メキシコ滞在中に偽札に遭遇することも⁈疑ってかかれ日本人!
メキシコ生活において多くの人が経験するであろう偽札問題。悲しいことに現在メキシコでは偽札が普及しています。
それに、恐ろしいのは「知らないうちに偽札を持っていた」ということです。
知らないうちに偽札を使っていて犯罪に手を染めていた、なんてことも…。日本ではまず出会うことがない偽札、どうしたら見分けられるのかを皆さんと情報共有できればと思います。
2020年現在でも、メキシコシティや郊外の個人商店、屋台などで会計をするときはたま~に偽札に出会っています。(日本人だから?)
そのため、まず大切になってくるのは、「メキシコには偽札があるんだ」という意識を持つことです。
日本はなんでも整備されているので日本人は「危機管理能力」が世界的にみてかなり意識が低いのが現状です。
ですが、世界は日本基準ではありませんのでまず意識から変えていきましょう。
なぜ意識からなのかと言いますと、人とは不思議で意識していないものはたとえ視界に入っていても気がつきません。その人間の心理を使ってお仕事をしているのがマジシャンやメンタリストというものになります。
今回の偽札だけでなく、治安に関しても同じ事が言えますね
偽札のターゲット、メキシコの紙幣はどんな種類がある?
では、本題に入ります。
メキシコの紙幣は
1000peso札、500peso札、200peso札、100peso札、50peso札、20peso札とありますが、
偽札として用いられるのが一番多いのが500peso札と200peso札になります。その一方、50peso札と20peso札の偽札は見たことがありません。
100peso札もそこそこありますが500peso札と200peso札に比べたらだいぶ少ない印象です。
2017年のメキシコ銀行のデータによると、335,591枚の偽紙幣が回収され、総額は1億2,200万ペソ(約7億1,166万736円)にもなったそうでうs。
銀行でお金をおろす&キャッシングの際は偽札が混じっていることはほとんどないと聞きますが、それでも念のためにチェックしてくださいね。
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気になるメキシコ紙幣の偽札の見分け方公開!
今回は200peso札で偽札かどうかの見分け方をご紹介します。
まず下記画像で指している破線の部分をご覧ください。
この破線は1000peso札、500peso札、100peso札にもあります。
実はこの部分だけお札が紙が二重になっており、二重になっていなければ偽札!!!です。
偽札は印刷しかしていないから二重になっていないのです。
確認の仕方は下記画像になります。
このように、両はしを指でつまんで内側に押してあげると二重になっているのが確認できます。
ちなみにこれは破線の上と下のどちらでも確認ができます。
これで二重になれば本物のお札であると判断ができます。
こうやって中に空洞ができるんですね!しかし、いちいちチェックしないといけないのも面倒くさいですが、お店でもらった時、ちょっと怪しいな?って思ったらしっかりその場でチェックを!
逆に偽札はどんなにつまんで内側におしても下記画像のようになります。
これは二重になっていないので偽札になります。今回は200peso札で行いまいたが,他の1000peso札、500peso札、100peso札も見分け方は同様になります。
また、その他にも、明らかに印刷がぼやけている・紙の質感が違うなどの場合もありますので、あれ?と思う機会がありましたらすぐに確認するようにしましょう。
現にメキシコではキシコでは、200ペソや500ペソのお札で払うと、店員さんはお札を透かして見たり、特殊マーカーで線を描いたり、ちょっとだけ破ってみたりもします。
ですので気にするときは皆さんも軽くチェックして問題ないですよ!
お札が偽物だと思われる場合は、銀行に持ち込むしかないのですが(偽札を保管できるのは、銀行だけ)、手続きに日にちが掛かりますので、その場でしっかりとした紙幣に変えてもらうのも短期滞在者にとっては一手かもしれません。
まとめ
- 偽札は100peso札以上の紙幣に多く見られる
- 見分け方は破線をチェック
- 二重になっていれば本物。一重なら偽札
上記の偽札はイベントやコンサートのお釣りでよく見かけますので、メキシコ生活を楽しく過ごすために偽札を意識してみてはいかがでしょうか?
かつてメキシコでイベントを企画・開催していたのですが、その時はなんと1/10が偽札でした。。騙そうとしたのかなぁ。。