【お土産を買うならここ!】メキシコ中の雑貨が集まるシウダデラ市場を徹底解剖

一時帰国があと2週間(当時)と迫っているにも関わらず、何のお土産も買っていなかった筆者。

これはさすがにマズイ!と思い立ち、メキシコシティを訪れたついでに中心部にある雑貨市場Mercado de Artesanías La Ciudadela(シウダデラ市場)へ行ってきました。

メルカドバッグ刺繍のブラウスポンポン飾りなど、今や日本でも人気のメキシコ雑貨。

ただ日本のショップで購入するとそれなりのお値段がするのです…。

「せっかく本場にいるのだから、少しでもお手頃に手に入れたい!」

そんな希望を叶えてくれるこの市場を、今回は徹底解剖していきたいと思います。

※メキシコリピーター、民芸品収集に並々ならぬ情熱を捧げる方へ※

個人的な感想としては、シウダデラ市場はバラマキ土産向けのラインナップ。

色使いや品質など「こんなの誰も持ってるのを見たことがない!」という商品をお求めの方は、実際にその商品を作っている地方や村まで足を運びましょう。

(オアハカの村々ではカバンや絨毯のオーダーメイドなども出来ました)

こだわりの逸品と出会えた時の感動はひとしおです。

シウダデラ市場までのアクセス

シウダデラ市場の最寄り駅はメトロ・メトロブス3番線の「Juarez」駅。

駅から市場までは歩いて10分程、メトロブスの駅の方が若干市場からは近いです。

上がメトロ、下がメトロブスの駅周辺。

歴史地区の西の外れにあり、周辺の治安はまずまずといったところです。大通りを歩くのはマストですね。

営業時間は10:00-19:00(日曜日は18:00まで)ですが、日のある間に撤退してきた方がベター。

市場内のお店も11時頃からぼちぼちと開店し始め、17時を過ぎると店じまいする所も多いので午後一番での訪問がお勧めです。ちなみに10時のオープン直後は閑散としています(笑)

BALDERAS通りを道なりに歩いていくと、黄色い外壁に囲われた市場が見えてきます。

民芸品の垂れ幕がかかる他、蝶モチーフの壁画も描かれているので、是非記念撮影を!

さて、いよいよ市場内へ潜入!

50年以上も前から営業しているというこの市場には、350を超える店がひしめき合っています。

端から端までじっくり見て回ると、2時間くらいはかかるかもしれません…。

各通路に番号が振ってあり、一応全体マップもありますが、細い通路に入ると迷いやすいかも。

BALDERAS通り側から入ると、手前側から下記のようにざっくりとゾーニングされています。

  • タラベラ焼・セルビン焼(もどき)などの焼き物ゾーン
  • 織物・刺繡グッズゾーン(向かって中央~右側)
  • カゴ系・ブリキ(オハラタ)・ガイコツ飾りなどのゾーン(向かって左側)
  • ビーズアクセサリー・ルチャリブレのマスク・ポンポン等の雑貨ゾーン(奥側)

お目当てのものがあれば、まずはその品物が集まっているゾーンへ向かい、

その後に他のグッズを探すために移動するのが効率の良い回り方だと思います。

オハラタもタイルも一緒に買える店も!

品揃えのラインナップも年々変わっているような気がします!

2018年に初めて訪れた際には、ポンポン・コラソン最盛期でどこのお店にもありましたが、今回発見できたのは数件。

しかも日本人女子受けしそうなパステルカラーの品があったのは1件のみ!

その他にもテキーラの小瓶や「Mexico」と書かれたTシャツやカップ、

メキシコ版駄菓子などなど、お土産向けのものが豊富に揃っています。

何を買おうか?今までの戦利品一覧

これだけ品揃えが豊富だと、何を買えばいいのか分からない…。

そんな方へ今まで筆者が購入した戦利品を一挙公開します!

ビビッドな色使いが可愛いメキシコの雑貨。でも日本に持って帰ると

「あれ、何か日々の生活では使えないかも…」となることもしばしばあります。

筆者は今回「日本のOLさんでも使える品」をテーマにお土産を探しました!

初めて訪れた際にはパステルカラーのフェルトで出来たハートのキーホルダーや、

ビビッドな色の織物なども購入しましたが、どれも友人や家族には好評でした♪

①タラベラ焼のマグネット

タラベラ焼の本場と言えばプエブラですが、滞在可能時間が短い中行くのは骨が折れる。

そんな旅行者の方でもこの市場でなら食器類や表札など、様々な品物を購入可能です!

ヨーロッパの雰囲気も感じる、青や黄色を基調とした色柄は日本でも馴染みそう。

定番の花や幾何学模様だけではなく、キッチュなガイコツ柄があるのはメキシコならでは。

小さい物は1個15ペソ。サイズが大きい物で20ペソのものもありました。

②オトミ刺繍のトートバッグ

鳥や植物をモチーフにした、カラフルな作品で知られるオトミ刺繡

本場はメキシコシティの北側にあるイダルゴ州、グアナファトでは中々お目にかかれません。

マルチカラーも可愛いですが、単色の作品も金色や黒等、色を選ぶとこんなにシックで大人向になるんです。トートバッグの他にはクッションカバーやランチョンマットがおすすめ。

これは母親へのお土産に。破格の390ペソでした。

③カラフルなエコバッグ

少し民芸品とは言いづらいですが、どこの市場でも売っているこのエコバッグ。

様々な色を選べるのはもちろん、プラスチック製なので濡れても大丈夫なのが嬉しい所です。

中ぐらいのサイズでマチがあるものであれば、ランチタイムにコンビニへ行く際のサブバッグとして使えるのではないでしょうか?薄いのでかさばらないのも旅行者にはピッタリ!

元々は1枚70ペソでしたが、値切って60ペソに。

リピーターが教える「ここに注意!」

シウダデラ市場で販売されている商品は、基本的に定価があります

品物毎にラベルや値札がついていることもあり、高額でふっかけられる事は少ないです。

(複数購入することで値切りも可能だったりしますが、10ペソ引からスタートと意外と強気)

ただし…同じような商品でも、店によって価格が大きく違うことも!

例えば上記のオトミ刺繍のトートバッグ、他の店では450ペソと言われたこと数回。

ちょっとケチ臭い話ですが、お手頃価格でお土産を購入したい場合は聞き込みが大事です。

値段を聞いて、品物の品質を確かめてみて、同じような商品でより安く売っている店がある場合には「少し考えてからまた来るね!」と言っても大丈夫。私は今回4件回り、ようやく購入…。

また刺繍製品については、刺繍が施された生地の裏側をチェックしましょう。

表側の図案と同じ模様が浮き上がっていれば高品質。縫い目も揃っているか確認を忘れずに。

ポーチやカバンはファスナーの開け閉めが容易か、実際に試してみましょうね(笑)

布製品については縫製がしっかりしているか、歪んでいないかなどもしっかり見ましょう。

日本人が「メキシコの刺繍ブラウス」と聞いて連想する、オアハカの花の刺繍製品のラインナップが意外と少ないこの市場。オトミやプエブラ、チアバスのものは比較的見つかりやすいです。メルカドバッグもオアハカ程品揃えはないかと。

シウダデラ市場に関する良くある質問コーナー

市場周辺の治安はどうですか?

シウダデラ市場は、メキシコシティのJuarez駅付近にあります。Juarezはべジャスアルテス宮殿などもあり観光地に近い場所なので治安は比較的問題ないですが、観光客向けというよりも地元の人が多く集まる場所です。通常通り、軽犯罪には気をつけましょう!

観光客向けの市場のため、ぼったくり被害に遭わないか心配です。

上述の通り、シウダデラ市場は値札が貼られていますので会計時に思った価格と違うというのはないでしょう。しかし、似ている商品でも店によって価格が異なることが多いため色々な店を回って、気に入ったお店を見つけてそこで購入するのが良いかもしれません。

値引きにチャレンジしてみたいです!値引きはできますか?

結論から言うと、値引きは可能です。しかし、まとめ買いをすることで値切りできるといった方が正確かもしれません。また値引きについては適正価格を知っている、もしくはこの値段なら買えるor買いたいという意志が大切なので面白おかしくやらない方が良いでしょう。

お土産探しは是非シウダデラ市場へ!

今回の特集、いかがでしたか?

シウダデラ市場以外でも、各都市にはその特産品や民芸品を並べた市場が数多く存在します。

しかし!シウダデラ市場の良いところは各地に足を運ばずとも、各地のお土産が一気に探せるところです。メキシコシティの中心部にあり、欧米の観光客も多いため英語も比較的通じます。

お土産探しに悩む方、是非シウダデラ市場へ足を運んでみてくださいね♪

名称シウダデラ市場
Mercado de Artesanías La Ciudadela
住所Balderas S/N, Colonia Centro, Centro, Cuauhtémoc,
06040 Ciudad de México, CDMX, メキシコ
営業時間10時00分~19時00分
17時頃から店によっては閉店してしまうため注意。
アクセスメトロJuarezより歩いて約10分。
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