【年1度の大イベント】朝日と気球が作る絶景!レオンの国際気球フェスティバルに行ってきた

いよいよ2022年もあと一か月僅かで終わってしまいますね…。

死者の日も終わり、街中では早々にクリスマスの装飾を始めた店も見かけるようになりました。

そんな中、レオンではこんな看板を目にした方も多いのではないでしょうか。

こちらは年に1度開催されるレオン屈指の大型イベント

国際気球フェスティバル(Festival Internacional de Globos、通称FIG)の広告です。

今回は去年・今年と会場まで足を運んだ筆者が、このイベントの楽しみ方を徹底解説します。

そもそもFIGってどんなイベント?

FIGはレオンで年に1度開催される、その名の通り気球をメインとした国際的イベントです。

その歴史は浅く2002年に第一回大会が開催され、今年でちょうど20周年を迎えます。

メキシコ革命200周年を記念し「200 AÑOS, 200 GLOBOS」のテーマを掲げた2010年以降、

毎年200基の気球が上空へと運ばれる一大イベントとなっています。

会場はレオン北部にある大きな人工湖を擁した広大な公園・Parque Metropolitano

2022年は11/18-11/21の4日間、フランスやブラジルなど世界中から参加者が集まり、

気球と青空、そして水面が織りなす感動的な風景を作り出しました。

イベント期間中は気球の打上だけでなく、ライブやショーなど他企画も盛り沢山です!

メインはやっぱり朝一番の気球観賞

FIGのメインイベントはやっぱり朝一番、例年6:30から始まる気球の打ち上げです。

1気球あたり3人のチーム制で打ち上げ準備が進められ、

様々な色・形をした200基の気球が、夜の気配が残る空へフワフワと上げられていきます。

上空に数が揃う頃になると、ようやく日の出の時間。

澄み渡った秋空と気球、そしてそれを反射する湖の水面が作り出す風景はまさに絶景です!

天気のよかった2021年に撮影。iPhone6Sでもこのクオリティ!

ちなみにレオン北部にある居住区・LOMAS DE GRAN JARDINにお住いの方によると、

自宅の窓から沢山の気球が上げられていく様子がバッチリ見られるとの事。

底冷えする会場まで足を運ばなくてもよいなんて羨ましすぎます…。

筆者の会場参戦レポート!

チケットはoxxoで事前購入

2021年・2022年ともに会場でのチケット販売はありませんでした

代わりに9月中旬ごろから大手コンビニチェーン・OXXO(レオン市内の店舗)

またはWEBページ「SUPER BOLETO」でチケットが販売されるので、事前購入必須です。

チケットは朝の部(5:00-13:00)券、夜の部(14:00-22:00)券、一日通し券の3種類

入場日を指定して購入します。朝の部/夜の部券は230ペソ、一日通し券は630ペソです。

毎年でサインの異なるチケット。会場入場時には手元に持っておきましょう。

朝5:30 会場入り

「会場に入るまでがとにかく混む」と聞いて、朝5時に自宅を出発した筆者。

2021年・2022年ともに気球打ち上げ会場に一番近い公園入口までuberを利用しましたが

確かに公園入口までの道も若干混雑していました。駐車場もすぐいっぱいになるのだとか。

公園入口から打ち上げ会場までは徒歩10分程、暗がりの中を進んでいきます…。

(車を公園入口から遠い場所に停めてしまうと、会場まで30分程歩くこともあるそうです)

入場ゲートをくぐると、防寒具を売る出店やコーヒーやタマレスなどの軽食を販売しているフードトラックが並ぶゾーンに出ました。あまりの寒さにcafe de ollaを購入…。

OXXOのブースも。カフェラテやホットチョコレートが購入できます。

更に奥へと進んでいくと、大型ステージの脇に芝生でできた広ーいスペースが。

観客ゾーンと打ち上げ準備ゾーンがロープで仕切られているので、

会場スタッフの指示に従って、打ち上げ開始まで待機しましょう。

朝6:00頃 気球打ち上げチームの入場

まだ夜も明けやらぬ朝6時頃。

陽気なアナウンスと共に、気球打ち上げチームがトラックで会場へと入場してきます。

打ち上げに使用するガスで火を噴きあげながら登場する、朝からテンション高めのチームも。

BGMも流れ始め、徐々に会場に集まる人も増えてきます。

実際に打ち上げが始まると、観客の移動経路が制限されることもあるので、

待機している間に会場の奥側、人工湖に近い方へ移動しておくと写真が取りやすいです。

朝6:30頃 打ち上げスタート

会場にチームが揃い始めると、めいめいが打ち上げの準備を開始します。

まずはテントのように折りたたまれた気球を広げ、カゴ部分をセット。

その後、気球の下部から冷たい空気を送りこみ、ある程度気球が膨らんだところで

ガスバーナーを点火。中の空気を温めていきます。

キャラクターの形をした気球は一見すると「これは何モチーフ?」と思いますが、

徐々に空気が含まれると、「おお!こんなデザインだったのか!」と感動することも。

さあ、いよいよこの瞬間が。準備が整ったチームから気球を空へと浮かべていきます…!

朝7:00頃 ほとんどの気球が上空で勢揃い!

打上場所が限られているため、全部の気球が打ち上げられるまで大体1時間ほどかかります。

ちょうどその頃には夜が明けて、澄み渡った秋空と朝日が上空へと向かう気球を迎え入れます。

(2022年はあいにくの曇天…それでも晴れ間が見えた時には、個性豊かな色・形の気球と

ぽつぽつと雲の浮かぶ青空のコントラストが楽しめました)

雲の多い2022年撮影。雲の切れ間の方へ飛んでいってほしい…!!

元気な人は朝から晩まで参戦してみては…!?

朝の気球打ち上げが終わると会場を後にする観客がほとんど…。

でもチケットは朝・夜の部とで分かれているのは何故?と思う方もいらっしゃるでしょう。

実はこのイベント、夕方から夜にかけてはライブ会場と化すのです。

また2022年は打ち上げこそ行わないものの、夜19:00から地上で気球を膨らませて

気球とガスバーナーの温かな炎が生み出すイルミネーションを楽しむ企画もありました。

グッズ販売ブースやタコス・ドーナツなどのフードトラックも朝から開店するので

お腹が空いたときや目当てのステージとステージの空き時間には、

記念品購入や小腹を満たすことも可能です。 (価格は若干お高め設定ですが…)

参戦前に聞いておきたい!Q&Aコーナー

チケットは会場で買える?値段はいくら?

チケットは会場で購入できないので、OXXOまたはWEBサイトでの事前購入必須です。

価格は半日券が230ペソ、一日通し券が630ペソです。※2022年時点、年によって変更有。

一回会場から出てしまうと再入場できないのでご注意ください!

会場はどこ?どうやって行けばいい?

会場はレオン北部にある公園・PARQUE METROPOLITANOです。

市バスでは行きにくいところにあるので、自家用車かUBERで行くのがお勧め。

ちなみにUBERで行き先を「FESTIVAL INTERNACIONAL DE GLOBOS」と指定すると、打ち上げ会場から一番近い入り口前で降ろしてくれます。

レオン中心部から行くと所要時間20分程、運賃は100~150ペソほどでしょうか。

自家用車で行く場合は、近辺の駐車場に車を停め、会場までは徒歩となります。

朝の気球打ち上げを見に行きたい!どんな服装で行けばいい?

年によってはかなり冷え込みます!特に手足が冷たーくなるので、

寒がりな方はあれば手袋や靴に入れるカイロを持ち込むとよいでしょう。

2022年に筆者が参戦した際は、上は薄手のセーターにウルトラライトダウン、革ジャン。下はジーンズの下にタイツと靴下を履いていきました。

会場でもニット帽やマフラーなどの防寒具を販売していますよ。

来年の開催も今から楽しみ!

年に一度の開催のFIG、2023年は11/17-11/20の開催予定との事です。

今年は見逃してしまったというレオン在住の方や、この時期にグアナファトを旅行する方、

是非来年こそは会場に足を運んでみてくださいね!

他都市からレオンへいらっしゃる方は下記の記事も参考にしてみてください!

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