【コロナ最新情報】7月第2週の経済活動再開に向けて。メキシコシティはオレンジ色、グアナファト州は赤色

メキシコを騒がせているガソリン不足問題はなぜ起きた?原因は石油会社内部による石油泥棒

7月第1週のメキシコの活動再開は⁈

メキシコの新型コロナウイルスの最新情報を掲載しております。2020年7月6日現在、感染者は261,750人に上り、国内全土で感染が拡大しております。

一日におよそ10%ずつ感染者が増えていましたが、5月に入り増加率は5%程度、6月は3%程と増加率は低下していますが新規感染者は増え続けております。

▼7月第2週の経済活動再開の指針は?▼

遂に、メキシコシティやケレタロ州が赤信号からオレンジ信号に変わった一方、グアナファト州は再び赤色に。詳しくは、「メキシコのコロナウイルス感染者数と対策まとめ」の記事をご覧ください。

【新型コロナ】7月6日~7月12日はどうなる?メキシコシティとグアナファト州の対応のまとめ

メキシコのガソリン不足はなぜ起きた?

メキシコではガソリン不足が大きな話題になりました。

実は去年から少しづつ話題になっていたこのガソリン不足。それがこの年明けから多くの話題となり、国民はパニックにまでなるほどに。

この原因は何なのでしょうか?

なぜメキシコでガソリン不足が起きたのか?
なぜメキシコでガソリン不足が起きたのか?

その原因は何と、PEMEX内部も関与していたとみられる大規模な石油窃盗に対する軍隊を派遣した取り締まりを行ったからだというのです。油送管からの窃盗横行でPEMEXが輸送の中心をタンクローリーに切り替え、供給不足が発生したといいます。しかし、この横領事件にはPEMEX内部が関わっているとのうわさもあります。

PEMEXとは、メキシコ国営の石油運営会社。メキシコで見かけるガソリンスタンドはほとんどこのPEMEXですよね。

そんなPEMEXに関して、オブラドール政権は会見でこのようなことを発表しました。

メヒサボ
PEMEXはガソリンの横領が日常的に行われていた

この驚愕事実が発覚し、ニュースで流れると、ガソリンが手に入らないとうわさが流れ、国民はガソリンスタンドに駆け込みました。そしてガソリンの在庫がなくなり、供給が間に合わなくなってしまいました。

なぜメキシコでガソリン不足が起きたのか?

ガソリン不足によって営業を停止するガソリンスタンドがでると、国民はさらにパニックになり、開いているガソリンスタンドに長蛇の列ができるという悪循環が生まれてしまいました。

さらに、空いている缶やガラフォンにまでガソリンを入れはじめる始末。

メヒサボ
さすがにもう少し落ち着け!

一方、ミチョアカン州では8日、320あるガソリンスタンドのうち90%が閉鎖。

長い列ができたほか、ガソリンを求めるためガソリンスタンドで寝る市民もでています。さらに、公共交通機関も石油が不足しているため通常の40%で運営をするなど、多方面に大きな影響が出ています。

メキシコシティでは車を使う人が減った一方、エコビシといった他のサービスにも人が殺到もしています。

そして、PEMEXは8日、メキシコシティには十分なガソリンがあり、パニックを起こしてガソリンを買い占めないよう市民に呼び掛けました。PEMEXはメキシコシティには十分なガソリンがあるとコメント。現在PEMEXは中央政府と共にHuachicol(石油窃盗)撲滅およびガソリンなどの安定供給を目指しているといいます。

メキシコ国立宮殿で記者会見を行ったオブラドール大統領は、ウアチコレオ(Huachicoleo:石油窃盗)に対抗するため、4千人規模の軍隊を監視役として派遣。

窃盗集団取り締まり後には、毎日1000台以上のタンクローリー分のガソリンが盗まれていたのが、現在では約20台あまりにまで減ったことを強調しました。

記者会見を通してオブラドール大統領は、「石油は不足しているのではなく、石油は十分にあり、供給を慎重に行っている」と主張。そして、パイプラインを監視しているためバルブを開けることが慎重になっているとコメントを残しています。

しかし、石油の輸送を現在はタンクローリーで行っているため、一日に供給できる限度が減っているため、慎重に行っているのではなく、これ以上供給できないだけではないかとの声も国民の中では上がっているとのこと。

PEMEXはこの10日間のうちに供給安定化を目指しているものの、タンクローリーを利用した供給方法では限界があると指摘されているほか、貯蔵施設に十分なガソリンが供給されるまで1か月はかかるだろうとみられているのが現状です。

だんだんとこの騒ぎは小さくなりつつあるようですが、まだまだ事の終結には時間がかかりそうです。

歴代大統領も見逃していたとオブラドール氏は主張

この件に関して、9日の記者会見ではオブラドール大統領は9日、エンリケ・ペーニャ・ニエト前大統領、フェリペ・カルデロン元大統領、ビセンテ・フォックス元大統領らが石油横領を見て見ぬふりをしていたと批判していたことが分かりました。

記者会見でオブラドール大統領は「フォックス政権時代から、次のカルデロン、ペニャに至るまで歴代大統領はこの事件の全てを知っていたはずだ。」「毎日タンクローリー1000台分を超える石油が奪われていたことを知らないわけがない。」と発言し、物議をかもしています。

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