中南米の移動は格安航空以外あり得ない|メキシコのLCC3社をご紹介!

引用:https://www.altonivel.com.mx/wp-content/uploads/2017/06/aerolineas-de-bajo-costo.jpg

ご無沙汰しております、筆者です。ここ一ヶ月、国家試験受験etc.で忙しく気付けばメヒナビへの投稿は1ヶ月以上ぶり…。

気合を入れて記事を書かねば、皆様に申し訳ないので頑張って書きます!

今回は前回に引き続き、旅で使える交通機関のお話を。

メキシコは広いので、安さがウリの長距離バスでは移動に大層時間がかかる!

そこで活躍するのがLCC(Low Cost Carrier,格安航空会社)

今回紹介する3社のLCCを使いこなして、メキシコ国内に留まらず中南米諸国も旅しちゃいましょう!

グアテマラ,アンティグア,メキシコ,世界遺産

LCCを利用するにあたって要注意なのが、LCCでは格安で移動できる代わりに、荷物や食事が有料の場合が多い事。
またLCCの公式ホームページはスペイン語版or英語版のみ、聞き慣れない単語も多いと思うので、その中でも間違えやすい荷物に関する2つのワードをご紹介します。

1.受託手荷物 (英:Checked Baggage, 西:Equipaje Documentado)

空港でチェックイン時に、航空会社に預ける手荷物のこと。航空会社やチケットのプランによって、追加料金を収受されることがあるので注意が必要です。国内線と国際線でも許容量が違う事もあるので、購入時に要チェック。

 

2.機内持ち込み手荷物 (英:Carry-on Baggage, 西:Equipaje de Mano)

乗客が飛行機に搭乗する際に、一緒に機内に持ち込む手荷物のこと。空港でチェックイン時に目印となるバンドを貰えることが多いので、必ず荷物に付けておきましょう。

 

Interjet(インテルジェット)

 

 
 
 
 
 
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2005年創業のLCCで,青を基調としたカラーリングの機体が目印。

国内線は73路線、35の空港をカバーしている。国際線はニューヨークやマイアミなど、アメリカ各都市からメキシコシティへ、またキューバやコスタリカなどの中南米諸国への就航もしている。

実はひっそりとANA(全日空)と提携も行っており、例えばANAのホームページで『成田~メキシコシティ~メキシコの地方都市』のチケットを買うと、メキシコ国内便はインテルジェットが担当している。

座席数を減らしてスペースを少し広くしたりと、機内での快適さをウリにしている会社。
荷物の量や優先サービスを受けるかどうかで、Light, Optima, Priorityの3クラスから選択可能。
通常のLCCとは異なり、ソフトドリンク・スナック・アルコールなどの機内サービスも提供される。

Volaris(ボラリス)

 

 
 
 
 
 
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2005年創業のLCCで、赤紫のカラーリングと十字のマークが付いた機体が目印。

本拠地はメキシコシティで現在では国内25都市、89路線を運行している。メキシコ国内ではアエロメヒコ航空に次ぐ2位の規模を誇っている。国際線はアメリカやグアテマラへの便がメイン。

国内便は普通運賃(Regular Fare)に加えて、割引価格(Clean Base Fare)や有料会員(V.club)限定価格も。
国際線では航空券と手荷物料金がセットになったFare+Baggageプランもあるそう。

こちらの航空会社もスナック菓子やソフトドリンクのサービスあり。
なんと定時到着補償制度もあり、30分以上の遅延があると次回利用時の無料航空券が貰える、という嬉しい航空会社。もともと定時出発率は約82%と高く(英の大手航空情報会社OAGの発表データを参照、ちなみにJALやANAは約84%)、よっぽどの事がない限り大幅に遅延する事も少ないはず。

 

 

Viva Aerobus(ビバアエロブス)

 
 
 
 
 
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同じくメキシコを中心に、アメリカの各都市や周辺諸国の各都市を結ぶビバエアロバス航空。
緑・赤・黄色でポップな文字が書かれた機体が目印。
こちらは、持ち込む荷物のサイズなどで運賃が変動するシステムで20kgまではベーシックで搭乗できるとのこと。
ネットでは座席が自由席(追加料金で優先搭乗サービスはアリ)との噂なので、初心者にはハードルが高いかも…。

インターネットの評判では遅延が多いという話が多く、少し注意が必要かも?反対に接客の評判はよいので、根っからのラテン気質なのかもしれませんね。ラテンアメリカの旅には丁度よいかも?

何よりも特徴はその安さで、長距離バスのような手軽さが魅力。価格追及のため、機内サービスなどは特にないが、とにかく安く旅行したい!という人にはおすすめ。

 

メキシコでのLCCここに気を付けて!

オプションサービス

LCCでは席ごとに料金が決められています。プランは同じでも、選択する席によって値段がちがいますのでしっかり確認してから席を選ぶようにして下さい。

また、保険などもオプションなのも特徴。確認するのを忘れないで下さいね。

航空券の準備は?

航空会社によって、インターネットでチェックイン・搭乗券の準備をしなければならないなどの必須事項があります。スマホの画面でも提示も可能な場合もありますが忘れずに確認してください。またカウンターでこれらの手続きをする場合、追加料金がかかることもあります。

ストライキや遅延は?

ストライキで運行が中止になったり、大幅に遅延することがあります。これらの補償は保険の契約によってあるものもないものありますので注意してください。そして、ラテンあるある、自分の席に既に人が座っていることもあります。その場合はその人に確認して、どうしてもというなら席を移ってもらうか、他の空いている席に座ってしまうかしてしまいましょう。そこまで気にしない人が多いのが事実です。

最後に

いかがでしたでしょうか?旅行中もできるならコストは抑えたいもの。そこでLCCを使うというのは「アリ」かもしれません。またメキシコのLCCもアメリカや中米各国とつながっている国際路線もありますので、旅行の選択肢の一つに加えてみては?

 

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