【最新】8月第1週の新型コロナウイルスの状況。感染止まらず死者数は世界3番目へ。

【治安】メキシコシティ高級住宅街で警察長官がカルテルに狙われた事件が発生。犯人のCJNGとは?

8月第1週のメキシコの活動再開は⁈

メキシコの新型コロナウイルスの最新情報を掲載しております。2020年8月2日現在、感染者は439,046人に上り、国内全土で感染が拡大しております。

メキシコの感染者は世界7位、死亡者数は世界3番目になってしまいました。まだ収まる気配はありません。

▼8月第1週の経済活動再開の指針は?▼

今週より再びメキシコシティはオレンジ信号に。詳しくは、「メキシコのコロナウイルス感染者数と対策まとめ」の記事をご覧ください。

【新型コロナ】8月3日~8月9日はどうなる?感染者数やメキシコシティとグアナファト州の対応のまとめ

メキシコシティで警察とカルテルが衝突

6月26日の早朝6時38分、メキシコシティのチャプルテペック地区においてメキシコシティ治安長官をターゲットとした攻撃が行われ、メキシコシティ警察とカルテルとの間で銃撃戦が発生しました。この事件により、複数の死傷者が出るなどの被害が出てしまいました。

一体何が起きたのでしょうか。簡単ではありますがまとめました。

何が起きた?

メキシコシティ市長クラウディア・シェインバウム市長ら複数の発表によると、6月26日の早朝6時38分頃にEl secretario de Seguridad Ciudadana de la Ciudad (SSC)の長官であるOmar Garcia Harfuch氏 (@OHarfuch)をターゲットとした攻撃がありました。

標的とされたOmar Garcia Harfuch氏には3発の銃弾と、戦闘中のガラスの破片での複数の傷を負う被害となり、2名のガードマンと付近を散歩をしていた一般女性の1名の計3名の死者を出し、その他複数の人が被害に遭いました。今回の事件に関わった12名が逮捕されました。

今回の事件で大きな注目を集めたのは、メキシコシティで長官を標的とした攻撃がなされたのは前例がなかったこと、そしてメキシコシティ内でも治安が非常に良いとされるコロニアで事件が起きたという点です。

今回の事件となった場所は、colonia Lomas de Chapultepec, alcaldía Miguel Hidalgoです。

ここは、チャプルテペック公園の西、ポランコ地区の南に位置しとても静かな地域としてメキシコシティの中でも有名。外国大使館などが点在する高級住宅街。

今回の事件はそんな静かな地区で突然起きました。

当日メキシコシティ市長のクラウディア・シェインバウム市長との会議のためメキシコシティ中心部まで移動中でした。

Omar氏が移動を遮る用に止められたこのCarsoグループの車両が犯罪に使われた。(Foto: SSC CDMX)

今回の事件は、その移動中に起きました。まず写真のように、一台の車が進行方向よりやってき、道の進路を塞ぎました。

今回被害に遭ったOmar氏はメキシコシティのEl secretario de Seguridad Ciudadana de la Ciudad (SSC)の長官。

2019年10月より現職につきました。現在、メキシコシティの警察の事実上トップのあたります。

次の麻薬王と呼ばれるCJNGとはどんな組織?

今回の事件を起こしたのはハリスコ・ニュージェネレーション・カルテル(CJNG)と呼ばれている組織。麻薬カルテルは一時よりも勢力は落ちて来ていると言われていますが、omar氏によると、ナルコスは未だに麻薬ビジネスのよってメキシコ国内における勢力を伸ばし続け、特にメキシコシティ内でもそれが顕著と主張していました。

CJNGはカルテル・ミレニオと呼ばれ、元はシナロアカルテルと同盟を結びメキシコの一大勢力でした。シナロアの全盛期にCJNGの前身であるカルテル・ミレニオがシナロアの分派といった形で協力していたとのこと。

そんな2009年に、カルテル・ミレニオの2人のリーダーが、亡くなったり逮捕されたあと、2派に分裂。

ハリスコ州の地方警官の経験があったネメシオ・オセゲラ・セルバンテスと、彼の義兄であるアビガエル・ゴンサレス・バレンシアにより創設されたと言われています。

CJNGのリーダーのネメシオ・オセゲラ・セルバンテス(通称エル・メンチョ)は警察官として働いた経験から、メンバーは軍隊式に統率が取れ、凶暴であるが政治家や警察そして軍隊にも資金力でものをいわし、僅か10年でメキシコのカルテルの一翼を担うまでに成長したとのこと。

メキシコの麻薬界では、シナロアのホアキン・グスマンが有名でしょう。Netflixなどでも番組がある、あのエル・チャポです。その彼に次ぐメキシコの麻薬王はCJNGのエル・メンチョと呼ばれているのです。

メキシコの治安は悪化しているのか?

メキシコでは現在麻薬カルテルを一掃しようとする動きが活発になっており、それに対する報復活動も多く行われています。かつ麻薬組織は排斥の動きがあるにも関わらず勢力を拡大するなど、特にCJNGはシナロアに変わるメキシコの代名詞的麻薬カルテルになるなど勢力図が変わってきています。

メキシコのセラヤでは麻薬カルテルの暴動なども起きました。

さらに昨今は新型コロナウイルスの影響で不安定になった経済状況から治安の悪化も不安視されています。

メキシコ在住の皆さんはお気を付け下さい。

参考:https://www.bbc.com/mundo/noticias-america-latina-53198159

https://www.msn.com/ja-jp/news/world/米国も最警戒%E3%80%82麻薬王が擁するメキシコ麻薬カルテル「シナロア」を凌ぐ新興勢力「cjng」/ar-BB101xi7

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