トラヤカパンってどんなところ?
トラヤカパンは、モレロス州にある小さな田舎町です。町の70パーセントの人たちが農業に携わっているのだとか。
モレロス州の州都であるクエルナバカから、車でおよそ1時間半離れたところにあります。
メキシコシティからも気軽に訪れることができて立地もいい!
2011年から、“メキシコの魅惑的な町“(Pueblos Mágicos)に選ばれていて、古い歴史を持ちながらも観光業が盛んな魅力的な町なんです!
町を起こして観光業を発展させてきただけあって、町中にはお土産屋さんがたくさん並んでいます。魅力的な雑貨であふれているので、歩くだけでも楽しい!
もちろん食べ物屋さんも充実しているのでタコスはもちろん、地元の人たちの手作りクッキーやアイスも路面で販売されてます。
また、チリパウダーで味付けされたビールカクテル、ミチェラーダをはじめとして、メキシコを代表するお酒も売られているので飲みながら観光するとさらに雰囲気を味わえるかも!
トラヤカパンへのアクセス
公共バスか、タクシー含め車で行くのがおすすめです。
バスを利用する場合は、Xochimilco(ショチミルコ)にあるDeportivo(デポルティーボ)の前から70番のバスに乗ってください!
一人当たり48ペソで、タクシーを使うよりお得です。
同じところからタクシーを使った場合、300~400ペソかかります。
所要時間はだいたい1時間30分程度なので、日帰りでも十分!また、トラヤカパンにたどり着くまでの間に、サボテン畑がたくさん見れるので、移動時間も景色を見ながら楽しめます。シティから離れるにつれて景色はどんどん緑に!!
メキシコの道路はでこぼこしていて車がよく揺れるので、酔いやすい人は酔い止め必須です。笑
トラヤカパンの魅力①:教会巡りができる!
トラヤカパンにはなんと、およそ20個もの教会があるんです!
大きいのもあれば、小さいのもあり、メキシコシティの中心部にある豪勢な教会とは違った、トラヤカパンならではの雰囲気が味わえます。
(※私が訪れたときは、地震の影響で修復工事をしているため入れない教会もありました。2019年3月)
トラヤカパンの観光ツアーガイドに頼めば、車で主要な教会に連れて行ってもらえて、かつ各教会の歴史などを説明してくれます!
特に教会の中が見どころ。普段からミサが行われているので、地元の人たちが丁寧に飾り付けをしています。
トラヤカパンの魅力②:迫力満点な景色を一望!
トラヤカパンには、cerroと呼ばれる山がいくつかあります。最も有名なのは、Cerro del Sombreritoと呼ばれます。
この景色はメキシコの中心都市ではなかなか見ることができません。田舎でのんびりした空気を吸いたい人は必見です。
そしてなんと、ツアーに参加するとこの山に登れます!体力に自信のある人はぜひ挑戦してみてください!
山の上からはどんな景色が見れるのでしょうか?
そして、かつてトラヤカパン周辺に暮らしていたオルメカ人やナワトル人たちもせっせとこの山を登っていたとか、、、
トラヤカパンの魅力③:地元のカーニバルに参戦!
モレロ州には、スペインに征服される前から先住民によって行われていた、Chinelo(チネロ)と呼ばれるダンスが今もなお伝統として残っています。
Tlayacapan(トラヤカパン)、Jutepec(ジュペテック)、Tepoztlán(テポツトラン)、含めモレロ州にある8つの町で、1月から4月の間、チネロのカーニバルがおよそ3日ずつ開催されます。
町の人たちにとっては年の一大イベント!!
2019年は、トラヤカパンでの開催日は3月2日から5日でした。(年により変更する可能性あり。)
町の人たちが集まって、カラフルなマスクと衣装を着たダンサーと一緒に踊るカーニバルは、絶対に日本ではできない体験!メキシコ人は本当に踊るのが好きなんだと実感します笑
踊りはとても簡単で誰でも参加できるのでご安心を!地元の人たちとの交流も楽しみたい方は、ぜひカーニバルの期間に訪れてください!
そしてカーニバルの期間に関係なく、毎週日曜日の午後1時からは、町を代表するバンドによってチネロの音楽演奏が開催されます。メキシコで最も古くからあるバンドを引き継いで結成されたものと言われています。
まとめ
メキシコには観光にもってこいな、素敵な都市や町がたくさんあります。そして各場所によって大切にしている文化や伝統は様々。
メキシコ人にとっても穴場な田舎町、トラヤカパンで、愉快な音楽とのんびりとした空気を味わってみませんか?
ここでしか味わえないものがきっとあるはず!
コメントを残す