メキシコ国内の新型コロナ感染状況レビュー
2020年、世界中で感染が拡大した新型コロナウイルス。メキシコもその筆頭。メキシコでの新型コロナウイルスはますます拡大しています。
2021年に入り、ワクチン接種がメキシコで急速に拡大を見せ、ついに6月にはメキシコシティを始めとした多くの都市が緑信号になりました。
しかし落ち着いたのも束の間、現在また感染者数が増えている事態となり、メキシコシティの信号も緑⇒黄色⇒オレンジ⇒赤となってしまいました。8月下旬からの移行はオレンジ信号⇒黄色⇒緑と信号の状況はよくなっております。
それでは新型コロナの感染者数を見てみましょう。
メキシコの新型コロナ感染者数
12月1日時点でのメキシコ国内の新型コロナ感染者数は3,891,218人です。
感染者:3,891,218人(昨日比+6,652人)
死亡者数:294,428人
メキシコ国内での新型コロナ感染は2020年2月末から始まり、一年が経過しましたが未だに増えていますが、感染者の増減に波があります。
詳しくは、下記の一日当たりの感染者数の数字を見てましょう。
メキシコの一日あたりの新規感染者数
上のグラフはメキシコ国内の新規感染者数です。
- 第一波の新規感染者数のピークは7月~8月
- 第二波の新規感染者ピークは11月~1月
- 第三波の新規感染者ピークは7月~8月
と言われています。
今まで新規感染者数が6000人を超えていたのは2020年8月ごろまででしたが、10月から感染者は急に増えだし、1日に10,000人を超す日が出てくるようになりました。
そして問題は最近です。(オレンジ丸部分)
急激に新規感染者数が増えていることが分かります。9月に入り、少しは落ち着き、10月もこのまま低水準で推移しています。
現在は落ち込んでいますが、今後オミクロン株の流行も懸念されています。
州別に見た、新型コロナ感染者数
州別の感染者数でみてみると、以下のようになっています。
上は州別の感染者数の数字です。これを見ると、やはり首都、メキシコシティが異様に多いことが分かります。
12/1時点での、感染者数トップ5を見ていきましょう。
- メキシコシティ 感染者数:985,173人
- メキシコ州 感染者数:379,168人
- ヌエボレオン州 感染者数:207,089人
- グアナファト州 感染者数:196,638人
- ハリスコ州 感染者数:163,415人
メキシコ国内のワクチン接種状況について
2020年12月24日より新型コロナウイルスのワクチン接種が始まりました。
2021年12月1日現在、下記の通り接種が進んでいます。
1回のワクチン接種完了:76,845,255
必要回数のワクチン接種完了:65,038,728
メキシコ全土でワクチン接種が進められており、メキシコシティの当局は、18歳以上の成人を対象としたワクチン接種日が最終段階を終え、メキシコシティで1,300万4,322人に接種したことを発表しました。
メキシコの新型コロナの信号情報について
メキシコでは2020年6月より信号制度が始まっています。
この指針は連邦政府による例示であり、最終的な措置は各州政府によるとのことで、各地域の状況に応じて決定される模様です。お住まいの地域の最新情報の収集・感染予防に努めるようにしてください。
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今回の更新では、アメリカとの国境を黄色信号にしたような印象を得ます。
また、メキシコシティそのほかの州では別の基準で信号制度を取り入れていますので、メキシコシティの感染状況を見てみましょう。
メキシコシティの信号情報!
- メキシコシティの感染者数…985,173人
- メキシコシティの死亡者数…52,551人
メキシコシティの信号状態は現在緑信号です。
メキシコ市政府は、18歳以上を対象とした新型コロナウイルスの予防接種への市民の高い参加率に感謝するために、今週(21/10/30,31)末に一連のイベントやプロモーションが行われました。
▼詳しくは下記の記事より!▼
メキシコでもオミクロン株の感染が確認
メキシコ保健省のロペス・ガテル次官は3日、新型コロナウイルスの新変異株「オミクロン」による感染が国内で初めて確認されたと発表しました。
ツイッターで、感染者は南アフリカからの51歳の渡航者で、現時点での症状は軽く「回復の可能性は高い」とされました。この渡航者は11月21日にメキシコシティに到着し6日後に発症。11月29日に市内の私立病院で治療を受け、現在は「自主的な隔離措置」を取っているといいます。
詳細な情報が出次第、また共有をしていきます。
まとめ
メキシコ国内ではまだ感染者が増えています。
連邦政府や州政府の発表も変わってくることもありますので、日々の情報収集に努めましょう。