【6/13更新:感染者142,690名】メキシコの新型コロナウイルス感染者数と対策

ついにメキシコで経済社会教育等の活動再開へ

連邦政府は,新型コロナウイルス感染症に伴い現在制限されている経済社会教育活動の再開に関する方針を,概要以下のとおり発表しました。

【5月18日】第1段階:感染度の低い自治体(15州269自治体)における活動再開。

【5月18~31日】 第2段階:再開に向けた準備段階。建設,鉱業,運輸機材製造業(自動車産業等)は,この時点で「必要不可欠な業種」と位置付け,地域に関わらず活動再開を認める。

【6月1日】第3段階:各地域における活動再開について「信号情報」を導入。各地の「信号色」に基づいた規制解除を推奨する。衛生措置については引き続き実施する。

 

▼再開にむけて、メキシコシティとグアナファト州の対策を解説!▼

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メキシコ保険省よる推奨予防措置

・こまめに石けんを使用して20秒以上手洗いをする。特にトイレの後,鼻をかんだり,咳やくしゃみの後,それから食事の前。(水と石けんが利用できない場合はアルコール除菌(アルコール濃度70%以上を推奨)でも可。しかし,目に見えて手が汚れている場合には石けんで手を洗うこと。)
・洗っていない手で,目,鼻,口に触らない。
・症状のある人との至近距離での接触を避ける。
・症状があるときは外出しない。
・咳やくしゃみをする際はティッシュで口鼻を覆い,ティッシュはゴミ箱に捨てる。
・多くの人が触ったものをこまめに拭く,又は消毒する。

メキシコの新型コロナウイルス最新情報まとめ

メキシコに対して感染症危険情報をレベル3(渡航中止勧告)に引き上げ

5月12日にメキシコを含む13か国に対して発出している感染症危険情報をレベル3(渡航は止めてください。(渡航中止勧告))に引き上げる旨、発表がありました。

ついては、日本人がメキシコから日本への入国の際、PCR検査が義務付けられる見込みで、メキシコに滞在歴のある外国人の日本への入国は拒否される方針です。

5/5更新 アエロメヒコは5月運航停止・ANAも減便

アエロメヒコ航空は16日、メキシコシティ―成田便の運航を半減させると発表しました。

従来は毎日、直行便を運航していたが、同日から隔日での運航に切り替えるとのことです。

アエロメヒコ航空が、5月まで定期運航を中止すると発表しました。

新型コロナウイルスの影響で、出張者を中心に、利用者数が減少しているためとみられています。

日本以外ではソウルへの運航も3月からすでに隔日運航に切り替えています。

アエロメヒコに続き、ANAも飛行機の削減を発表しました。

2020 年夏季ダイヤにおける国際線に ついて、一部期間(3 月 29 日~4 月 24 日)の運休・減便・開設延期等を決定いたしました。

運航会社便名フライトスケジュール有効期限
全日空(ANA)NH179便NRT⇒MEX 週3便(月曜・水曜・金曜)
MEX⇒NRT 週3便(火曜・木曜・土曜)
5月31日まで
アエロメヒコAM58便運航休止5月31日まで

2月28日 初めてのメキシコのコロナ感染が確認

2月28日にメキシコシティとシナロア州において新型コロナウイルスの症例が確認されたと政府発表がありました。35歳の男性と59歳の女性がメキシコシティにて、41歳の男性がシナロアでの症例確認で、2月中旬にイタリアへの渡航歴が確認されました。メキシコシティの感染者は病院,シナロア州の感染者はホテルに隔離されました。

次の日の2/29にはシナロア州近くのコアウイラ州のトレオンにて同じくイタリアに渡航歴のある20歳女性の感染が確認されました。

3月1日 ヨーロッパ以外の感染源が明らかに

3月1日にはチアパス州、翌日2日にはメキシコ州在住の71歳女性の感染が確認されました。

3/7にはメキシコシティ在住の46歳男性の感染が確認されました。今までの感染例では全てイタリアに渡航歴のある人でしたが今回はアメリカにて感染が確認された人と接触をしていたことが分かりました

3/10にはプエブラにて感染確認、この47歳男性はイタリアへの渡航歴がありました。同日プエブラのダンス会社の40人のメンバーが帰国、隔離して保護観察となります。

3/12までにプエブラとドゥランゴにて症例が確認され、これで症例は15件となりました。

数日後、上院議員のサムエルガルシア氏が、メキシコ政府が感染者数を隠匿し低く公表していると告発。

このころからメキシコ全土においてコロナ対策が急速になされるようになりました。

メキシコ国立自治大学やTECではバーチャル授業が始まります。また、グアダラハラで開催予定だった国際映画祭やメリダでの観光客を対象としたティアンギスも延長になりました。

3月14日 イベントは休止、学校も閉鎖へ

3/14 には新たにグアダラハラとヌエボレオンでの感染が確認されこれで感染者数は41人に。コロナウイルスはメキシコに浸透していることが分かります。

これを受け、メキシコの保健省はすべてのイベントの開催の自粛を要求。さらにセマナサンタを前倒しで行うことを発表。本来であれば4月6日~17日で予定されていましたが、3月20日~4月20日までと前倒しかつ延長することを明らかに。それに伴い全土の学校も休校が発表されました。

3/16には感染者の他に176人の保護観察を受けている人がおり、感染拡大を防ぐ努力がなされています。

3/17には新たに11件の感染が確認されました。これで総数93人の感染となりました。この間にもコンサートや大会の中止が決定されました。

以前から感染者数が多いアメリカとの国境を封鎖するうわさが流れていますが、現時点では発表はされていません。

3/18にはさらに感染が拡大しています。新たに25人の感染が確認されました。同日35億ペソを医療品や薬品の購入にあてると表明し、メキシコ政府が国としていよいよ本格的に支援に入りました。

また、同日初めて国内の感染者で死亡が確認されたとの報道が入りました。

3月19日には感染者は164人、20日にはついに200人超え。パンデミックが起きはじめているとニュースでも言われ初めました。

3月20日 米国との国境の移動の制限を開始

3月20日、メキシコとアメリカの国境における移動の一時的制限が発表されました。

メキシコと米国間の国境における個人的な観光やレクレーション等を目的とした不要不急の移動を制限することに合意しました。

しかし、この制限は、国境を越えて就労する者や経済活動を目的とする者、医さ薬品の購入や緊急時の出入国は対象外です。そのため、両国間の通商及び経済関係において必要と見なされる移動については,引き続き保障されるとのことです。

この制限は,3月21日00:01(米時間帯EDT)から,30日間実施されます。

3月24日 第二フェーズに突入

3/24、メキシコ大統領ロペスオブラドール氏が記者会見にてメキシコのコロナ感染の状況が「フェーズ2」に突入したと発表。100人以上の集会の禁止、また、治療にあたっては軍の施設と人員も提供すると発表しました。1700名以上の医師と看護師、100台以上の集中治療用の病床と運搬用の400台の病床などが提供されます。これまでに367名の感染の確認と826人の感染疑いがかかる中でメキシコ国内の対策が本格化しました。

一方、コロナビールを運営するGrupo Modeloは同日、30万本の消毒ジェルを生産、寄付すると発表しました。

3/25、 Abelardo Ávila 博士がメキシコは特にコロナウイルスのパンデミックの影響を受けやすいと警告しました。その理由としては国民の肥満率の高さが上げられています。メキシコシティではクラウディア市長がコロナ騒動によって影響を受けた零細企業や世帯に対して経済的な援助を行うと発表されました。映画館、バー、クラブ、ジム等娯楽施設は引き続き閉鎖すると発表を行います。

3/27、メキシコシティ政府は中国より送風機5000 台を購入したと発表しました。これは、迫りくる第三フェーズに備えてのものとみられています。合計の感染者数は717人となり、12人の死亡が確認されました。

3/28、イダルゴ州のオマール知事がコロナウイルスの陽性が確認されたと発表しました。

また、その翌日にはタバスコ州のアダン知事もコロナウイルスの陽性が確認されました。また、全国的にも感染が確認されるなか、低所得層や留置所内などに対する政策も発表され始めました。3/29現在では感染者は993人とまもなく1000人に到達します。増加率は15%ほどと一定を保っており、これから感染者が少なくなることが期待されていますが、まだ目途はたっていません。3/27から3/29の間に566人のメキシコ人が帰国しました。62人はコロンビアより、53人はエクアドルより、299人がペルーより、28人が陸路でグアテマラより、134人がキューバより帰国しています。一方、在墨のエクアドル人、ペルー人、キューバ人が帰国しました。

3月30日 非常事態宣言が発令

3/30、新型コロナウイルスの感染拡大でメキシコ政府は30日、常事態宣言を出し、国民に外出の自粛を強く求めました。

宣言ではメキシコの全国民に4月30日までの期間、原則として外出を自粛し、50人を超える人々が集まるイベントや集会を避けるよう求めるとともに、60歳を超える人や妊婦などに関しては仕事に行くことを禁じています。

そして、経済的観点から、雇用主には引き続き給与を支払うよう求めています。

保健当局によると、メキシコで確認された感染者は1000人を超え、28人が死亡しています。

4月2日 メキシコシティのホテル閉鎖へ

4月1日、ニューヨーク在住のプエブラ出身のメキシコ人7名が新型コロナウイルスによって死亡が確認されたと報道されました。保健当局によると、メキシコ国内の感染確認者の46%に当たる634人が症状が警戒に向かったと発表。コアウイラ州では21名の医療従事者が新型コロナウイルスに感染、1名の医者が感染により死亡が確認されました。これにより医者の死亡者数は4名になりました。コアウイラの21名の感染のうち19名は軽症、残り1名は重症です。

4/2、メキシコシティの発表によると、全体で1510名の感染確認、そして13名の死亡がさらに確認されました。メキシコシティのホテルは閉鎖されると発表されました。

4/3、全体での感染者数は1688名、60名の死亡が確認されました。

感染者が10%強で増加中

4/5ロペスオブラドール大統領は記者会見にて国内経済に関する見解を発表しました。

ガソリンや税金を増やすことは考えていないと述べ、さらに医療従事者の雇用を進めると発表します。また、ユカタンなど一部の地域においてサーモグラフィー検査の機会を導入、早期発見に努める方針を発表しました。

4/7現在で感染者は2785人。中国よりアエロメヒコ便にて医療の支援物資が届くなど対応が加速していますが、日毎に13~14%の増加率で感染者が増えています。#QUEDATEENCASAもより多くの市民に普及されるようになりましたが国内地域ごとに普及率はまばらです。

4/8には感染者が3,000人を超えました。また、同日、20人の看護師学校の生徒がservicio social(社会奉仕)の一環で、医療従事者不足を補うために現場に入るとのニュースが入りました。

Servicio socialとは?

Servicio socialとは、日本語に訳すと社会奉仕となる。専門、大学生が学生生活の中で行う社会体験。期間は一般的には1年ほど。

Cuarentena延長へ

4/13にはついに感染者が5000名を突入しました。

ロペス=ガテル(Hugo López-Gatell)保健省次官はメキシコにおける新型コロナ感染拡大に伴い新たな見解を示しました。

新型コロナ感染拡大を防止するために3月より始まった政府の「健全な距離の維持キャンペーン(Jornada Nacional de Sana Distancia)」を5月30日まで延長する方針を打ち出しました。

健全な距離の維持キャンペーンの内容

(1)高齢者及び高いリスク(既往症等)を持つ国民の保護
(2)全てのレベルの教育機関の閉鎖
(3)100人以上が集まるイベント・集会の中止
(4)全てのセクターにおける移動を伴う労働の一時停止
(5)予防措置の強化

これはメキシコの新型コロナウイルスのピークが5月8日から10日の間にくると予測されたデータに基づいているとのことです。

染が確認されない・少ない地域については保険省次官の承認のもと5月17日より学校や生産活動の再開がされる見込みです。

また、数日前、ロペス=ガテル(Hugo López-Gatell)保健省次官は新型コロナウイルス拡大による第三フェーズは避けられないものと発言し、地域によってはそのレベルに到達しているとも見解を示しました。

第三フェーズに突入

連邦政府は、メキシコにおける新型コロナウイルス感染症の現状を踏まえ、第3フェーズを宣言しました。

メキシコ保険省による第3フェーズとは、「急速に感染が拡大し,医療機関の負担が高まる段階」であることです。

具体的には、

  • 感染者数の急速な拡大が予測される
  • 感染者拡大に伴い入院を費用とする患者が急速に増加する
  • 受け入れ書き厳しくなるなど感染者の飽和状態がおきる

可能性がある段階ということです。

その上で保健省は,今後感染者数や入院を必要とする患者が急速に増加すると考えられるため,「健全な距離の維持」の諸措置を一層励行するよう国民に呼びかけました。

4月21日、メキシコ保健省は新型コロナウイルス感染拡大に伴い、警戒レベルをフェーズ3まで引き上げました。メキシコ保険省による第3フェーズとは、「急速に感染が拡大し,医療機関の負担が高まる段階」であることです。

これにより現在行われているcuarentena(外出自粛:「健全な距離の維持キャンペーン」)がより一層強化されることになってしまいました。

そこで今回は、多くの邦人の方がお住まいのメキシコシティとグアナファト州での対策をまとめました。

21日に行われたメキシコシティ市長での記者会見において、以下の内容が発表されました。施行は23日からとなります。

(これらの措置は義務(obiligatorio)であっても,罰金(multa)や外出禁止(toque de queda)といった強制的手段をとる考えはないとの考えを示しているそうです。

公共交通機関の閉鎖

地下鉄,メトロブス,Tren Ligero(市内南部のLRT)のうち,需要の低い駅・停留所(全体の20%)を閉鎖。

閉鎖駅は下記の通り↓

Línea 1: Juanacatlán

Línea 2: Allende, Panteones, Popotla y Villa de Cortés

Línea 3: 閉鎖なし

Línea 4: Bondojito, Canal del Norte, Fray Servando y Talismán

Línea 5: Aragón, Eduardo Molina, Hangares, Misterios y Valle Gómez

Línea 6: Lindavista, Norte 45 y Tezozomoc

Línea 7: Constituyentes, Refinería y San Antonio

Línea 8: Aculco, Cerro de la Estrella, La Viga y Obrera

Línea 9: Ciudad Deportiva, Lázaro Cárdenas, Mixhiuhca y Velódromo

Línea 12: Eje Central, San Andrés Tomatlán y Tlaltenco

Línea A: Agrícola Oriental, Canal de San Juan y Peñón Viejo

Línea B: Deportivo Oceanía, Olímpica, Romero Rubio y Tepito

市バスの運行頻度を高める。

市バスの運行頻度を高めることにより、移動の人の集中の緩和を狙っています。

自動車(タクシー,貨物トラック,身障者用車両を除く)が走行できない日を設定する。

自動車が走行できない日は,車番(ナンバープレート)に応じて,月~金曜日のうち1日間設定されますのでご注意ください。詳しくは下記をご参照ください。

公共の場所における衛生措置,検査を強化する。

また,出かける者にはマスク着用が義務化されています。

今まではメトロ乗車時のみのマスク着用義務化でしたが、第三フェーズ移行により、市内移動中もマスク着用が義務となりましたので、着用を推奨します。

市内の企業に対し,必要最低限以外の活動をしていないかのチェックを強化する。

今現在活動をしている企業は生活をするうえで必要不可欠な企業と定められておりますが、実際にはそうでなくても活動を行っている企業もあり、その監視を強化するとのことです。

また、メキシコ市政府は,これらの措置は同市内だけでなく,同市周辺に位置するメキシコ州下の自治体にも同様に適用されるとしています。首都圏にお住まい,またお出かけの皆様には,十分なご注意をお願いします。

【教育】新型コロナウイルスの影響で教育機関が休校

コロナウイルスの感染拡大を受け、まず対策に乗り出したのは大学でした。

メキシコ国立自治大学やTECではバーチャル授業が始まります。さらに、メキシコ教育省は14日に大学を含むすべての学校を対象に、21日から1カ月間の一斉閉鎖を始めると発表しました。

緊急事態延期に伴い、休学の措置も5月末までとなりました。

先述の通り、4月に予定されていたセマナサンタによる休暇を前倒ししたうえで延長する形をとりました。

今回のコロナウイルスの症例が確認されていますが、政府は急激に感染者数が増加するとみています。

今回の休校措置は私立大を含め全国の25万校、3300万人の学生が対象となります。閉鎖期間中は、学校ごとに通信教育などの実施を検討しているとのことです。

【経済】コロナウイルスにより経済界も影響を受ける

メキシコの株価はコロナウイルスの影響を受け低落、3/14にはGDPが0.5%減少したと発表。日本と同様にメキシコの薬局ではマスクやアルコールが不足するなど日常生活にも大きな影響が出るようになりました。

メキシコの大蔵公債省と中央銀行は3月12日、コロナウイルスの世界的まん延の金融市場への影響を緩和するための対策を発表しました。

同対策は、総額20億ドルの国内市場におけるNDFの入札と、総額400億ペソを上限とした政府と金融機関の間の国債の交換です。

これによりドル高に動いた場合のリスクを中銀が取ってくれるため、金融機関はドルを必要とする事業者に対して、同様な条件でドル資金を提供でき、経済の活性化をねらっています。

ペソは一時的に回復も依然大幅なペソ安水準

ペソの対ドル為替相場は、3月3日終値の1ドル=19.392ペソから次第に20ペソ台に突入、3月9日にはコロナウイルスとは別に為替に大きな影響を与えていたロシアとサウジアラビアとの原油協調減産協議の決裂を受けて、原油相場が下落したことも影響し、1ドル=21ペソ台に下落しました。

そして、3月11日夜にトランプ大統領が英国を除く欧州からの入国を禁止するとの発表が影響し、3月12日朝には1ドル=22.190ペソの最安値を記録しました。

その後、今回の金融市場対策の発表を受けて3月12日の終値は1ドル=21.647ペソまで戻したが、3月13日の相場は再びペソ安方向に動いており、3月16日現在依然として大幅なペソ安水準が続いています。

0.5%の緊急利下げを発表

メキシコ銀行(中央銀行)は20日、臨時の金融政策決定会合を開き、政策金利を現状から0.5%引き下げて6.5%にすることを決めました。

26日に定例会合が予定されていたが、新型コロナウイルスの感染拡大で経済への深刻な影響が懸念され、会合を繰り上げて開催されたのことです。

日本がアメリカからの入国を拒否へ

安倍首相がアメリカからの入国を拒否すると発表しました。背景にあるのはアメリカにおける新型コロナウイルスの感染者数が著しく増加したことにあります。メキシコが壁を建設してほしいと活動を起こすほどアメリカでは感染が大きな問題になっているのです。

日本がアメリカからの入国を拒否したことで、緊急の帰国の場合はメキシコ経由になることが現実的に担っています。

メキシコ片道航空券の入国拒否

日系企業の対応

3月中に製造・販売を中断する可能性がある企業もでてくるなどメキシコでも製造業を中心にコロナウイルスの影響を強く受けています。

ジェトロのヒアリング調査によると、製造に使用する部品・原材料全体において、中国製が9割を超えている会社では中国の工場が十分に稼働していないたメキシコ工場への部品供給が間に合わず、3月中の操業が難しいなどの被害を受けています。また別の会社は中国からの原材料不足のため、原料調達先を韓国へ切り替えるなど対応に追われています。

現在メキシコには自動車産業を中心に1100社以上の日系企業が進出しており、日系の会社も影響を強く受けています。メキシコ日本商工会議所の調査によると、新型コロナウイルスの影響で、9日時点で65%の会員企業が日本からメキシコへの出張を許可していないとのことです。

ホンダの工場が操業停止

メキシコ国内におけるコロナウイルスの拡大を受け、ホンダは23日から31日までの間工場の操業を停止することを発表しました。

この一週間の操業停止により4万台の製造が遅れ、メキシコ・アメリカ・カナダの市場に影響をもたらし、供給バランスが崩れてしまいます。

自動車業界においては、アウディも同様の措置をとっています。

マツダの工場も操業停止

マツダは24日、国内2工場やメキシコ、タイなどの工場で生産調整を実施すると発表しました。

よってメキシコの工場は操業が休止となります。

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い部品調達面で支障が出ていることや海外市場での販売の急減、先行き不透明感などを考慮しての決定とのことです。

メキシコの生産拠点では3月25日から約10日間操業を休止となります。

緊急事態宣言、#QuedateEnCasaが広まる

メキシコ保健省のマルセロ氏は会見で何度も「感染拡大を防ぐため家にとどまって欲しい」と述べ、危機感を示し、国民への強い浸透を狙っています。

「#QuedatEenCasa」がハッシュタグでツイッターやインスタグラム、フェイスブックで流行しており、多くの国民によって浸透されつつあります。

一方、メキシコ国全体では「#Quedateencasa」が広まっていますが、これはメキシコシティのみ、また、fresのみとの指摘もあります。実際、日本人が多く在住しているバヒオ地方では人並みは少なくなりつつありますが車の数はそこまで変わらないとの声も。。

在メキシコ邦人のための情報サイト開設

Tabi Tabi TOYOが在メキシコの邦人向けの臨時サイトを立ち上げられましたので、メヒナビもメキシコを扱っているサイトですので、この臨時サイトをご紹介させて頂きます。

提供されているカテゴリーは主に4つ。「配送サービス」、「ニュース」、「グッズ紹介」、「自宅で楽しむ」。これら4つのカテゴリーにおいて豊富な情報が提供されています!

例えば「配送サービス」のカテゴリーでは、 6軒の飲食店(パン含む)と1軒の整骨院が配送サービス、出張サービスを行っております。

詳しくは以下のHPをご覧あれ!

メキシコシティの地下鉄でマスクの着用が義務化。コロナ対策で

2020年4月17日(金)より、新型コロナウイルスCOVID-19のパンデミックを遅らせメキシコシティにおける感染対策の一環としてメキシコシティのメトロ乗車時のマスクの着用が義務となることを交通機関システム(STC)が記者クラブを通して発表しました。

メトロで多くの乗客が乗るPantitlán駅にてマスク100万個が配布されました。

Pantitlán駅は、メトロのA、1号線、5号線、9号線が交わり、一日に平均394,459名の乗客が移動すると計算されています。

新型コロナウイルスの感染拡大は首都メキシコシティの市民の移動に大きな影響を与えています。4月9日の発表の時点でメトロ含む公共交通機関の利用客は60%~80%減少しているとのことです。

STCは乗客に新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために、鼻と口を完全に覆うなどマスクの適切な使用を呼び掛けています。

Pantitlán駅でのマスク配布の様子

参考サイト

https://www.jetro.go.jp/biznews/2020/03/24e8916cbf9fb756.html

https://en.wikipedia.org/wiki/2020_coronavirus_pandemic_in_Mexico

https://www.jetro.go.jp/biznews/2020/03/27a155899a4f5cf4.html

https://www.eluniversal.com.mx/cartera/por-covid-19-honda-suspendera-temporalmente-produccion-en-mexico-eu-y-canada

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渡邉海也
メキシコシティに留学をしていましたカイヤと申します。スペイン語、アグリビジネス、移民問題をUNAMで学び、空手をメキシコでも稽古をし国際交流、そしてPinbox S.A. de C.V. でインターンという三本立てで生活をしていました。メキシコ滞在を通して感じたことを皆様にシェアできたらと思います。よろしくお願いします!