図解で解説!スペイン語の過去未来・関係詞を学ぼう!【5分で分かるスペイン語文法⑧】

今日のテーマ:過去未来・関係詞の使い方

基本文

me gustaría tomar un descanso

me dijo que llegaría mañana.

Pues te aconsejo comer Mole, que es una de las comidas típicas oaxaqueñas.

¿qué te dijo tu amigo del que me habías hablado antes?

死者の日に最も盛り上がる街の1つと言えるオアハカ
今回はそんな街オアハカを旅します

▼▼▼▼▼

Estamos en Oaxaca. ¡Qué bonita! ¿Qué te parece?

さぁオアハカに到着したよ。きれいだね!エリカはどう思う?

Muy linda y está llena de colores.

とても素敵だし、街が色で溢れているね。

Martin, me gustaría tomar un descanso, es que ya me cansé un poquito.

ねぇマルティン、少し疲れちゃったから休憩したいんだけど…

Entonces, ¿por qué no vamos al restaurante?

それじゃあレストランに行くのはどう?

Muy bien.

いいね!

(en restaurante) ¿Qué me recomiendas? Yo quiero comer algo especial de Oaxaca.

(レストランにて)何がおすすめ?私は何かオアハカ特有のものが食べたい。

Pues te aconsejo comer Mole, que es una de las comidas típicas oaxaqueñas.

それじゃあモレを食べた方がいいよ、オアハカの代表的な料理の一つなんだ。

Gracias, voy a probarlo.

ありがとう、それを食べてみるね。

Por cierto, ¿qué te dijo tu amigo del que me habías hablado antes?

ところで、この前マルティンが話していたお友達は何て言ってた?

Me dijo que llegaría mañana.

明日到着するって言ってたよ。

過去未来とは

過去未来の活用

単数複数
一人称-ía-íamos
二人称-ías(-íais)
三人称-ía-ían

過去未来形の活用もシンプルです。動詞の最後に上の表の活用語尾を当てはめるだけです。

前回学習した未来形同様に過去未来形にも例外があります。
例外となる動詞は同じなのでもう一度復習しましょう。

haber(habr-), querer(querr-), saber(sabr-) → 動詞語尾の-ar,er,irが落ちてrがつく

poner(pondr-), tener(tendr-)        → 動詞語尾の-ar,er,irが落ちてdrがつく

decir(dir-)                → contradecirも同じ変化

hacer(har-)               → deshacerも同じ変化

過去未来の用法

1. 過去から見た未来の事柄

Me dijo que llegaría mañana.

明日到着するって言ってたよ。

Martinのこの発話の中のllegarが過去から見た未来の事柄を表す用法として過去未来形で使われています。

マルティンのお友達がマルティンに話したという主節の内容(過去)から見て
従属節の内容(明日到着する)は未来の事柄になります。

そのためここでは過去未来が用いられています。

2. 過去の事柄についての推測(過去+推測)

Cuando se casó con tu hermana, tendría 27 años.

彼があなたのお姉さんと結婚した時、彼は27歳だっただろう。

今回のMartinとErikaの会話ではこの用法は出て来ませんでしたが、用例は上のようになります。

「彼が結婚した」という過去の時点において、「彼は27歳だった」ことを推測しています。

未来形を用いれば現在の推量が、過去未来形を用いれば過去の推量ができると整理しておきましょう。

3. 現在・未来の事柄についての婉曲表現

Me gustaría tomar un descanso…

休憩したいんだけど…

Erikaのこの発話が現在・未来の事柄についての婉曲表現になります。

「休憩したい」はエリカの現在の願望ですがquererを使って表現すると直接的すぎる表現に感じられます。

代わりにgustarの過去未来形を使うことで婉曲的に自分の希望を相手に伝えることができます。

スペインとメキシコのスペイン語の違いとして表現の違いが挙げられます。

おおまかにはスペインは直接的、メキシコは婉曲的ということができるでしょう。

お店で注文する際スペインでは命令形を使う一方、メキシコでは現在形を使うことが例として挙げられます。

メキシコでは過去未来を頻繁に耳にすることがあると思うのでマスターしましょう!

4. 現在・未来の事柄についての非現実的条件の帰結

これは si や aunque を用いた非現実的な条件文の帰結節に用いられます。

Si hubieras salido más temprano, llegarías a tu destino.

もしもっと早くに出ていたら、目的地についていたのに。(現在もまだ着いていない。)

この文章が成立するには早くに出ていなかったこと、そして目的地にまだついていないことが条件となります。

この用法を使いこなすには接続法過去・過去完了、直説法過去未来・過去未来完了を学習する必要があります。

色鮮やかにお墓を飾り故人を偲ぶ

関係詞とは

まず初めに関係詞とは何かを簡単に説明します。

関係詞とは文と文をくっつける接着剤のようなものだとイメージしてもらうといいと思います。

そして関係詞には3つの種類と

  1. 関係代名詞 … 名詞の代わりになる。ej.) que, quien, cual
  2. 関係副詞  … 副詞の代わりになる。ej.) donde, cuando, como
  3. 関係形容詞 … 形容詞の代わりになる。ej.) cuyo, cuanto

2つの用法があります。

  1. 制限用法  … 先行詞を限定する。
  2. 非制限用法 … 先行詞を説明する。

関係代名詞/制限用法

Por cierto, ¿qué te dijo tu amigo del que me habías hablado antes?

ところで、この前マルティンが話していたお友達は何て言ってた?

このエリカの発話は上のような二文からなっていることがわかります。
そしてこの二文の接着剤の役割を果たすのが tu amigoであり、それを関係詞として用います。
マルティンの友達で、エリカに以前その友達について話したことがある友人だと限定しています。

que → 先行詞は人や物(人が先行詞となる場合、直接目的語につくaは要らない)。

donde → 先行詞は場所。

cuando → 先行詞は時。

como → 先行詞は様態。

そしてこの二文を一つの文としてくっつけるために関係詞節の文頭に持っていきます。
この時、関係詞の前に前置詞がある場合、前置詞も一緒に移動することに気をつけてください。
hablar de + 〜 で 「〜について話す」という意味になります。

関係代名詞/非制限用法

Pues, te aconsejo comer Mole, que es una de las comidas típicas oaxaqueñas.

それじゃあモレを食べた方がいいよ、オアハカの代表的な料理の一つだ。

まとめ

過去未来形

  1. 過去から見た未来の事柄
  2. 過去の事柄についての推測(過去+推測)
  3. 現在・未来の事柄についての婉曲表現
  4. 現在・未来の事柄の非現実的条件の帰結

関係詞

二つの文をくっつける接着剤のような役割を果たす。

3つの種類 【関係代名詞】【関係副詞】【関係形容詞】 と

2つの用法 【限定用法】【非制限用法】 がある。

関係詞はスペイン語学習で躓くポイントの一つではありますが、スペイン語を運用する上で重要な文法事項なのでしっかりと学習していきましょう!!

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