新型コロナウイルス対策:メキシコ米国国境における移動の一時的制限が発表

メキシコ米国国境における移動の一時的制限が発表

3月20日、メキシコとアメリカの国境における移動の一時的制限が発表されました。

メキシコ政府及び米国政府の発表によると、両国政府は新型コロナウイルス対策を発表。

メキシコと米国間の国境における個人的な観光やレクレーション等を目的とした不要不急の移動を制限することに合意しました。

しかし、この制限は、国境を越えて就労する者や経済活動を目的とする者、医さ薬品の購入や緊急時の出入国は対象外です。

そのため、両国間の通商及び経済関係において必要と見なされる移動については,引き続き保障されるとのことです。

この制限は,3月21日00:01(米時間帯EDT)から,30日間実施されます。

在メキシコ日本国大使館の配信より

3月20日、米国政府及びメキシコ外務省から、メキシコと米国間での新型コロナウイルス対策に係る共同イニシアティブに関するコミュニケが発表されました。概要は次のとおりです。

メキシコと米国間の強固な関係及び緊密な協力により,両国間の国境地域は非常に生産的な地域となっている。我々は,両国国民の健康及び安全を重視しており,国境地域におけるオペレーションについて両国政府が共同決定を下す際の最優先事項としている。

メキシコと米国間の強固な通商関係に鑑み,両国が現在の世界的・地域的衛生状況に対抗するには両国の通商及び経済を保護し且つ国民の健康を確保するための特別な措置が必要である。新型コロナウイルスの感染拡大を阻止するには,両国共同での努力が必要であり,メキシコと米国国境付近における移動が制限されることによる経済的影響に対処する必要があることを我々は認識している。

また,両政府は,食料,燃料,医療,生命の維持に係る医薬品など最低限必要なサービスは国境地域の両国国民に毎日届けられなければならないことを認識している。

必要と見なされる国境を越える移動については,この期間においても,制限を課されることなく引き続き行われなければならない。

そのような真に必要な移動が引き続き行えることを保障するため,両国は一時的にメキシコと米国国境における不要不急の移動を制限する。

不要不急の移動とは,観光やレクリエーション目的のものを含む。また,国民に対し,予防策として不必要な他人との接触を避けるよう推奨する。

以上の共同イニシアティブは,メキシコと米国国境において3月21日土曜日00:01(米国時間帯EDT)より開始され,30日間運用される。

これは,事前の通告により延長される可能性がある。

現在のメキシコのコロナウイルス対策

3月20日現在,メキシコ保健省の発表によれば,メキシコにおける新型コロナウイルス感染症例等は次のとおりです。

  • 感染症例数:203名
  • 感染による死亡者数:2名
  • 累計治癒数:3名

さらに詳しい情報は下記より。

参考

在メキシコ日本国大使館の配信メールより。

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