1月14日~2月9日の間、レオンでは年に一度の超大型イベント
FERIA ESTATAL DE LEON 2022 が開催されます!
レオンにお住まいの方の中では、ライオン型のメリーゴーランドに乗った女の子が描かれた
ポスターや垂れ幕を街中で目にしている方も多いはず。
昨年はコロナパンデミックの影響もあり、夏に開催が延期されましたが、
本来なら毎年この時期に行われる年に一度の大イベントです。
今回は昨夏に行われたフェリアの様子を振り返りつつ、
お勧めのブースやグルメを紹介していきたいと思います!
FERIA ESTATAL DE LEON 2022ってどんなイベント?
FERIA(フェリア)とは、元々はスペインの各街で制定されている
キリスト教の聖人SANTO(サント)の日を祝うお祭りです。
どの街でも大体1週間程の間、宗教的行事に加え屋台やショー等を開いてお祝いされています。
メキシコでは宗教的お祝い要素は薄れ、各地の名産品を販売したり、地元のグルメ屋台が出たり、はたまたコンサートやショーが行われたりと、商業的な部分が強くなっています。
野外遊園地にコンサートも!エンタメ要素が盛りだくさん
無料で楽しめるエンタメが沢山!
フェリアでのお楽しみといえば、まずは無料で楽しめるエンタメの数々。
野外ブースでは、あちこちでバンド演奏や様々なショーなどが行われています。
昨年のフェリアでは、土日にルチャリブレ(メキシコ版プロレス)の興行も無料で見られました!
タイムテーブルは入口付近で配布されているパンフレットや、
公式ホームページ・公式FACEBOOKをチェックしてみてください。
大人も童心に帰る!?移動遊園地も
広ーいフェリア会場の奥側 1/3 は移動遊園地になっています。
子供用のメリーゴーランドやゴーカートを始め、スリル満点のジェットコースターや、本格派お化け屋敷なども。(知り合いの話によると、大人でも泣き出す人がいるほど怖いそう…。)
こちらはチャージ制のカードを購入し、各アトラクション毎でチャージしたお金から料金を支払
うシステムになっています。
乗り物系の他にも、ストラックアウトや射的などのゲームで景品を狙うのも楽しみの1つ。
ぬいぐるみやお菓子だけでなく、現金が商品になっているゲームもあったりします…。
コンサートなどは事前予約が必要!
夜には会場内にある2つのドームでコンサートも行われています!
今年の目玉は何といってもメキシコで大人気のランチェラ歌手・ALEJANDRO FERNANDEZ!
また今年は氷のイリュージョンショーやサーカス・闘牛の興行もあるのだとか。
チケットは有料で、公式ホームページ等で事前購入可能です。
座席ランクや出演者等によって、金額が変わるので購入時には要チェックです。
行ったら必ず試してほしい!名物グルメ2選
GORDITAS DE TARASCAS (ゴルディータ・デ・タラスカス)
GORDITA(ゴルディータ)とは、トウモロコシ生地(マサ)を丸めて揚げたものを半分に切って、
色々な具材を詰めたメキシコでは定番のスナック。
ですが GORDITAS DE TARASCAS(ゴルディータ・デ・タラスカス)は普通とは一味違います。
なんといっても特徴はそのボリューム感!
豚の皮付肉の煮込(chicarron prensado)やチーズを中に詰めてから丸めて揚げているので、
1 つが拳骨ほどの大きさなのです…。なので1つ食べれば大満足!
提供時には上の写真のように半分に切って、玉葱やパクチー、サルサ(ソース)を載せてくれます。
特に有名なのが下の写真の屋台です!土日の夜には行列ができることも。
PAN DE SOYA (パン・デ・ソヤ)
フェリア会場やその周辺ではやたらとパンの屋台が出るのです…。(しかも大体同じラインナップ)
そんな中、レオンっ子が「フェリアといえばコレ!」と毎年買うのを楽しみにしているのがPAN DE SOYA(パン・デ・ソヤ)。
元々はドゥランゴ州の名物で、生地の中に大豆粉が練りこまれていることから
「大豆パン」の名前がついています。味は大豆感が全くないので、豆が苦手な方でも大丈夫!
甘酸っぱいジャムが練りこまれたパンに、クッキー生地が乗ってとても美味しいです。
フェリアの出口付近にお店があるので、お土産代わりに買って帰るお客さんでいつでも大行列。
1 個が超巨大サイズなので、ご近所さんや会社の方と分けて食べるのがお勧めです。
地産地消!グアナファトの名産品が揃うショッピングエリアも
掘り出し物もあるかも!? グアナファト州の名産品ブース
イベント会場に隣接する展示会場 POLIFORUM では、地元の名産物や
洋服、雑貨類、本などが販売されるショッピングブースが設けられています。
革製品や靴の生産が盛んなレオンならではのお店も。
日本人に人気のセルビン焼きや、メキシコの名酒・テキーラを販売するブースもあり、
日本に一時帰国する前のお土産探しにもピッタリです。
世界各地の名産品に出会えるブースも
昨年は入口付近に世界各地のグルメや伝統芸能を紹介するブースもあり、
モロッコ式のコーヒーを入れる実演販売や、フラメンコの実演が行われていました。
日本ブースではお好み焼きの販売や、和食に関するビデオを流していた事も。
いよいよ14日からスタート!感染対策は万全に!
今年は乾季の時期の開催となるので、悪天候に悩まされることもないはず。
(夏開催時は夕方から大雨が降って、野外ブースが水浸しになったことも…。)
皆さんもコロナウイルス感染対策は万全にして、
思い思いのプランでフェリアを楽しんでみてくださいね!
おまけ写真・2022年のフェリアに(ちょっとだけ)行ってきた!
人混みを避けるために、朝一(11時半くらい)で行って、1時間ほど滞在してからすぐ帰ってきました。
昨年と比べるとショッピングエリアが広くなり、飲食エリアもテーブル間のスペースにゆとりが。
一方で野外のバンドステージ数が減ったりと、人を一か所に集めない工夫がされていました。
フェリア会場からレオンの中心部はすぐ近く!帰り際に観光もできちゃいます。
日系企業が多く進出しているからか、レベルの高い日本料理店もたくさん!