バレーボール女子U20世界選手権!白熱試合観戦 in アグアスカリエンテスと、ありえないハプニング!

こんにちは。今回はメキシコのアグアスカリエンテスで行われた、『第20回バレーボール女子ジュニア世界選手権』の観戦の感想を書いていきたいと思います!

バレーボール女子ジュニア世界選手権とは!

ジュニア世界選手権とは、2000年1月1日以降に生まれた若い選手たちでチームが構成されている世界大会のことです。

参加チームは以下の通りです。

A組:メキシコ、アメリカ、イタリア、キューバ
B組:中国、ポーランド、エジプト、ペルー
C組:ロシア、トルコ、アルゼンチン、セルビア
D組:日本、ブラジル、ドミニカ共和国、ルワンダ

AからDの4組に分かれて総当たり戦を行い、各組の上位2チームが第2次ラウンドへ進み、その後セミファイナルとファイナル戦を行って順位を決める流れになっています。

そして私はこの世界選手権を生で観るためだけに弾丸でアグアスカリエンテスへ行ってきました。
私が観戦したのは、7月13日の対ブラジル戦と14日の対ドミニカ戦です。どちらの試合も白熱して大満足の試合でした!

13日、対ブラジル戦

両チームが登場してきた瞬間に思ったのは、「ブラジル人めっちゃ背高いな、、、。」でした(笑)
もちろんブラジルチームに限ったことではありませんが、やっぱり日本チームの選手たちは比較的華奢な体型で、パワーでは不利になってしまいます。
高身長外国人選手の速くて力強いアタックは、ブロックをすり抜けてしまうとなかなかレシーブするのが難しいのです。

バレーボール女子U20世界選手権!in メキシコ・アグアスカリエンテス

試合が始まり、高身長のブラジルチームに押され気味だった日本チーム。なかなか得点が追い付かずこのままでは流れを変えることができない、、、

と、ここでハプニングが。
メキシコの7月は雨期。1日に1度はスコールが降ります。試合中、雨が降ってきたなと思ったら、会場がざわつき始めました。

あれ、雨漏り???

なんとスタジアムの天井から選手が試合中のコートに水がポタポタと。
試合が中止され観客たちが笑っていたのもつかの間、雨漏りの量がどんどんひどくなり、雨漏りというよりは会場内にしっかりと雨が降っている状態に、、、。

みんなあきれているご様子でした。私も正直世界大会のスタジアムでこんなことが起こるとは思ってもみませんでした。

そしてさらに雨がひどくなると、スタジアムの何処かからミシミシと聞こえてきました。
何の音だろう、、、と観客たちがキョロキョロしだした瞬間、私が座っていた席からちょうど正面に見えていた向こう側の壁が水の重圧に耐えきれず、破壊されました。
突如目の前にウォータースライダーができたようでした。

こんなことってあるんですね(笑)
ケガ人は少なく済んだようです。私は以前行ったショッピングモールの天井も雨のせいで一部破壊されていたのを思い出して、メキシコの建築に不安を抱きました(笑)

そして約2時間後に試合は再開されました。

ハプニングがあっても日本チームは集中力を切らすことなく試合に挑みました。これを機に流れが変わりだし、ナイスプレーを発揮した結果見事ブラジルに勝利しました!

 

おめでとうございます!!

14日、対ドミニカ戦

 

ドミニカの選手たちは高身長なのは変わりませんが、細くて華奢な体系が印象的でした。

私の周りにはたくさんのメキシコ人が観戦に来ていて、隣の5人組のおばちゃんたちは日本チームのファンだったようです。「試合が終わったら選手と一緒に写真を撮りたい!」と言っていて、海外での試合でも日本を応援してくれる人たちがいて嬉しかったです!

 

後ろに座っていた小さい子も「Vamos! Japón!(いけ!日本!)」と応援をしてくれていて前日の雨漏り事件を忘れるほど幸せな気持ちでした!

バレーボール女子U20世界選手権!in メキシコ・アグアスカリエンテス

対ドミニカ戦はブラジル戦よりもスムーズに進んできました。女子バレーならではの粘り強さがみられ、ラリーが続いた時には会場全体が白熱状態に!
ここぞというときのアタックが決まった時には思わず私もガッツポーズをしていました。

そして日本勝利です!

 

この後日の試合を観ることはできませんでしたが、日本代表チームはフルセットの末ロシアに勝利し、さらにイタリアにも大逆転勝利をして、なんと世界一に!!

そして石川真佑選手がMVPに選ばれました。

【最終結果】(8位まで)
1位 日本
2位 イタリア
3位 ロシア
4位 トルコ
5位 ポーランド
6位 ブラジル
7位 中国
8位 アメリカ

バレーボール女子U20世界選手権!in メキシコ・アグアスカリエンテス

まとめ

2つの試合を通して感じたことは、

・日本人選手のプレーは他国の選手より丁寧なプレーで、狙ったところを確実に攻める正確さに長けている。
・日本人チームは監督を含めて相手をよく分析して作戦を練っている。
・苦しい状況でも冷静さを失わない精神力がすごい。

という3点です。
これらは体格に差があるからこそ生まれた強みであり、日本チームが勝つための秘訣であると私は思っています!!
特にフォームの美しさには、元バレーボール部員としてほれぼれします(笑)

素晴らしい試合をありがとうございました!

私はバレーボールが大好きなので、留学中に運よく試合観戦ができて大満足です。やっぱりスポーツは生で観るのが一番ですね!

またメキシコで大きな大会があれば観に行きたいと思います。

ありがとうございました!

 

是非メヒナビの記事のシェアをお願いします!▼

メキシコで働きませんか?

スペイン語を生かしたい…。今いる環境から一歩踏み出したいと考えているあなた。是非メキシコで働きませんか?

メヒナビでは現地の求人情報をお伝えしております。お問い合わせ、紹介はすべて無料。

まずはお気軽にお問い合わせを!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です