達がたった1日間、一切の活動をしなければ、人口の52%を占める私達の存在が如何に蔑ろにされているかということが分かるはず。」一番初めに発表されたストライキの通知にはそう書かれています。

誰が「私達のいない一日」を始めた?

最初の通知を発表したのはベラクルスのフェミニスト団体、”Brujas del mar (ブルハス・デル・マル) “。#UnDiasinNosotras (私達のいない一日)のハッシュタグとともに、SNSを通して始まりました。

ブルハス・デル・マルの提案は、短い時間で多くの反応を集め、著名人、教育機関、様々な団体、企業、さらには公的機関までもがストライキへの参加を表明しました。

これらに対して、メキシコの幅広い企業が全国ストライキ「私達のいない一日」を支援しています。

これら企業は、9日に仕事を欠席した女性に対し、一切処罰をしないということを公式に表明しており、その一例は下記の通りです。

Sephora(セフォラ), Smart Fit(スマートフィット), El Heraldo de México(エル・エラルド・メヒコ), Grupo Televisa(テレビサグループ), Edelman(エデルマン), SDP Noticias(SDPニュース), Corporativo Subway(サブウェイ協同組合), Banco Azteca(アステカ銀行), Grupo Salinas(サリナスグループ), Grupo Imagen Multimedios(マルチメディアイメージグループ), Omnilife(オムニライフ), AxisKG(アクシスKG), Grupo de Comunicación Kátedra(カテドラコミュニケーショングループ), Equinos(エキノス), Trilce Editores(トリセエディトーレス), Penguin Random House(ペンギンランダムハウス), Aristegui Noticias(アリエステギ・ニュース), Gabinete de Comunicación Estratégica(コミュニケーションストラテジー閣議), Tous(トウス), Alcatel(アルカテル), Club Tigres(タイガーズクラブ), Miniso(メイソウ), 他

さらに、メキシコ雇用主協会(coparmex)やビジネス調整協議会(CCE)なども「私達のいない一日」への支援を表明しています。

エル・ウニベルサルの推計だと、経済粗付加価値において261億メキシコペソの損失があるとされています。これは、公式経済における女性たちの経済活動の量とされており、いかにメキシコを女性が支えているかわかるでしょう。

女性を支える窓口も。「No estás sola」

メキシコシティでは、女性を守るための窓口が充実しています。

メキシコシティでは、女性の権利を尊重するために手引きもあり、市長がツイッターで紹介してます。簡単な例ですが、メトロやメトロバスの女性専用車もその一例として挙げることができます。

共同体「Mujeres de la Tierra(大地の女性たち)」

メキシコシティのMILPA ALTAに、あるコミュニティキッチンがあります。

そこで女性のグループがトルティーヤを作っています。このキッチンは彼女らにとって、暴力とコロナ禍による経済的苦境からの避難所であるといい、彼女らはトルティーヤやタマレスといったトウモロコシをベースにした料理を、インターネットを通じて販売しています。

https://www.instagram.com/p/CKWygYFjAPy/?utm_source=ig_web_copy_link

そのグループの名前はMujeres de la Tierra(大地の女性たち)。

家庭内で虐待を受けている女性の中には、新型コロナウイルスの流行と、それにより家に閉じこもることを余儀なくされたことをきっかけに、取り組みに参加した人もいるといいます。

この活動を通じて、家庭内で暴力の危険にさらされている彼女たちが自分の力で生きていくすべ、そのコミュニティ作りに役立っており、女性の自立を促してます。

参考文献はこちら:https://fundaciontortilla.org/articulo/alimentos_de_maiz_con_causa_desde_milpa_alta

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渡邉海也
渡邉海也
メキシコシティに留学をしていましたカイヤと申します。スペイン語、アグリビジネス、移民問題をUNAMで学び、空手をメキシコでも稽古をし国際交流、そしてPinbox S.A. de C.V. でインターンという三本立てで生活をしていました。メキシコ滞在を通して感じたことを皆様にシェアできたらと思います。よろしくお願いします!