「健全な距離の維持キャンペーン(Jornada Nacional de Sana Distancia)」延長か
ロペス=ガテル(Hugo López-Gatell)保健省次官はメキシコにおける新型コロナ感染拡大に伴い新たな見解を示しました。
新型コロナ感染拡大を防止するために3月より始まった政府の「健全な距離の維持キャンペーン(Jornada Nacional de Sana Distancia)」を5月30日まで延長する方針を打ち出しました。
これはメキシコの新型コロナウイルスのピークが5月8日から10日の間にくると予測されたデータに基づいているとのことです。
感染が確認されない・少ない地域については保険省次官の承認のもと5月17日より学校や生産活動の再開がされる見込みです。
また、数日前、ロペス=ガテル(Hugo López-Gatell)保健省次官は新型コロナウイルス拡大による第三フェーズは避けられないものと発言し、地域によってはそのレベルに到達しているとも見解を示しました。
メキシコシティの地下鉄でマスクの着用が義務化。コロナ対策で
2020年4月17日(金)より、新型コロナウイルスCOVID-19のパンデミックを遅らせメキシコシティにおける感染対策の一環としてメキシコシティのメトロ乗車時のマスクの着用が義務となることを交通機関システム(STC)が記者クラブを通して発表しました。
今週の水曜日より、メトロで多くの乗客が乗るPantitlán駅にてマスク100万個が配布されました。
Pantitlán駅は、メトロのA、1号線、5号線、9号線が交わり、一日に平均394,459名の乗客が移動すると計算されています。
新型コロナウイルスの感染拡大は首都メキシコシティの市民の移動に大きな影響を与えています。4月9日の発表の時点でメトロ含む公共交通機関の利用客は60%~80%減少しているとのことです。
STCは乗客に新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために、鼻と口を完全に覆うなどマスクの適切な使用を呼び掛けています。
メキシコのコロナ感染状況
4/15時点のコロナ感染者は5,847名、濃厚接触者は11,717名、死者は449名となっています。
メキシコにおける感染者は一日におよそ10%ずつ増加しており、まだ感染の終息の目途はたっていません。
引き続き皆さんも気を付けましょう。
お知らせ1:メキシコのコロナ情報詳細
以下の記事ではコロナの詳細記事を載せています。
詳しくは、「メキシコのコロナウイルス感染者数と対策まとめ」の記事をご覧ください。
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参考記事:Forbs mexico
(1)高齢者及び高いリスク(既往症等)を持つ国民の保護
(2)全てのレベルの教育機関の閉鎖
(3)100人以上が集まるイベント・集会の中止
(4)全てのセクターにおける移動を伴う労働の一時停止
(5)予防措置の強化