メヒナビ編集部、加藤彬紘です。
日本ではフルーツや野菜の価格が高騰し、特に美味しいマンゴーにはなかなか手を出しづらいですよね。ここメキシコでは美味しい果物や野菜が安価で売られており、メキシコを訪れる際にはぜひ食べていただきたいです。
今回はよく見かける道端のマンゴー屋さんの屋台を紹介します。
おすすめの屋台を見つけよう!
マンゴー屋さんの屋台はメキシコシティ中の道端にあります。なんとこのフルーツの屋台、本当にどこにでもあるんです!
例えばUNAMやCEPEからの最寄り駅のCopilco駅から学校に行くまでに、少なくとも4つのフルーツの屋台やジュース屋さんがあります。それくらいメキシコ人の生活と結びついているんです。
今回は私のインターンシップ先の国立工科大学IPNのすぐそばのマンゴー屋さんを紹介します。
屋台はおじさんがマンゴーをナイフで切りってカップに入れています。
気になる価格!日本と比べて激安だった
価格は1カップ25ペソ(2018年9月12日現在1ペソ5.77円)です。
メキシコシティ内では20~30ペソくらいの価格です。1カップにマンゴーが種を除いてカットされて1.5個ほど入っています。味は季節やマンゴーの質やお店によりますが日本では確実に1000円以上する味ではないでしょうか。
しかもこのマンゴー、とにかく甘い!メキシコのマンゴーはコスパを考えたら最強すぎるんです、
レモン・チャモイ・ミゲリートなどの調味料をかけてこそメキシコ流!
マンゴーを買うとお店の人は「レモン?チャモイ?ミゲリート?」と聞いてきます。これらは調味料のことです。チャモイ?ミゲリート?聞いたことないですね。ご安心ください、この記事で解説するので読んだあなたは一人前に注文できます。
レモン
メキシコでかけるレモンというと日本でいうライムです。スペイン語ではlimonと言います。
甘いマンゴーにキリッとすっぱいレモンをかけると、サッパリしてとても美味しいんですよ!このような赤い道具で絞ってかけてくれる姿は豪快そのもの!一見の価値あり、です。
チャモイ
チャモイとは辛くて、甘くて、すっぱくて、しょっぱいソースです。よく分からないですね。。。
chamoyは、あんずと梅干の間のようなもの・・・です。
あんずのような形をしているんですけど、梅干のように酸っぱい感じなんです。(漬物みたいに漬けてるからですかねぇ。) いうなれば、メキシコ風梅干し、のようなもでしょうか。
引用:https://www.kiwilimon.com/receta/salsas/salsas-picantes/chamoy-casero
ここではチャモイの作り方を紹介します。梅干を作るようにアプリコットやプラム、マンゴーを塩漬け(酢を食われることもしばしば)にし、果物の水分が抜けたら液体と果物に分離します。この液体にチリパウダーを加えるとチャモイとなります。
実はこのチャモイ、日本にルーツがあるという一説が有力なんです。1950年代に日系移民が梅干をアプリコットで作ったものをチャモイと呼んだと言われています。
メキシコ人はチャモイが大好きでマンゴーなどの果物にかけます。またチャモイとマンゴー味のキャンディーも売られているので、メキシコを訪れた際はぜひ試してみてくださいね。
ミゲリート
Miguelitoとは、メキシコシティ発のチャモイの製作会社の一つで、メキシコのチリパウダー製作会社で最大規模を誇る会社の一つ。 40年以上前から続く伝統の味と、生みだされ続けるチャモイやチリを使った製品が市民を魅了し、多くのフルーツ屋台に並んでいます!皆さんの近くの屋台にもMiguelitoがあるかチェックしてみてください!
衛生面は?屋台で食べても大丈夫?
海外の屋台での食事、ホテルやレストランで食べる食事とは違った良さがあるのは分かっていても気になるのが衛生面ですよね。おなかを壊してはせっかくの海外旅行も台無しです。ここでは屋台選びのポイントを解説します。
1.人が多い屋台は安全な可能性は高い
メキシコの屋台でもお腹を下してしまうというのはよくある話。ここでの基準の一つとして、「地元に住むメキシコ人で賑わっているか」確認しましょう。メキシコ人はお気に入りのお店ができるとそこに通い続ける国民性?クセ?があります。通い続けている人が多いなら、安全性も他と比べて高いと言えるのではないでしょうか?
2.果物の保存、日陰でされてる?
次にチェックするのは、屋台においてある果物が日に当たっていないかどうか確認すること。多くの屋台には屋根が付いていますが、そうでない屋台もありますし、あってもその隙間から日に当たっているなんてこともあります。
3.周りに異様なほどハエが集まっていないか
屋台の周辺にハエが多くいないか確認しましょう。数匹なら多くの場合問題はありませんが、多くいすぎるとそれは熟し過ぎている=腐る手前という事になります。周りのごみ環境なども参考にしてもいいかもしれませんね。メキシコの屋台のマンゴーはほとんどきれいに熟していますが、モノによっては熟しすぎているものもあります。
アクセス
いつも私が訪れるマンゴー屋さんの屋台はこちらになります。皆さんもお好みのマンゴー屋さんの屋台を見つけてみては?
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