みなさんこんにちは!
メキシコに住んでいて、日本食を食べたくなると思いますが何が一番食べたくなりますか?
寿司や海鮮!と答える方もいるとは思いますが、ラーメン、特に「家系ラーメン」はいかがでしょうか?
豚骨や鶏ガラから取った出汁に、醤油のタレを混ぜた「豚骨醤油ベース」のスープ、太い中華麺に、ホウレンソウ、チャーシュー、海苔のトッピングで構成されるあのラーメン。
若者に絶大な人気を誇る家系ラーメンが、メキシコで食べられるって知っていましたか?
今回はそんな激うま家系ラーメンが食べられるアグアスカリエンテスの「麺やカブキ」を紹介します。
麺やカブキってどんな店?
麺やカブキは、2018年9月29日から営業しているメキシコのアグアスカリエンテスにあるラーメン店です!
日本人オーナーが家系ラーメンを中心に皆様が慣れ親しんだ本物の日本食をご提供する事をコンセプトに運営しています。
カブキは、水上さん(左)と堀内さん(右)が共同で経営しているラーメン店です。二人の出会いはまさに運命的。
それは毎年4月中旬から5月初旬の約3週間にわたって開催される、メキシコ有数のお祭り「Feria de San Marcos」でした。
自分でビジネスをしたかったという堀内さんがそのサンマルコス祭りでお好み焼きの屋台を出していた時に水上さんと出会いました。そこから4ヶ月、面識のない状態からお店のオープンまでしてしまうスピードで開店を成し遂げたのです!
二人の共通点は、メキシコ国外にもありました。二人ともグアテマラのアンティグアに滞在した経験があり、当時アンティグアにあった日本食レストランKABUKIの名前をオーナーから引き継ぎ、自分たちの共通項であるこのKABUKIをレストランの名前に命名したのだとか。二人の運命が重なった店がこの「麺やカブキ」なのです。
▼サンマルコス祭りについてはこちらから▼
こちらが麺やカブキの内観。テーブル席に加え、ラーメン屋ならではとでも言いましょうか、カウンター席もあり一人でも来やすくなっています。お客さんは、日本人のお客さんが昼も夜も訪れるようです。
(現在はコロナ感染予防対策の為、座席間の距離を開けています)
スープが終わり次第、営業時間よりも早く閉店する場合がございます。
麺やカブキのメニューをご紹介!
それでは、麺やカブキのメニューを紹介していきたいと思います。
麵やカブキは麺類が主力。日本と同じようなラーメンを楽しめる店はメキシコにもそうそうありませんよね。
メニューにもあるように、ラーメン、つけ麺、うどん、激辛ラーメン、油そばと数多くのラインナップを取り揃えています。そして、家系ラーメン店には必須のライスもありますね!
カブキのおすすめ1:家系ラーメン+ミニチャーシュー丼
その中でもおすすめは、タイトルでもおすすめしている通り、家系ラーメンです!家系ラーメンは、皆さんが想像するあの家系、まさに日本の味を踏襲した本格派です。
本格家系ラーメンを提供しているのは、おそらくメキシコではこのカブキだけでは?
あの、一回ハマったら中毒になってしまったかのように食べ続けたくなるあの味。満腹になって、もういいや…と思うのに次の日には食べたくなる、あの味です!!やはりこのメニューがカブキの王道、常連客も数多くこの家系ラーメンを注文されるんだとか。
そんな家系ラーメンにハマってしまった二人がこのカブキのオーナーたち。「THE・家系」と言える、ガチガチの豚感のあるスープ、日本人が食べて納得する家系ラーメン、是非一度食べてみて下さい!きっと虜になります…!
試作を重ねて作り上げた豚感のあるスープに中太麺、この組み合わせは言わずもがな、絶品です。
一回食べたらお客を離さない!それだけやみつきになってしまうと語る水上さん。
オーナーから話を聞くと、日本人の駐在員に絶大な人気を誇っているんだとか。確かに家系ラーメンを食べたくなるのは、若い世代の男性ですよね。出張の時には必ず寄ったり、週一回は必ず来たり、他州からくるお客さんもいるそうで…。ラーメンマニアのフットワークはやはりとても軽いですね(笑)
そして、家系ラーメンにはライスがつきものですよね!
カブキにはライス・チャーシュー丼・ラー丼がご飯類のラインナップとして販売されています。ラー丼は後ほど紹介したいと思うのでここでは省きますが、家系ラーメンにはやはり米でしょ!!ということで、セットメニューで注文するのも忘れずに。
味の濃いものが大好きな?メキシコ人にも、カブキのラーメンは大人気なんだそう。新型コロナウイルスで日本人の出張者が減ってしまってからは、その分地元の人たちが食べに来てくれるようになったんだとか。
Aguascalientesのサッカーチーム”Necaxa”の選手、関係者、その他プロスポーツ選手など有名人にも来るようになった人気店の味、ぜひともご賞味ください!
ちなみにメキシコ人に大人気なのは、激辛ラーメンディアブロ。ただ辛いだけではなく、旨辛!だそうです。中本のように、これにドはまりする人も多いんだとか。
辛い物好きの人は、是非頼んでみて下さい!
カブキのおすすめ2:つけ麺
次にお勧めするのは、つけ麺です!
つけ麺といっても、ただのつけ麺じゃないんです。何より、こだわりがすごい。そのこだわりをご紹介します。
魚介強めの豚骨醤油スープ!
カブキのつけ麺のスープは、先程紹介した家系ラーメンのスープと異なります。
魚介の風味をより強く感じられるというのがミソ。
スープもたれも独自に開発している中、更にアレンジを聞かせて魚介をより感じられる配合を追求したこの一杯、必食ですよね!
麺は極太麺!!メキシコで食べたことありますか?
これもメキシコのラーメン店とは異なります。家系ラーメンの麵ももちろんオリジナルですが、家系ラーメンの麺はいわゆる中太麺。つけ麺にはつけ麺専用の極太麺を採用しています。
メキシコで中太麺や極太麺、食べたことありますか?メキシコでは細麺や中麺はよく見ましたけど、たしかに中太麺、ましてや極太麺は食べたことありませんでした。
麺が美味しい!というのがカブキのこだわりでもあります。お客さんからも、「麺が美味しい!!」との声もよくいただくようです。
堀内さんによると、メキシコといった標高が高い地域では、麺、特に太麺の茹で加減の調整はとても難しいんだとか。カブキのつけ麺は、あつもりで提供されます。スープ・タレとの絡みを考えてあつもりで提供しているそう。
そんな茹で加減・提供の仕方にもこだわりに詰まった麺をご賞味ください!!
丼ものにも注目!ラー丼が食べたい…!
先ほど、家系ラーメンにはミニチャーシュー丼がおすすめ!とお伝えしました。実は、気になっているメニューが一つあるんです。
それは、「ラー丼」。ご飯に、チャーシュー・ネギ・ノリ・ほうれん草・豚骨醤油のタレが掛かっている家系ラーメンの丼verです。
これはもともとカブキのまかないでしたが、それがグランドメニューにのったもの。
米をメインに食べたい…!っていう時にはいいかもしれませんね。
最後に
いかがでしたでしょうか?
メキシコで家系ラーメンが食べられるのって珍しいですよね?それに、麺も中太麺につけ麺は極太麺。日本で病みつきになったあの味、メキシコ・アグアスカリエンテスでご賞味ください!
アグアスカリエンテス州政府の信号はまだオレンジですが、カブキは引き続き感染対策を十分に行った上で、店舗内飲食もできますので、安心して訪れることができます!
最後に、共同経営者の水上さんと堀内さんからメヒナビ読者の皆様に一言頂きましたのでぜひご覧ください。
日本と変わらないクオリティーのラーメンに自信ありです!一回食べたらご納得いただけるかと存じます。まずは一度お越しください!営業時間や新メニュー情報は、Facebookと当店ブログで発信しておりますのでそちらも是非チェックしてみてください!
ただ辛いだけじゃない。旨辛!!のラーメンディアブロが皆さんをお待ちしております!!
店名:麺やカブキ(Kabuki -Restaurante japonés-)
住所:Av. Aguascalientes Pte. 436, La España, 20210 Aguascalientes, Ags., メキシコ (Plaza Sharasu内にございます)
営業時間:*当日スープ在庫なくなり次第終了となります🙇🏻♂️
- 月金 12:00-14:30 18:00-21:00
- 土曜 12:00-21:00(LO20:45)
- 日 12:00-17:00(LO16:45)
問い合わせ:Facebookの店舗ページよりお問い合わせください。
家系ラーメン、メキシコ人にも大人気なんだそう。やはりRAMENは世界共通ですね!「IE-KEI」もそのうちみんなが知る単語になるのでしょうか…!