ポポカテペトル山って、どんな山?
皆さんは、ポポカテペトル山をご存知でしょうか??
メキシコにあるポポカテペトル。この山はメキシコ人のみにならず、メキシコの富士山として日系人にも慕われています。そんなポポカテペトル山には昔から伝わる神話があるのをご存知ですか?ポポカテペトルは、UFOの聖地という側面も併せ持つなんとも不思議な山。そこで今回はこの山について解説します!
メキシコシティの人々からは「ポポ」と呼ばれ親しまれているこの山、メキシコシティから南東部に位置し、メキシコ州、モレロス州、プエブラ州の州境にあり散歩、登山、スキーや景色を楽しめます。
標高5,426mの頂上まで登るのはそれほど難しくはありませんが、片道に最低6時間はかかり、メキシコでは2番目の高さを誇っています。そして、形がとても美しく、日系人からはメキシコの富士山と呼ばれているんです!
ポポの正式名称である「ポポカテペトル」は、アステカの言語で「煙る山」という意味です。
ポポカテペトルは活火山であり、1994年以来、噴火活動が再開しているため、煙が立ち上っていることがよくあります。最近では2013年に本格的な動きがあり、噴出された灰が空を覆い、飛行機もこの付近を通ることができませんでした。
↓ちなみにメキシコでの山の高さランキング↓
1 | オリサバ山(シトラルテペトル火山) / Pico de Orizaba (Volcán Citlaltépetl) | 5,636m | トランス・メキシコ火山帯 | プエブラ州、ベラクルス州 |
2 | ポポカテペトル火山 / Volcán Popocatépetl | 5,410m | トランス・メキシコ火山帯 | メヒコ州、モレロス州、プエブラ州 |
3 | イスタクシウアトル火山 / Volcán Iztaccíhuatl | 5,230m | トランス・メキシコ火山帯 | メヒコ州、プエブラ州 |
4 | ネバド・デ・トルカ(トルカ山) / Nevado de Toluca (Volcán Xinantécatl) | 4,690m | トランス・メキシコ火山帯 | メヒコ州 |
5 | ボルカン・マリンツイン(マリンツイン火山、ラ・マリンチェ) / Volcán Matlalcuéyetl (La Malinche) | 4,430m | トランス・メキシコ火山帯 | プエブラ州、 トラスカラ州 |
メキシコに古くから伝わる伝説とは?!
では、なぜ標高一位のオリサバ山(シトラルテペトル火山)よりも、ポポカテペトル山がメキシコ人から愛されているのでしょうか?
それは、古くからメキシコに伝わる伝説があります。
今回はメキシコ観光さんからの情報提供を頂きました。以下、ご覧下さい!
~ポポカテペトル山とイスタシワトル山の伝説の話~
まだ、スペイン人がメキシコに来る前の話です。色々な説があるので2つ書かせていただきます。
伝説その1
その当時メキシコには色々な部族がおりました。
これは、アステカ族(AZTECAS)とトラスカルテカス族(TLAXCALTECAS)の悲しい恋の物語です。
当時、一番大きな「アステカ」は一番権力を持ち、現在のメキシコ中央高原を牛耳っておりました。
多くの民俗はそんなアステカに言われるがままの膨大な税金を納めており、圧迫感を感じておりました。
何故ならばその税金でアステカ族はとても豊かな生活をしていたからです。
そんなある日、トラスカラ族(TLAXCALA)の王が自由を求め戦争する決意を決めました。
日頃からアステカに支配されている事に我慢ができなかったのです。
こうして、アステカ族とトラスカラ族の激しく大きな戦争が始まりました。
イスタシワトルはトラスカラ族の若く美しいトラスカラ族の姫、ポポカテペトルは普通のトラスカラ族の戦士です。
未分の違う二人ですが、お互いとても愛し合っておりました。
ポポカテペトルはアステカ族との戦争が始まる前にイスタシワトルの父(トラスカラ族の王)に戦争が終わり無事に帰ってきたらイスタシワトルと結婚をしたいと申し出ました。
王の回答は今回の戦争で大きな活躍を果たすのであればと了解しました。
ポポカテペトルはアステカ族を次々と倒し、見事トラスカラ族は勝利を得ました。
待ってくれているイスタシワトルの元へポポカテペトルは急ぎました。喜びを一緒に分かち合い、結婚をするからです。
真っ先にイスタシワトルの父親、王への報告に行きました。
王はポポカテペトルの姿を見て驚き悲しみました。何故かと言うと、二人の結婚に嫉妬心があった他の戦士からポポカテペトルは戦死したと言う情報をもらっていたからだ。
その嘘の情報をイスタシワトルが聞いてしまい、悲しみのあまり飲まず食わずで
亡くなってしまいました。そう、イスタシワトルは亡くなっていたのです。
ポポカテペトルは悲しみの余り雪が降る中、彼女を抱え、丘に登り雪で埋もれるまで見届け、自分もその場で死にました。
翌日、大きな山が現れその場の住民は驚いたとの事です。
伝説その2~
その当時メキシコには色々な部族がおりました。
アステカ族の皇女イスタシワトルはトラスカラ族の戦士ポポカテペトルと恋に落ちました。
二人は結婚をしたいと願いましたが、未分が余りにも違う為イスタシワトルの父アステカ王は二人の結婚を許しませんでした。
二人は駆け落ちをして、色々な村・町を訪れましたが当時権力のあったアステカ王はこの二人を助けてはならないという警告を流し、行く先々で彼らは誰からの助けも無く、最後には二人で死ぬ決意をしました。
イスタシワトルは自分が生まれ育ったアステカの都テノチティトラン(現在のメキシコシティ)、ポポカテペトルは生まれ育ったトラスカラが見える丘にて死んで行きたいと話し合い、丘に登りポポカテペトルはイスタシワトルが雪で埋もれ死ぬまで見届け、自分もその場で死にました。
翌日、大きな山が現れその場の住民は驚いたとの事です。
引用:cityexpress
この伝説の山は現在でもメキシコシティとトラスカラ間に見えるイスタシワトルとポポカテペトルという山です。
イスタシワトルは雪が降っているときは本当に女性が横になりシーツを掻けたように見え、そのイスタシワトルをポポカテペトルが抱いているようにも見えます。
ポポカテペトルはメキシコ富士とも日系人に言われる美しい火山で2000年にも大きな噴火を起こしました。彼の燃えるような恋が火山となっているとも言われております。
【都市伝説】ポポカテペトルにはUFOがいる⁈
ポポカテペトルでの目撃情報
実はメキシコはアメリカと同じようにUFOが現れる国として有名なのをご存知でしたか?
そして、このポポカテペトルがUFOの聖地とも呼ばれているのです!メキシコはUFO目撃の多い国ですが、特にポポカテペトル山付近でのUFO目撃が多いからとのこと。
まずはこちらの動画をご覧ください。
いかがでしょうか?火口にUFOが突っ込んでいくのが分かると思います。そのために火口の底には宇宙人の基地があるのではないかと都市伝説が生まれたのです。
それを裏付けるかのように、ある専門家の分析によると、飛行機よりも速いスピードで突入しているとのこと。真偽の程は定かではありませんが、少しわくわくするような感じですね!
ポポカテペトルの頂上は飛行禁止なのに…?
また、ポポカテペトルは活火山のため頂上から20キロ以内は飛行禁止区域となっています。
このため、ポポカテペトル火山で撮られたUFOは原則、航空機やヘリコプターの可能性を最初から排除できます。では、観測用の定点カメラで捉えられた、加工に突っ込む飛行物体とは…?
またメキシコでは、観測用の定点カメラは、第三者が加工がないため、信頼のおける撮影と言われていることから、火口に突っ込む巨大UFOが、本当に撮影されたのだと当時は話題になったそうです。
引用:怪奇動画ファイル
UFO好きなあなたは、この写真を見たことがあるかもしれません。これは2000年に撮影された有名なUFO写真です。なんと噴煙に向かって飛行するUFOが捉えられています。
実はこれ偶然に撮影されたもので、撮影者がたまたま写真を撮っており、その時は一瞬まばゆい光が横切ったようにしか見えなかったのですが、現像してみると、UFOが写っていたので驚いたということです。
この写真は露出時間を長くして撮影していたので、UFOが飛行している軌跡まで綺麗に写されています。急激にターンをしている動きをしていることから、飛行機や隕石などではないことは明確ですが、これも真偽のほどはいかがでしょうか?
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ポポカテペトルは日系人にも愛され、古くからメキシコ人にも愛されている山でした。
機会があれば、行ってみてもいいと思います!ポポカテペトルはプエブラのチョルーラからきれいに見ることができますよ!
プエブラを訪れた際はぜひともメキシコの富士山を感じて下さい!
ポポカテペトル火山で噴火発生
9日朝、メキシコ首都近郊のポポカテペトル山で爆発的噴火が起こり、赤黒い噴煙柱が火口上空3000メートルに到達するようすがとらえられました!
この噴火に伴って、最大マグニチュード(M)1.4の火山性地震が90分間観測されたといいます。
年間を通じて活発な噴火活動を続けているため、常時、火山から半径12キロ以内への立ち入りが規制されているが、標高が高いため、首都からも活動がよく見えることができます。昨年6月3日の大爆発では噴煙の高さが1万1300メートルに達して雲を突き抜け、航空機の巡航高度を超えたほど。
同国防災機関(CENAPRED)によると、9日の爆発は現地時間6時31分に発生しました。朝日を浴びて赤く染まった噴煙柱が3000メートル上空に噴出したと発表しています。
コメントを残す