【11/26更新】日別感染者が急増中…。新型コロナ最新情報|国内の感染状況、都市別に信号を解説!

スパングリッシュとは?メキシコとアメリカのスペイン語と英語のミックス言語を深掘り解説!

【新規感染者が爆増…。新型コロナ最新】

メキシコの新型コロナウイルスの最新情報を掲載しております。2020年11月25日現在、感染者は1,070,487人に上り、国内全土で感染が拡大しております。

▼11月の経済活動再開の指針は?▼

今週の移行でチワワ州とドゥランゴ州が赤色信号に…。詳しくは、下記の記事をご覧ください。

【新型コロナ】11月23日~11月29日のメキシコ信号情報|感染拡大に伴い信号が逆戻りに

みなさんこんにちは!

メキシコではスペイン語が使用されているのは皆知っていると思います。

そしてメキシコは実はスペイン語母語話者数が一番多いんです!

他にも先住民の言語(ナワトル語、サポテカ語など)も多くあります。

言語と呼ぶか方言と呼ぶかの議論はあるかと思いますが、今回は様々な言語がある中で、スパングリッシュについて触れたいと思います!

スパングリッシュ(Spanglish)とは?

スパングリッシュ(Spanglishという単語を聞いたことがありますか?

スパニッシュ(Spanish)とイングリッシュ(English)が組み合わさったものです。

特にメキシコ北部とアメリカ南部の国境付近でよく話されています。

アメリカではラテン系の移民の子孫や、米墨戦争の際にアメリカに組み込まれた旧メキシコ領の住民の子孫などがヒスパニックと呼ばれています。

スパングリッシュ
スパングリッシュ

2010年の米国勢調査局によると、ニューメキシコ州、テキサス州、カリフォルニア州にヒスパニックが多く暮らしています。

アメリカ全体では5000万人を超えており、人口の16.3%を占めています。

いままでヒスパニック、ラテン系というのはアメリカの人口層のなかでは少数でしたが、いまでは黒人の人口を超すほどアメリカ内では存在感が増した層になりました。

彼らが主にアメリカでスパングリッシュを話しているようです。

国境付近の接触のある地域でよく話されていることがよく分かります。

スパングリッシュはどういう使い方?

決まった文法などは特にないようで、文単位や単語単位で交差しているようです。

実際、私がメキシコで受けていた授業の先生はスパングリッシュを話していて、授業中に2言語がスイッチしていることがよくありました。

すごく簡単な文ですと

Hola, good morning, cómo estás?

のようにスペイン語を英語が混ざって聞こえます。

面白いのが、スペイン語の文法上正しくないものも使われています。

Ella espera a su profesor. が正しいのに対して

Ella espera por su profesor. という人もいるようで、

これは英語の She waits for her teacher. をそのままスペイン語に当てはめたものが使われているようです。

このようにスペイン語の文法上の正誤は関係ありません。

そもそもメキシコのスペイン語は英語が少し混ざっているのでスペインとの違いも分かると面白いと思います!

私が暮らしていたグアナファトでは英語が挟まったりすることはほぼなかったのですが、単語単位では影響を受けている部分は大きくありました。

例えば「駐車する」ことをparquearといったり、チェックすることをchecarといったり!

ちなみにメキシコシティでは駐車するは普通に「estacionar」を使います。

メキシコの中部にも普及しているものもありますね。

スパングリッシュを話すヒスパニックのアイデンティティ

Binet Latino

メキシコ系アメリカ人のコミュニティ内でスパングリッシュがアイデンティティにどのように関係しているかも議論になっています。

基本的な機能として言語はアイデンティティを表すとされています。

彼らは二文化の中に自分を見つけ、一方の言語ではなく、スパングリッシュという混成言語はその結果であると言っている人もいます。

また、最近はヒスパニックという言う方は、出生地に関する事なので人権上好ましくないという議論がアメリカ国内で活発化しています。

また、特にヒスパニック自身からも2世、3世にもなって祖父母やそれ以上の上の世代の出生地が自分たちのアイデンティティになっていることに対しても抵抗があるようです。

よって、最近ではヒスパニックからラティーノという呼び名に代わってきています。

現に2010年に行われたアメリカ国勢調査ではヒスパニックではなくラティーノと表記されるようになりました。

スパングリッシュはドン・キホーテにも登場していた?!

おなじみのスペイン文学『ドン・キホーテ』を皆さん知っていると思いますが、実はスパングリッシュ訳もあるんです!

軽い紹介動画です!

冒頭の一説を紹介しようと思います。

In un placate de la Mancha of which nombre no quiero renombrarme, vivía, not so long ago, uno de esos gentleman who always tiene una lanza in the rack, una bucklar antigua, a skinny caballo y un greyhound para el chase.

やはり、スペイン語と英語が混ざっていますね。

この訳がないと読めない!という人はいないとは思いますが、スパングリッシュを一言語としてアピールしていたのでしょうか。

映画「 スパングリッシュ 太陽の国から来たママのこと 」

「スパングリッシュ 太陽の国から来たママのこと」という映画があります!

スパングリッシュという言語そのものを扱っている訳ではないですが、メキシコからアメリカに移住した人たちのドラマが描かれています。

それぞれの葛藤なども見ることが出来ると思います。

最後に

他の地域のスペイン語にも興味が出てきたらぜひこの本を読んでみてください!

 

メキシコで過ごしていると多かれ少なかれ英語の影響を感じると思います。

そこがスペインにはないメキシコの良さだと感じています。

私は言語の多様性は重要であると考えていて、

スパングリッシュに関して言うと、話者がもっと増えていきそうなので、今後のスパングリッシュの立場に注目していきたいと思います!

もし該当地域を訪れる機会があったらぜひ言語にも注目してみてください!!

参考文献

岡本信照.(2018).スペイン語の世界

Rothman, J., & Rell, A. B. (2007). A linguistic analysis of Spanglish: Relating language to identity. Linguistics and the Human Sciences, 1(3), 515-536.

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