ここまでしてくれる!メキシコのスーパーのECビジネス
新型コロナウイルスの拡大の中、メキシコは2月28日より感染が確認され、4/10現在、3,844名の感染が確認されています。日毎に10%ずつ感染者が増えており、まだまだ予断を許さない状況です。
日頃の生活で最も困るのは必要品の買い物。cuarentena中でも買い物に行かなければなりません。そんな状況の中、メキシコでは現在オンラインスーパーの需要が急拡大し大きな注目を集めています。
そこで今回はオンラインで注文ができるスーパーをご紹介します!
Superama
まずお勧めするのは日本人の家庭に人気なSuperamaです!
メキシコのスーパーの中では少し値段が高めですが、その分新鮮な野菜や魚介類が手に入ると人気のSuperama。特にマグロなども冷凍品で売られており、それが生食も可能ですのでたまに食べる日本人もいますよね。
そこで有名なSuperamaでは、配送サービスを行っております!
Superamaは実店舗とオンラインサービスで既に2つの商流をもっており、今までオンライン事業はローマ地区やソナロサ付近での注文が多かったとの事でしたが、今回のコロナウイルス騒動の健全な距離維持のための全国キャンペーン(JNSD)」が発表された後から注文が増えているそうです。
インターネットより商品を注文し、自宅まで届けてくれます。利用料金は配送料金として35ペソ追加でかかりますが、到着希望時間に合わせて届けてくれます!
現在新型コロナウイルスの影響で配送サービスの需要が増えています。配送サービスでは時間に少々の遅れが生じておりますのでご了承の上ご利用ください!
サイトのサーバーの関係でメキシコ以外からはアクセスできません。ご了承ください。
Walmart
続いてはメキシコのスーパー王道のwalmartです!メキシコでトップレベルの出店舗数を誇るWalmartではデリバリーサービスを行っています!
Walmartの配送サービスには2つあります。1つ目は家までの配送サービス。2つ目は家から最も近いWalmartの実店舗で受け取ることができる予約サービス。 サイト上で購入したものを店舗で受け取るクリック・アンド・コレクト(Clic and Collect)には対応していますので買い物自体にあまり時間をかけられない人にはお得です。
また、WalamartのプレミアムブランドのWalmart +でも同じく配送サービスを行っておりますのでチェックしてみて下さい!
Superamaと同じにはなりますが、現在新型コロナウイルスの影響で配送サービスの需要が増えています。配送サービスでは時間に少々の遅れが生じておりますのでご了承の上ご利用ください!
JUSTO(フスト)
続いてご紹介するのは、実店舗を持たず、完全にオンライン販売のみのECサイトです。
JUSTO( フスト)は2019年5月にリカルド・ウェデル氏により創設されたスタートアップ企業です。 リカルド・ウェデル氏 とは、 スペイン資本で、中南米の11カ国で配車サービスを提供しているキャビファイ(Cabify)の前最高経営責任者(CEO)を務めていた人。
そんなリカルド氏が立ち上げたJUSTOは2019年11月に投資会社8社より合計1,000万ドルの投資を受けています。そんなスタートアップ企業のJustoは4月2日、メキシコで新型コロナウイルスの感染確認が発表された翌々日の3月1日から30日までの1カ月間の売り上げが、前月比5倍となったと発表しました。
特に、3月24日に保健省による人の密集・移動を伴う活動の4月19日までの停止が要請された、「健全な距離維持のための全国キャンペーン(JNSD)」が発表された後の1週間に注文が殺到したとのことです。
フストのサイトで購入できるのは、PB品のみ。つまり、フストが国内の仕入先から調達する商品に限られますが、店舗運営コストがないため、販売価格を抑えることができ、大量販売型の大手スーパーとは違う顧客層やニーズを捉えられているといいます。
販売商品は野菜・肉・魚・果物など一般的にスーパーで売られている商品の他にお酒なども売っています。個人的にありがたい!と思ったのはペットフードの餌!ここまで売っていれば本当に安心ですね。
またフストのサイトの特徴は注文でメッセンジャーが利用できること。これによって多くの情報を得たり、注文ができたりしますのでWalmartよりも手軽に利用することができます!
フストは自社スーパーマーケットのECサイトを通じて注文された商品を指定箇所まで配達してくれます。そのため、別途配達代行サービスを利用する必要もありません。
メキシコで急拡大する宅配ビジネス
次はメキシコで急拡大する宅配ビジネスに焦点を当てたいと思います。
メキシコは社会インフラが整備されていますが、中南米諸国では社会インフラの整備がまだまだ整っているとは言えません。そのような状況の中で、スマートフォン、アプリを利用した配送サービスが中南米諸国での社会インフラの整備のためのツールになり得るとして全世界から注目を集めています。
中南米のAmazonと呼ばれている会社を紹介します!
Sin Delantal (シン・デランタル)
まずご紹介するのは、Sin Delantalというサイトです。
シンデランタルでは主にレストランなどの配達サービスを行っています。同業他社では、UberEatsです。
今回のコロナ騒動に伴ってより注文が増え、メキシコの中で注目が集まっています。Sin Delantalのおすすめポイントはレストランの幅の広さと支払方法が多くある点で、多くの人が試してみやすい点です。
また現在、50%オフのクーポンも発行しています!ぜひこちらのクーポンを使って注文してもいいのではないでしょうか?
Rappi
Rappiはユニコーン企業の一つで、2019年4月に10億ドルもの資金調達を行いました。その評価額が25億ドルとも言われる同社は、評価額が10億ドルを超える、いわゆるユニコーン企業になったコロンビアで2番目の企業となるほど。もともと2015年にコロンビアで創業した純然たるコロンビア企業ですが、中南米に進出し、メキシコにも進出しています。
Rappiはラテンアメリカ圏においてAmazonの以上の存在になりそうだ とも言われています。
ラテンアメリカでは中流階級が急激に増加し、可処分所得が増えていると言われています。スマートフォンが普及し、モバイル・インターネットやEコマースが発展する一方で、「銀行口座を持たない人が多い」「交通インフラが整っていない」といった課題が指摘されているなかでこの宅配サービスを利用sることによって、社会インフラの一部を担うことできるようになるとも言われているのです!
ソフトバンクグループは2019年Rappiに10億ドルの投資を発表したほど!注目が集まっています!
先程のもご紹介しましたが、Rappiは宅配サービスです。そのジャンルは上記の画像のようにスーパーもありますが、それだけではなく、ジャンルは多岐。スーパーマーケット、レストラン、薬局、お酒、健康食品、文房具など、本当に幅広いのです!
アプリもダウンロードできます!
外出自粛を有意義なものに
いかがでしたか?今回の騒動で多くの人がcuarentena中だと思います。その中でも利用できるサービスは現在増えており、より生活を有意義なものにするため試してみてはいかがでしょうか?
日本食レストランの配送サービス等まとめ情報
メヒナビとしても何か皆様の力になれればと思っておりましたが、この度、メキシコ現地情報誌のTabi Tabi TOYOが在メキシコの邦人向けの臨時サイトを立ち上げられましたので、メヒナビもメキシコを扱っているサイトですので、この臨時サイトをご紹介させて頂きます。
COVID-19臨時サイトは、メキシコに在住している日本人に向けて、新型コロナウイルスに関連した情報を日本語で提供すると共に、不安やストレスを少しでも和らげてもらえるようなtipsを紹介しています。
提供されているカテゴリーは主に4つ。「配送サービス」、「ニュース」、「グッズ紹介」、「自宅で楽しむ」。これら4つのカテゴリーにおいて豊富な情報が提供されています!
現在のメキシコのコロナ感染者情報
メキシコの新型コロナウイルスの最新情報を掲載しております。
新型コロナウイルスの拡大の中、メキシコは2月28日より感染が確認され、4/10現在、3,844名の感染が確認されています。日毎に10%ずつ感染者が増えており、まだまだ予断を許さない状況です。
▼さらに詳しい情報はこちらより▼
メキシコのスーパーでの食材の生食は自己責任でお願いします…。
どうしても安全なモノが欲しい方は日本食スーパーのミカサか山本へ。