サンマルコス祭とは?
みなさん、フェリアってご存知ですか?
メキシコでは、国内各地で年に一度「フェリア」と呼ばれるお祭りが開催されます。
そしてアグアスカリエンテスのフェリアはサンマルコス祭(Feria Nacional de San Marcos)と呼ばれ、毎年4月中旬から5月初旬の約3週間にわたって開催されています。
特にサンマルコス祭はメキシコ国内でも有数の規模を誇り、フェリア期間中は国内外から多くの観光客が訪問し、普段のアグアスカリエンテスからは想像もできない程、街中が大いに賑わいをみせます。
アーティストライブや演劇、サーカス、カジノ、闘鶏、民芸品、闘牛、遊園地・・・などなど盛りだくさんの内容で、バーやクラブ、レストラン、屋台なども数多く出店しています。
そんなアグアスカリエンテスのフェリアの現地レポートをご覧ください。
会場の雰囲気
フェリア期間中、日中から各コンテンツは行われていますが、一番盛り上がるのはやはり夜だと思います。
深夜1時前だと言うのにこの人の量!この日は祝前日ということもあり、特に賑わっていました!
また人混みが苦手という方は日中の方が空いているので良いかもしれません。日中の様子はこちら↓↓
アグアスカリエンテスを横断するパレード
毎日のように様々な企画があるフェリアですが、4/25(メキシコでは祝日でした)に、アグアスカリエンテスの街を横断する伝統的なパレードがありました。
まず最初に登場したのが、メキシコの民族衣装の一つでもあるCharro(チャロ)を身に纏った男性達。
そして、メキシコで人気を誇るスポーツ、ルチャ・リブレ(プロレス)の覆面レスラー。
一見極悪そうに見えますが、ルチャ・リブレでは覆面の方が善玉なので、子ども達にとって彼らはヒーロー的存在であり、記念撮影をお願いしている様子も多く見られました。
このパレード、Desfile de Primavera de las Olas(Olasは波という意味)と名前が付けられているように、海をモチーフにしたキャラクター達も多く登場していました。
サンマルコス祭の歴史を辿るフェリアル
アグアスカリエンテスにある劇場、テアトロアグアスカリエンテスにて、期間中行われている演劇(フェリアル)を観に行きました。
サンマルコス祭の起源をコンテンポラリー、フラメンコ、フォークなど様々なジャンルのダンスと音楽で表現しているこのフェリアル、毎年開催されていますがその年のプロデューサーによって構成や演出は変わります。
チケットの値段も1人50ペソとかなりお手頃な価格なので、テアトロはほぼ満員御礼状態でした。
フェリアルはクライマックスに向かうにつれ大盛り上がり!最後は演者と観客が一体になり『Viva! Aguascalientes!』の掛け声と手拍子で締めくくられました。
メキシコ国民熱狂のスポーツ、ルチャ・リブレも開催!
このフェリア、ルチャ・リブレの試合も開催されなんと観戦は無料!
それゆえ開場時間に到着したのですが、最後尾が見えないほどの長蛇の列で到底入れそうになく・・・3時間ほど時間を空けて入場しました。
ルチャ・リブレは日本のプロレスと同様に、善玉の「テクニコ」とヒールの「ルード」にチームが分けられ、複数人で対戦します。
リング外の乱闘アリ、また、友人とどちらのチームが勝つかなんて話をしながら観戦するのがとても楽しかったです。
エンターテイメント性に特化し、勧善懲悪がはっきりしているので、老若男女問わず人気なルチャ・リブレ。会場の盛り上がり方がすごい!
ルチャ・リブレに関しては以前に記事をあげていますので、そちらも参考にしてみてください。
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いかがでしたか?
私が現地で観たのはフェリアのほんの一部で、数回足を運んだだけでは全て見きれないほど、たくさんのコンテンツが行われていました。
国内でも有数の規模を誇るアグアスカリエンテスの一大イベントに機会があれば是非足を運んでみてはいかがでしょうか?
◾️Feria Nacional de San Marcos公式HP
http://www.feriadesanmarcos.gob.mx