日帰り旅行におすすめ!テポストランとはどんな街?
モレーロス州に位置し、メキシコシティから約80㎞、なんと1時間ほどで行けるTepoztlán(テポストラン)。
メキシコ政府観光局から選定された、観光に適した魅惑的な街の「Pueblo Mágico」の一つです。
プエブロ・マヒコ とは、メキシコ政府観光局が主導し、他の関連部署と共に観光促進の為に設立したプログラムである。国内から魔法のように魅惑的な自治体を毎年選出するというもの。選出基準には美しい自然、豊かな文化遺産、歴史的な重要度などがある。
wikipedia より
アクセスの近さとフォトジェニックな街並みからメキシコシティ滞在者から大変人気な日帰りスポットで、週末や祝日は外国人だけでなくメキシコ人観光客でごった返します。
キレイな街並み以外にも、山を登らないと行けない先コロンビア時代のピラミッドもあり、ハイキング好きや遺跡好きにも必見のスポットです。
テポストランの行き方
メキシコシティからは、南方面バスターミナルからバスに乗っていけます。
メトロだとタスケーニャ駅(Taxqueña)のすぐ傍です。
時期やタイミングにもよりますが、バスのチケットは100~140ペソほどで買えます。
バス会社はPullman de MorelosもしくはOCCです。チケットカウンターか、ネットで早めに予約して安めに手に入れましょう。
テポストランのバスターミナルまでは1時間ほどで着きます。
テポストランまでの行き方は二つ。直行のバスに乗るか、クエルナバカ経由。
基本早いのは直行なのでそれに乗りましょう。
ただ、バスによってはクエルナバカ行きのバスに乗り、途中下車するものもあるようなので、寝過ごすことがないようにしましょう。
バスターミナルはかなり簡素なので見過ごさないよう気をつけてください。 分からないな、と思った場合は事前に運転手に行き先を伝えて着いたら教えてもらうようにしてもらうのも手ですね。
目の前にあるPemexのガソリンスタンドが目印です、
テポストランのバスターミナルから街の中心までは市内バスでも行けますが、景色を楽しみつつ歩いて行くのもオススメです。
大通りを真っすぐ歩いて15分ほどでセントロに着きます。
テポストランの魅力を3つご紹介!
街の中心を南北に通る5 de mayo通りが観光の拠点となります。多くのレストランやお土産屋さんが密集しています。
公園とメルカドの両脇の通りには露店が並んでいて、ちょっとした露市のようです。
オシャレな壁画もあって、歩いているだけで楽しめます!
5 de mayo通りを北上していくとミチェラーダやモヒートを売っているバーや露店が数多くあり、メキシコでは路上飲みが禁止されているのにもかかわらず、みなさん所構わず歩きながら飲んでいます!
路上飲みは禁止…です!
自由な雰囲気でリラックスできるのが魅力ですが、ただマリファナおじさんには気を付けましょう。
ゆるかわです!
Museo Ex Convento de Tepoztlánの門は、先住民文化のモチーフが豆や種で飾られています。圧巻のデザインです。
楽しみ方1:テポストランのおすすめインスタ映えするレストラン「Los Colorines」に行く!
外観が可愛すぎるレストラン、「ロス・コロリーネス(Los Colorines)」
カラフルでインスタ映えする見た目だけでなく、料理も美味しいと評判です!
立地も5 de mayo通りの中心にあり、アクセス抜群です。
後述する登山の前の腹ごしらえにピッタリです。
映え映えですね!
他にも、5 de mayo通りにはテラス席があるレストランが沢山あります。
どこも1食100ペソ前後と、リーズナブルな価格設定です。
2階のテラスで風に当たりながら食べるランチは格別です!
楽しみ方2:絶景!El Tepoztecoのピラミッドに登る
テポストランといえばここ!テポステコ(El Tepozteco)の遺跡です。
メソアメリカ文明後古典期のピラミッドで、メキシコの伝統的なお酒プルケの神様テポステカトルの神殿があったと言われています。
プルケ(Pulque)は酒の一種。リュウゼツラン科の植物の樹液を発酵させて作る、メキシコの伝統的な醸造酒である。メキシコ高原ではイスタク・オクトリ(白い酒)とも呼ばれる。アルコール度数は4パーセント前後であり、あまり日持ちがしないため多くは産地の近くで消費される[1]。アガベから作られる上質のプルケはプルケ・フィノと呼ばれ、それ以外の種で作られたプルケはプルケ・コリエンテ(普通のプルケ)、トラチケと呼ばれる。醸造されたプルケは粘液質の白い液体だが、アニスやトウガラシなど香辛料を入れるなど様々な方法で加工されて飲まれる[1]。また、糖蜜や果汁を混ぜた甘いプルケはテパチェと呼ばれる。
https://ja.wikipedia.org/wiki/プルケ
街を見下ろす山の上にあり、規模は小さめですが、なんともロマンをくすぐるピラミッドです。
街の中心から1時間ほど、高さ600mを登山した先にあります。
5 de mayo通りをずっと北上していくとそのまま登山道につながります。
登山道にも山頂にもお手洗いは見当たらなかったので、先にトイレは済ませてから行きましょう。
道中では物売りが何人もいます。飲み物やお菓子、アイスクリームと、割と充実しています。商売根性に脱帽です。
人で大渋滞していて、ここが永遠に感じました。
段差がキツイとこも多くあります。
休憩をはさみつつ、こまめに水分補給をしながら進みましょう。
ようやく登頂すると、目の前にピラミッドがあります。
ここでチケットを買ってから入場です。
ピラミッドへの入場料は55ペソです。
学生と子供とご老人は無料です。
ピラミッドの上は観光客で埋め尽くされています。
人ごみの中でスリに合わぬよう注意しましょう。
ここは日陰がないので、日差し対策に日焼け止めと帽子とサングラスを忘れずに携帯しましょう。
また、登山と日差しでかなり汗をかきます。
着替えも持っていくと重宝します。
登頂したご褒美です。テポストランの街を一望できます。
先ほどまでいた5 de mayo通りが遥か彼方に見えます。本当によく登りました。
下りは膝がガクガクです。くれぐれも足元には気を付けましょう。
楽しみ方3:大人気アイス屋さん「Tepoznieves」を味わう
こちらもインスタ映え、テポストラン出身のアイス屋さんの「テポスニエベス(Tepoznieves)」。
独創的で豊富な種類のアイスクリームを提供しているのが評判です。
全国チェーンで、メキシコシティではコヨアカンやコンデサなどにもあります。
テポストランでは4店舗あり、中でも本店は巨大で、内装が大変綺麗なのでおすすめです。
定番の味から、”Nieve de dioses”(神々のアイス)シリーズ、そしてチリを使用した辛いアイスなど、とにかく種類が豊富すぎて迷うこと必須です。
個人的にはOración a sue味(ロンポぺ、チェリー、ナッツ、ビターチョコレート)が美味しかったです。
本店の内装の様子です。
死者の日の祭壇や、ソチミルコの船、土着文化のフェスティバルで使うマスク、踊る骸骨達、などなど、カラフルでメキシカンなデコレーションで店中が飾られています。
内装もさることながら、アイスクリームも絶品で、登山で疲れた身体を癒してくれる最高の場所です。
リピーターが続出するのも納得です。
店名:Tepoznieves
住所:Av. Revolución 21, San Miguel, 62520 Tepoztlán, Mor., メキシコ
電話番号:+52 739 395 5184
営業時間:8:00~20:00
店休日:年中無休(要確認)
最後に〜テポストランに行ってみよう!〜
いかがでしたか?
メキシコシティからアクセスもよく、日帰りで楽しめるスポットなので休日や観光で1日空いているけど何しようかな?と考えている時にお勧めの場所です!
ぜひいってみて下さいね!
4itasR
店名:Los Colorines
住所:Del Tepozteco 13, Santisima Trinidad, 62520 Tepoztlán, Mor., Mexico
電話番号:+52 739 395 0198
営業時間:9:00~21:00
店休日:年中無休(要確認)