なぜメキシコはロシアのウクライナ侵攻に対する経済制裁を行わないと表明したのか?背景を考察

【朗報】すべての州で緑信号に!~2クール目突入!~

メキシコの新型コロナウイルスの最新情報を掲載しております。2022年4月8日の最新情報では感染者5,715,604人(昨日比32,216人)と、国内全土で感染が拡大しております。

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メキシコの詳しい新型コロナの状況について、詳しくは下記の記事をご覧ください。

メキシコのアンドレス・マヌエル・ロペス・オブラドール大統領は3月1日、ウクライナに侵攻したロシアに対して経済制裁を課さないことを明らかにしました。

今回のロシアのウクライナ侵攻に対し、オブラドール大統領は「我々は世界中のすべての政府と良好な関係を保ちたいので、いかなる経済報復もするつもりはないし、紛争当事者と話し合える立場にありたい」とコメントした一方、侵略には一貫して反対という立場を貫いています。

そこで今回は、なぜメキシコはロシアへの経済制裁に加わらないという選択をしたのか、メキシコとロシアの関係を探っていきたいと思います。

本記事は個人や団体の意見を表明しているものではございません。

メキシコとロシアの関係

メキシコとロシアの関係はいかがでしょうか。

両国の関係は1890年12月1日にメキシコシティで正式に外交関係を結んだことから始まります。その後両国とも革命が起き、関係は薄くなっていましたが1924年、アメリカ大陸で初めてメキシコがソビエト社会主義共和国連邦を承認します。

ソ連邦の崩壊後、メキシコとロシア連邦は、協定や条約の面で以前の約束を引き継がれ、2004年にはプーチン大統領がメキシコを公式訪問し、ソ連崩壊後のロシアの指導者として初めてラテンアメリカ大陸を訪問しました(2000年12月のカリブ海諸国訪問に続く)。

その1年後、当時のビセンテ・フォックス大統領が、メキシコの大統領として初めてロシア連邦を訪問。その後、閣僚の訪露、訪墨も積極的に行われていました。現在のロペスオブラドール大統領は、2021年1月にプーチン大統領と電話会談も行っています。

2020年12月11日、メキシコとロシアの国交樹立から130周年を迎えました。

またコロナ禍では、ワクチン確保が世界中で大きな話題となりましたがメキシコはロシア産のワクチンを確保に成功しています。

メキシコはロシアから鉱物肥料や窒素化学製品、アルミニウム、中間鉄・非合金鋼製品、合成ゴム、一部の食品を輸入し、ロシアに乗用車、自動車部品・付属品、電気電話・電信機器、銅マット、モルトビールなどを輸出しています。

ロシアへの輸出総額は499,092ドルに達し、2020年の数値と比較して18.55%の伸びを示しました。同国からの輸入は2021年に2,251,380ドルとなり、2020年の数値と比較して186.48%増加しています。

参考:https://embamex.sre.gob.mx/rusia/index.php/es/relacion-bilateral

メキシコで注目されているロシア企業

さてここからはメキシコで注目されているロシア企業について紹介していきます。メキシコには約100社のロシア企業が進出していると言われています。その中でメキシコにとって特に重要視されている会社を紹介します。

Lukoil社(石油)

最も記憶に新しいメキシコにあるロシア企業は、ルクオイル社ではないでしょうか。ルクオイル社はロシア最大の石油会社の一つ。

2000年にはアメリカのゲティオイルを買収し、アメリカ国内でも「LUKOIL」ブランドのガソリンスタンドが展開されています。

そんなルクオイル社ですが、メキシコの海底油田プロジェクトの株式取得を完了し、ロシアからの援助を受けています。

メキシコ沖の浅海域に位置するエリア4プロジェクトの50%の操業権益を、オペレーターの持ち株会社との取引により4億3500万ドルで取得を完了しました。取引額を4億3500万ドル、支出額を2億5000万ドルとしています。この取引は 既に2022年2月3日にメキシコ当局が承認しているとのことです。

メキシコの複合企業GrupoBALの石油・ガス事業子会社であるPetroBalで、残りの50%の権益を保有しています。

このエリア4の油田の可採埋蔵量は原油換算で564百万バレルに達し、その80%以上が原油です。また、同鉱区は2021年第4四半期に生産を開始し、現在の日産平均原油生産量は25,000バレルを超えています。

参考:https://www.energy-pedia.com/news/mexico/lukoil-completes-entry-into-area-4-project-in-mexico-185960

アエロフロート航空

次はロシアの航空会社アエロフロートです。

アエロフロートは、アエロメヒコ航空と同じくスカイチームアライアンスに所属しており、アエロメヒコとコードシェア便協定を結んでいます。

メキシコは、先週ロシアがウクライナへの大規模な侵攻を決定したにもかかわらず、ロシアの航空会社のメキシコへの乗り入れを禁止しない予定です。

メキシコ観光省のMiguel Torruco Marqués氏は、メキシコとロシアの観光についてツイートでこのように紹介しています。

メキシコとウクライナの関係

最後に、メキシコとウクライナの関係について調べていきます。

ウクライナとは、1992年1月12日に正式に外交関係を樹立し、2017年1月、両国は国交樹立25周年を迎えました。

メキシコはウクライナにとってラテンアメリカで2番目に大きな貿易相手国であり、ここ7年間、わが国は米国に次いで2位を占めています。ウクライナがメキシコに販売する主な商品は冶金製品、肥料、穀物であり、メキシコからウクライナへの主な輸入品は自動車、アルコール飲料、清涼飲料水である

国立統計地理院(Inegi)によると、2021年のメキシコの対ウクライナ輸出額は915,718ドルであり、この数字は前年比14.31%増だった一方、輸入は302,145ドルで、149.1%のプラスとなっています。

参考:https://www.milenio.com/negocios/empresas-mexicanas-podrian-ver-impacto-por-conflicto-rusia-ucrania

出典:https://www.eleconomista.com.mx/estados/Jalisco-apostara-por-inversiones-ucranianas-20220302-0147.html

メキシコで影響を受けるのはBIMBO?

Bimbo社の主要原料である小麦の生産量は、ウクライナは世界第3位、ロシアは第1位です。Bimbo社は北中南米だけでなく、アジア地域、ヨーロッパ、アフリカにも進出しています。

紛争が起きることによって該当地域での原材料入手が難しくなる可能性が取り沙汰されています。

Bimbo社の 管理・財務ディレクターのDiego Gaxiola 氏によると 2021年末には年間を通じて必要な原材料の約70%をヘッジできていると言いますが、今後起こり得るインフレによって影響を受ける可能性は高いと推察されます。

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