都市別にご紹介!メキシコ中がお祭り騒ぎになる日「メキシコの独立記念日」の楽しみ方

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メキシコの独立記念日ってどんなの?

メヒサボ
¡Viva México! ビバ・メヒコ!

皆さんもこのフレーズは聞いたことがあると思います。

9月16日は「メキシコの独立記念日」です。

1810年のこの日、メキシコはスペインからの独立宣言をし、それ以降、独立記念日として国民の休日となっています。

そして9月15日の前夜祭が始まり、国全体がお祭りムードになります。愛国心旺盛なメキシコ人にとって、またお祭り好きのメキシコ人にとってとても大切な日なんです。

いよいよメキシコ独立記念日。せっかくのこの機会、独立記念日を楽しんじゃいましょう!オススメの過ごし方ご紹介します!

 

実は…独立記念日は独立した日じゃない?!

独立記念日は、 1810年9月16日、スペインからの独立を目指してミゲル・イダルゴが¡Viva México! (メキシコ万歳!)と演説した事が由来だといわれています。

つまり、独立記念日とは、メキシコがスペインから独立を勝ち取った日ではなく、独立を宣言した日(独立戦争の宣戦布告をした日)なのです!

この時代の主人公はミゲルイダルゴという司祭。

ミゲル・イダルゴは、グアナフアト州にある小さな町、ドローレス・イダルゴ Dolores Hidalgoで司祭をしており、ドロレスの司祭として先住民や混血の農民や労働者達の生活改善に力を入れる農民の暮らしと向き合う司祭だったそうです。

当時、スペイン本国はスペイン独立戦争が勃発する事態となっており、その混乱に乗じ、植民地の解放の機運が中南米各地で高まっていました

またグアナフアト州からケレタロ州にかけて広がるバヒオ農村での干ばつ、それによる飢饉が広がり、大農園の売り惜しみにより主食のトウモロコシの値段が高騰し農民は苦しんでいた状況を鑑み、イダルゴ自身は社会的抗議を意識し、決起を計画しました。

これがメキシコ独立革命の発端となったのです。イダルゴは農民に対する人頭税の廃止、奴隷制の廃止、不当に奪われた農民の土地の返還などの要求を掲げていました。

1810年9月16日の早朝、イダルゴはドロレスの教会の鐘を鳴らし会衆を集め、スペイン植民地政府やペニンスラールに対する抵抗を呼びかけます。

「我らがグアダルペの聖母万歳!悪辣な政府と植民者たちに死を!」と言ってすべてのスペイン人の追放を訴え、演説を「Mexicanos, ¡viva México! (メキシコ人よ、メキシコ万歳!)」という叫びで締めくくります。

この有名な演説が『ドロレスの叫び』(Grito de Dolores)と呼ばれているのです

メヒサボ
実はこの時、イダルゴ神父は独立に関しては口にしていないんです。独立は他の反乱を率いていた反乱者が口にしていたのでした。

 

独立記念日の楽しみ方

ソカロに行き、Gritoを叫ぶ

ではこの独立記念日で、最も盛り上がる場所はどこなのでしょうか?

それはメキシコシティの中心地、ソカロです。なんと中央広場には当日数万人の人が訪れるんです!

独立記念日の前日にあたる9月15日の23時になったら、大統領が独立のための偉人の名前を次々と挙げた後に、「ビバ、メヒコ!(メキシコ万歳!)」と皆で叫ぶのがお決まりです。

そして大量の花火が打上ります。この一連の流れがGritoと呼ばれるんです。

豪華な花火!

夕方あたりから人が集まり始め、広場周辺にいる人たちは泡スプレーをかけあったり、卵の殻の中に紙吹雪をつめたものを投げつけあったりと夜通し大騒ぎします。

また、ソカロ周辺では独立記念日グッズが販売されています!

現在は泡スプレーなど持ち込み禁止です。売っていても持ち込めないものもあるので注意してね!広場に立ち入る際は持ち物検査が行われています。

 

Gritoの前にはコンサートも行われます。

 

独立記念日の注意点

1.治安に気を付けよう

この日はメキシコシティ以外からも多くの人が駆け付け、とても窮屈になります。スリなどに十分に気を付けて下さい。

Zócaloには驚くほど多くの人が集まります。そのためメトロのZócalo駅は封鎖されるので周辺の駅から歩いて向かってください。また人が集まり荷物が盗まれることも考えられますので、最小限の荷物で向かってください。花火が終わるとメキシコ人は一斉に帰路につき押し合い圧し合いになるので十分注意してください

当日はこんなに人が集まります。

 

式典及び祭事のような大勢の人が集まる場所では、一般犯罪の増加が懸念されます。スリ・置き引き等の被害にあわないように、十分に注意して行動してください。

大規模な式典及び祭事は多くの人々が注目しておりますので、開催所やその周辺が非常に混雑することが予想されると共に、交通規制による渋滞や公共交通機関の混雑も想定されます。人が多く集まる場所においては、スリや置き引き等の一般犯罪が増加する傾向にありますので、被害に遭わないための行動を心掛けてください。

 

また、 注意事項人混み等において行動する場合は、次の点に注意してください。

  1. 華美な服装は避け、目立たない身なりを心掛ける。
  2. 注意散漫になるため、スマートフォン等を操作しながら移動しない。
  3. 多額の現金や必要以上のカード類は持ち歩かないようにし、また貴重品は取られやすい場所(ジャケット及びズボンのポケット等)に入れないようにする。
  4. 不用意に近づいてきたり話しかけてくる人には十分注意する。

 

 

2.遅く行き過ぎると入れない?!

今まで写真でご覧頂いたように、当日は夕方からライブが始まり、大変な人ごみになります。

多くのメキシコ人は5時頃から集まり始まりますが、一説には7時ごろになると既に混雑で入場できないこともあるそうです。

最近は中央広場の中に簡易トイレも設置されたとのことですので、女性も安心ですね。

 

こんなこともできるよ!Grito以外の楽しみ方

プラン2:ソカロだけじゃない!家の近くでGritoする

じつはこのGrito,ソカロだけでなく、 各地方の市庁舎でも同じように行われ、各市長たちがソカロ(市庁舎)でこのViva! Mexico!!を行うんです

例えばメキシコシティ、UNAMの近くですと、コヨアカンでも行われます。

ソカロまで行くのはちょっと…。という方はぜひ家の近くでGritoを探してみては?

詳しくは後述します!ご覧ください!

実はこのコヨアカンgritoもとても大人気。留学生の方もコヨアカンに行く人が多いかもしれません。

 

プラン3:家でまったり。独立記念日フードを食べよう!

実はこれが一番メキシコ人らしい過ごし方かも?

メキシコ人は家庭をとても大切にします。だから、このような祝日の時には家族でそろってご飯を食べるんです

独立記念日付近には、Chile en Nogadaという食べ物がメキシコ中で食べられます。


簡単に説明すると、メキシコ風ピーマンの肉詰め~メキシコ独立ver~というところでしょうか。

大きく辛くない唐辛子(chile poblanoと言います)の肉詰めに、クルミの白いソース、グラナダの果実の赤、そしてパセリの緑。

分かりましたか?

メキシコの国旗を表していますよね。このように国旗をイメージした食事もあるんです。この時期限定の料理なので、皆さんも食べてみては?

 

プラン4:パーティで騒ぐ

若者はこのパターンが多いかもしれないですね。よくGritoをした後はみんなでクラブにって朝までどんちゃん騒ぎ、なんてのもあります。それかそのままホームパーティをしたり、など。

もちろん、治安に気を付けて、危ない者には近づかないようにしてくださいね。スリにも注意です。

 

都市別楽しみ方をご紹介!

メキシコシティ~ソカロ編~

男の子
メキシコシティのソカロに行ってきました!

メキシコシティの中心地、つまりメキシコの中心地Zócaloは独立記念日前後ににメキシコで最も多くの人が集まり、最も賑わう場所といっても過言ではないでしょう。そんなZócaloの楽しみ方を紹介します!

メキシコの独立記念日の前日9月15日、Zócaloにそんなにも人が集まるのは何と言っても現職の大統領がEl Grito(叫び)を行うのを見るためです

このEl Gritoは1810年にイダルゴ神父がGuanajuatoのDoloresで行なったスペインからの独立宣言を再現したものです。そのため独立記念日はメキシコ人にとって一年で最も重要な日ということもできるでしょう。

大統領によるGritoが行われるのは23時。しかしこの独立記念日の前夜祭は19時から始まっています。

Plaza de la constituciónでは舞台と大きなモニターが用意され様々なショー行われており、19時から独立記念の盛り上がりを感じることができます。

独立記念日
私はZócaloにこのショーが始まる少し前の18時に到着することをオススメします。

そしてZócaloにあるEl Moroの1号店でメキシコ名物のChurroとChocolataを頂いてから広場に向かいましょう。前夜祭は長いですからね

メキシコのチュロスが美味しすぎ!El Moro完全解説~店情報からメニューまで~

広場に着いたらぜひ頰にメキシコの国旗を示す緑・白・赤のペイントを顔にしてもらいましょう。

クレヨンのようなものが至る所で売っているのでそれを買って書くのもいいですし、広場に集まった子どもたちがクレヨンを持っていて書いてもいい?と言ってくるのでその子たちに書いてもらうのもいいでしょう。

私たちは子どもに書いてもらいました!

そしてショーを見ながら大統領のGritoを待ちましょう。

Gritoが始まったら周りのメキシコ人とともにVIVA MÉXICOと叫び独立をお祝いしましょう。Gritoが終わると花火が打ち上がります。

この花火は圧巻で日本にも引けを取らないほどです。花火を見終えたら日付が変わる時間になるので帰りましょう。

 

メキシコシティ~コヨアカン編~

女の子
メキシコシティのコヨアカンに行ってきました!

私はホームステイ先が近くだったこともあり、独立記念日前日は通っている言語学校の同じクラスの方たちと一緒にコヨアカンの広場へ行くことになりました。

場の周辺は車両通行止めになり、自由に歩くことができます。また、中心部へ入る際にはソカロと同じく荷物検査があり飲み物などは持ち込めません。

通りに沿って並ぶ屋台には、ポテトを揚げたものやチョコフォンデュなど普段は見られない食べ物や、カラフルなぬいぐるみなどが売られ、眺めるだけでも楽しいです。

広場の中央では夕方からライブが始まり、ステージでは歌やメキシカンダンスなどの演目が繰り広げられます。曲が流れだした途端、あちらこちらで踊る人が現れるのはさすがメキシコだなぁという感じです。

夜11時頃にある¡Viva México!の叫びは、大統領のいるソカロが広場にいくつか設置されているスクリーンに中継で映されおり、それに合わせて皆で叫びます。

メキシコのこの時期は昼過ぎから夜にかけて比較的雨が降りやすいのですが、この日は一日中全く降りませんでした! 天気も独立記念日に味方してくれたようです。

 

人は多いですが、ソカロほどではなく、トイレも広場の周りやお店の中にもあるので心配なく過ごせました。

独立記念日の雰囲気を味わいたいけどソカロの混雑や交通手段が不安な方は、コヨアカンもひとつの手かもしれません。

 

 

グアナファト

男の子
グアナファトのアロンディガに行ってきました!

9月15日、メキシコの伝統的な行事である独立記念日を、私はグアナファトの中心街で過ごしました。

この日は、グアナファトではアロンディガ博物館付近が最も盛り上がるとのことだったので、夜8時半頃、メキシコ人学生と一緒にアロンディガ博物館の広場に行きました。

既に、たくさんの人で広場は溢れかえっていましたが、私達も何とか広場の中へ入ることができました。

広場には音楽演奏用の特設のステージや露店が設置されており、広場は熱気に包まれていました。

夜9時〜11時頃になると、特設ステージでのラテン音楽演奏や、打ち上げ花火、アロンディガ博物館でのプロジェクションマッピング等が行われました。

そして、独立を祝うキーワードである「ビバ・メヒコ」という言葉と共に、広場は大きな盛り上がりを見せていました。

メキシコ人にとって、9月15日という日は特別であるという事を肌で感じることができ、また私達留学生にとっても、忘れられない一日となりました。

 

ドローレスイダルゴ

女の子
イダルゴ神父の聖地、ドローレス・イダルゴに行ってきました!

ミゲル・イダルゴが独立を宣言した場所であるドローレスイダルゴ。

16日に訪れましたが、イダルゴの町ということもあって、町のいたるところにイダルゴの肖像や絵がたくさんありました

町の一番の中心地でもあるPlazaではお祭り状態で、前日のGritoの跡がたくさん残っていました。

ドローレスイダルゴには、イダルゴが昔住んでいた家が博物館として展示されており、中にはイダルゴの骨の一部も眠っています。

 

ケレタロ

女の子
ケレタロに行ってきました!

独立記念日前の13~15日、ケレタロでは、アステカが起源のコンチェロス(concheros)の祭典が行われます。

かつてメキシコに侵略してきたスペイン人と先住民族のチチメカ人との闘いがモチーフになっているこの祭典では、コンチェロスというダンスを派手な民族衣装をまとった人たちが踊っています。

深夜11時ごろから、中心のPlazaでメキシコシティとの中継が始まり、バンドがやってきて演奏を始めました。12時付近になるとケレタロの市長も登場し、一気にGrito待ちのムードに。

Gritoが始まると一気に会場の雰囲気が盛り上がり、Cielito Lindoや国歌をみんなで大合唱して会場が一体となりました。

メキシコ第二の国歌?シエリト・リンド(Cielito lindo)の歌詞・意味はとっても素敵だった!

さらに、メキシコカラーの花火が次々に打ち上げられ、バンドの演奏も始まったりと、日本の正月のカウントダウンのような盛り上がりでした。

日本やコロンビア、ペルーの留学生たちと一緒に訪れましたが、国籍に関係なく大盛り上がりで感動しました。

 

サカテカス

女の子
サカテカスに行ってきました!

街の中心部には州庁舎と広場があります。ここには記念日前夜に行われるイベントの為に特設ステージと花火打ち上げの為の装置が設置されていました!

15日昼には赤い衣装を着た人々がこの広場を出発し、革命の舞台にもなったCerro de la Bufaに登ります。そして所構わず火薬をつめた鉄砲で祝砲を鳴らしていました。

丘の上には屋台が出て、車が渋滞するほどの人がいます。火薬の音と揃いの衣装で、独立当時にいるかのような感覚になるほどです。

20時過ぎから広場に本格的に人が集まり始め、23時にGritoが行われます。その後Mariachiの名曲や国家に合わせて沢山の花火がすぐ近くから打ち上げられます。

広場は四方を建物で囲まれておりその中でGritoや花火が完結するので迫力が半端なく、火の粉が降ってくる程。

翌日はメイン通りを約2kmに渡ってパレードが行われる。軍隊だけでなく地元の学生やカウボーイも参加しているので多くの人が楽しめると思います!

実際、クラシックカーの展示や楽隊のパレードなど、いつも何かしらのイベントが通りを歩行者天国にして行われていたので飽きませんでした!

 

プエブラ

女の子
プエブラに行ってきました!

 

モンテレイ

女の子
モンテレイに行ってきました!

 

ベラクルス

女の子
ベラクルスに行ってきました!

 

 

最後に

いかがでしたか?ぜひ皆さんも思い出に残る独立記念日を過ごしてくださいね!

 

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ABOUT US

渡邉海也
メキシコシティに留学をしていましたカイヤと申します。スペイン語、アグリビジネス、移民問題をUNAMで学び、空手をメキシコでも稽古をし国際交流、そしてPinbox S.A. de C.V. でインターンという三本立てで生活をしていました。メキシコ滞在を通して感じたことを皆様にシェアできたらと思います。よろしくお願いします!