こんにちは。今回からスペイン語シリーズと題しましてスペイン語について知る&スペイン語学習のためのシリーズを始めていきたいと思います。まず、スペイン語とはそもそも何なのか知りましょう!
世界最大級の話者数を誇るスペイン語
まずはスペイン語そのもの。
そもそも言語は世界にいくつあると思いますか?実は世界に3000もの言語があると言われているんです、その大半は話者数が少なく、絶滅の危機に瀕しているという事ですが、その中でスペイン語は世界第3位の話者数を誇っています。
スペイン語は、スペインおよび、ブラジルを除くラテンアメリカ地域における主要言語で話者人口は約4億2000万にものぼる。スペイン語を公用語としている国と地域の数は20以上あり、世界で英語(約80の国・地域)、フランス語(約50の国・地域)、アラビア語(約27の国・地域)に次ぐ4番目に多くの国で使用されている言語である。国際連合においては、英語、フランス語、ロシア語、中国語、アラビア語と並ぶ、6つの公用語の1つである。インターネットにおいては、利用者全体の約8%がスペイン語使用であり、英語(約27%)と中国語(約23%)に次ぐ第三の言語である[1]。
引用:)https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%82%A4%E3%83%B3%E8%AA%9Eより
スペイン語の起源はラテン語。つまり、イタリア語やポルトガル語が親戚にあたるんですね。だからよくポルトガル語とスペイン語は高い水準でお互いを理解することができるし、イタリア語の会話の中でもなんとなく話の流れは理解できることが多いと言われています。
さらに、スペイン語は国連の6つの公用語(他は英語、フランス語、ロシア語、中国語、アラビア語)の一つであり、欧州1ヵ国、中南米18ヵ国、北米1ヶ国、アフリカ1ヶ国、計20ヶ国における公用語にもなっています。
同じ中米の国やカリブ海の国でも、ジャマイカやベリーズのように英語が公用語の国もあるが、スペイン語が話せる国民も多い。アメリカの南部、ニューメキシコ州などでもスペイン語は多く話されています。
スペイン語を学ぶあなたが知っておくべき5つの事
お待たせしました。それではスペイン語を学ぶあなたが知っておくべき5つの事をご紹介します。
túとustedの使い分け、大丈夫?
スペイン語でにおいて2人称単数がtú、3人称単数がustedが使われますよね。もちろん初対面の相手にはustedを使う場合がほとんどだと思いますが、いつからtúに呼び変えますか?それともずっとそのまま?
この使い分けができないと、相手に対するリスペクトが足りない、と思われるかもしれません。気をつけて下さいね。
また、 ”Nos tuteamos.(“tú”で話しましょう)” と言ってくるフレンドリーな方がいることもあります。なお中南米では、人称の使い方は国や地域によって違いがあるので、相手の国に合わせてかえられるといいですね。
語順、決まりはない⁈
スペイン語の語順は、英語と同じように基本的には「主語」+「動詞」+「目的語や補語」となっています。
ところが、SVOやSVCのように順番が固定されている英語に比べて、スペイン語には語順を並び変えても意味が通じやすいという特徴があります。
例えば、Yo quiero esto.という文章を、“Quiero yo esto.“と動詞と主語を入れ替えても、特に違和感なく使うことができるほか、“Esto yo quiero.“とすることも可能です。
日本語と同じ、暗黙の了解で主語を言わない
スペイン語には活用があります。一つの動詞に対して、一人称単数複数、二人称単数複数、三人称単数複数とあるので主語をいわなくても話が通じるんです。なので、主語を言う場合は「強調」などのニュアンスが多く取られることが多いのです。
主語がなくても動詞だけ見れば誰の行動なのかを判断することができるのです。
例えばこちら。話す:hablarという単語で活用を見てみましょう。
単数 | 複数 | |
一人称 | hablo | hablamos |
二人称 | hablas | habláis |
三人称 | habla | hablan |
ちなみに、メキシコでは二人称複数は存在しません!三人称複数と同じになりますよ!
単数 | 複数 | |
一人称 | hablo | hablamos |
二人称 | hablas | hablan |
三人称 | habla | hablan |
冠詞:男性名詞・女性名詞
スペイン語に触れている方は、名詞は男性名詞と女性名詞に分かれる事はもうご存知の内容だと思います。
簡単に言えば、語尾が-oで終われば男性名詞、-aで終われば女性名詞というもの。
- un baño, un edificio
- una silla, una mesa
といった具合にです。
しかしその中でも、単数だと男性名詞、複数だと女性名詞と変わる名詞があるんです。それはこちら、「教室」を意味する”aula”
単数だとel aula, 複数だとlas aulaと変わります。ほかにもこのような名詞があるので気を付けてくださいね
もうどうしようもない間接目的語
スペイン語を学んでいる方は間接目的語は「~に」と考えている人が多いと思います。
Ya le mandé mi tarea a mi maestro.
この上のleというのは間接目的語、a mi maestroはleを受けています。ここのle,なんと国によってはlo(性別によってはla)になることも。
Ya lo mandé mi tarea a mi maestro.
というふうに。
もうスペイン語は何でもありですか?文法的には正しくなくても使っていればOKなんでしょうか。
スペインやメキシコでは「本来」のスペイン語の通り使われていますが、南米のある地域や国ではそうでないこともあります。臨機応変にスペイン語を用いてください。
最後に
いかがでしたでしょうか。少しでも皆さんの知識になればと思います。またこれからも更新をしていくので読んでいただければと思いますので、これからもお願いします。では!
引用:)https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%82%A4%E3%83%B3%E8%AA%9Eより