みなさんこんにちは。
今回は、シーン別、スペイン語の電話で使えるフレーズなどをご紹介していきたいと思います。
電話ならではの表現というのも知っておくと便利ですし、なんとなく何て言うかわからないフレーズというのもありますので是非ご覧ください。
もしもしの表現は国によって違う!
まず、簡単なところから、もしもしから始めていきたいと思います。
もしもしにあたる表現は、スペイン語が話せる各国で複数あります。
電話の表現は国によって異なりますので、その国で使われている表現を使うことがで来たらよりスマートかもしれませんね。
スペインでは、電話をかける相手が¿Oiga?と尋ね、電話を受けた側はSí, diga. や、Dígameと聞こえていますよ、と意思表示をする流れが一般的です。
メキシコではこれらの流れはなく、¿Bueno?と電話をかける側が尋ね、答える側はそのままBuenos díasと挨拶をする流れが多いです。友人にかける時などは、¿Bueno?を2回言ったりなど少しカジュアルになります。
また、他にも通常の挨拶のように朝ならBuenos días、昼ならBuenas tardes(各国昼食後の時間に使うことが多いイメージです)と言うことも多いです。電話する相手が知り合いなら¡Hola!と通常のように会話を進めることがほとんど。
電話相手に繋いでもらう
最近は携帯を所持していることがほとんどですが、最初の電話などは会社の電話にかけることが多くなりますよね。そのためまずは自分から名乗るのが礼儀。このように挨拶をすれば問題ないでしょう。
Soy 〇〇. (私は〇〇です)
または、
Me llamo 〇〇. (私は〇〇です)
で十分でしょう。他に、敢えて日本語に訳してしまうと「〇〇が話しています」というようなニュアンスに聞こえなくもないですが、
Habla 〇〇. (私は〇〇です)
と表現することもできます。この場合は、一人称単数でHabloとなるのではなく、三人称単数形を使うので注意が必要です。
その後に、会社名も伝えたいときは、
Soy 〇〇, de Mexinavi S.A. de C.V.. (私は〇〇社の〇〇です)
など会社名を後ろにつければ良いのです。
担当の方に繋いでもらう場合は、
¿Podría hablar con 〇〇 ? (〇〇さんとお話しできますか?)
と伝えれば良いでしょう。hablarの代わりにComunicarseを使うことができます。Comunicarを使う場合は、再帰動詞になりますので注意しましょう。
また、話したい相手と既に直接話ができている場合は、
¿Es 〇〇 ? (〇〇さんでしょうか?)
とすれば良いです。
電話で話をするときだけに留まりませんが、相手と話すときに二人称単数(Tú)か三人称単数(Usted)で話すのか確認できておくとベターです。この使い分けは国によって変わりますが、立場が上の人や目上の人と話す時は三人称単数が多いです。ビジネスの場面ではUstedを使った方が良いですが、スペインでは相手個人との関係によっては二人称単数を使う方もいます。
電話を受ける時
では逆に、自分が電話を受ける場合は、どのように話せば良いのでしょうか?
まず電話で相手が名乗らなかった場合、こちら側から相手が誰なのか質問する必要があります。相手を訪ねるときは、日本語で「どちら様でしょうか?」にあたる、
¿De parte de quién?(どちら様でしょうか?)
または、
¿Quién habla?(どちら様でしょうか?)
と質問することができれば、先ほどの例文のように、「Soy 〇〇」と自己紹介をしてもらえます。
また、初めて聞く方はスッと意味が落ちてこない表現の一つに
¿Con quién hablo?(どちら様でしょうか?)
というものがあります。これは文で読むと難しい表現ではなく、直訳すると「私はどちら様と話しているのでしょうか?」という関係代名詞の疑問形になります。前置詞が文頭にくるとパニックになりがちなので、このような表現もあると事前に知っておくと問題ありませんね。
¿Quién llama?という表現も使えますが、あまり私は聞いたことがないですが意味は伝わるでしょう。
次に相手が誰か把握できた後は、用件を聞く必要があります。
¿(En) qué puedo ayudar?(ご用件はなんでしょうか?)
と尋ねたり、Ayudarの代わりにServirを使うこともできます。これらの表現は、お店やレストランでよく聞く表現ではないでしょうか?電話でもこの表現を使うことができますが、どちらかというとカスタマーセンターなどで聞く頻度が高いような気がします。
用件を伝える
さて本題に入ります。用件を伝えるときは、まず何のために電話をしたのか伝えなければなりませんよね。そんな時には下記の表現を使ってみてはいかがでしょうか?
Le llamo para preguntarle 〇〇(〇〇のことが質問したくて電話しました)
このPregutnarのところをinformarやanunciarにすれば知らせるという意味になりますし、何か確認事項があれば、ComprobarやChecar(ラ米のみ、少し口語的)とすれば良いわけです。
このように伝えれば、「ああ、その件で電話をかけてきたのね」となります。
Eメールの書き方も同じなの?
Eメールとなると、書き方は少し異なってきます。Eメールやいわば手紙のようなもの。それにはそれのルールが存在しています。日本では最近メールの書き方は昔よりかは軽くなっており、メキシコでもWhatsappの台頭によって、同じくメールのルールというものは形骸化しつつあります。
しかしメキシコなどの国では、そのルールを知っておくと知らないとでは大きな違いになります。
下記がスペインでのメールの書き方についてまとめた記事なりますので、ぜひご覧ください。コピペ可の例文や表現まで載せていますので参考になれば幸いです。
スペイン語のメールの書き方はこちらより!
最後に スペイン語で電話をしてみよう!
いかがでしたでしょうか?なかなか機会がないかもしれませんが、知らないとどうやって話せば良いんだ?と悩んでしまうのが外国語での電話。特になれていないスペイン語の電話はより悩んでしまうもの。
この記事が参考になれば幸いです。
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