安心・安全にメキシコ滞在を楽しもう!
メキシコでの安全対策を、留学していた私が皆さんに伝授します。
メキシコでの滞在を実りあるものにするためには、まずは自分自身の安全を確保することが大変重要です。
しかし、どんなことに気を付けるべきかなんて、行ったことのない異国の地ですから想像できないですよね。メキシコは治安が良くない…と思っているからこそ、通常の生活でも気を付けている人が多いとは思いますが、それでも特にどこに気を付ければよいのか悩む方が多いのではないでしょうか?
今回は私自身のメキシコ滞在の経験をもとに、これからメキシコに渡航される方に向けて気を付けるべきことをお伝えしたいと思います。
「最低限」で十分にメキシコを楽しめますので、そこまで気負わず、気をつけることに気を付けてエンジョイしてください!
その1:パスポートの扱いには要注意!
海外滞在中、命の次に大切なパスポート。毎日持ち歩いていませんか?
という方は要注意。私の友人は、ナイフで脅されてバッグごと持ち去られてしまいました…。
人によっては、コピーやpdfでも大丈夫だよ!と教えてくれる人もいますが、実際のところはグレーなはず、です。個人的でも大丈夫だと思っていますが、オリジナルでなければだめと言われてしまうとそれはそうなので、かなり悩むところではあります。
お住まいの地域の日本人の方に聞いてみて、その方たちに聞いてみると良いかもしれません。
ちなみに他州などの旅行の場合は、原本を持ち歩くようにしましょう。
また、旅行時には大きいホテルであれば部屋のセーフティーボックスを活用しましょう。
持ち歩く際は、首から提げるパスポートケースや服の下に隠せるウエストポーチがおすすめです。
その2:ATMから現金を引き出すときには周りに注意!クレジットカードをなるべく使おう!
現金をたくさん持ち歩くと強盗に遭う確率は高まります。
普通に生活するのであれば、物価が安いので1日200ペソあれば困りません。大きいお札は崩して、スムーズに会計を済ませるようにしましょう。
沢山の現金を持ち歩いたり、必要以上に他人に見せることは危険です。
⚠銀行でキャッシングや引き出しをする際には周りに注意してください。
銀行から出てきたところを狙ってくる強盗もいるので、女性の方はできるだけ男性や頼れる方と一緒に行くようにしてください。 夜に銀行には行かないようにしてください。また、カードをすり替えられることもあるので、引き出しを手助けしようとする一般人には絶対にカードを渡さないで下さい。
過去にメヒナビではキャッシングの記事についても紹介しているのでご覧ください。
記事を取得できませんでした。記事IDをご確認ください。
少し話は戻りますが、強盗に遭ったときのために、500ペソ程度の捨て銭(強盗に渡すお金)を別の財布に入れて持ち歩いてもいいのではないでしょうか?
※強盗に遭った際には抵抗せず要求に従うようにしてください。
また、メキシコ滞在においては、現金をなるべく使わない方が犯罪に巻き込まれる可能性が低くなると思います。
メキシコでは偽札が横行しており、知らず知らずのうちに偽札を持っていた…なんてことも多いです。この記事を読んだ方でも、そんなないよ!と思っているかもしれませんが、本当に多いです…。
メキシコでイベントを開催した事があるのですが、その時に1割ほどが偽札だったことがありかなりの損が出てしまいました…。
屋台などは現金必須ですが、タクシーではUberを優先的に使うなどできることはあると思います。
なるべくクレジットカードを使うと良いですね!
その3:特に用心したいあなたは、生活に必要なものはダミー(偽物を持っておこう
ご存知かもしれませんが、メキシコではスリが頻発しています。
私自身もソカロを散策している際、スマホやクレジットカード等をスリされました…。
スマホを一日も触らない日はないですよね。無いと生きていけないのはメキシコでも同じです。
盗まれないに越したことはないのですが、それでも盗まれてしまったときのためにしっかりと対策をしましょう。
特にスリに気を付けたい人には、スマホやクレジットカードなど生活に必要な物は、ダミー品を持ち歩くこと、そしてスリにあってもすぐに連絡が取れるよう、滞在先にはスペアを置いておくことをお勧めします。
ダミー品とはおもちゃということではなく、例えば最悪なくなっても良いお古など、クレジットカードであれば限度額が10万円で低く、かつすぐにカード会社と連絡が取れるカードを指します。
過去にメヒナビではSIM購入の記事を紹介しているのでご覧ください。
クレジットカードであれば異なる口座の有効なカードをいくつか用意しておくのがよいと思われます。
また、メキシコへ渡航する際は、外務省の危険情報を一度はチェックするようにしましょう。
その4:あなたは日本人丸出し?!荷物をちゃんと見て!
席取りのためにカバンを席に置いておく…これ、日本くらいでしかされていないのはご存知ですか?
メキシコではもちろん言語道断です。
メトロなどの交通公共機関、フィエスタなどの人混みの中、街を歩くときにもご自身の荷物には十分に注意を払ってください。
人ごみの中では、リュックであれば、「後ろではなく前」を心がけて下さい。チャックの部分を常に握り、ほかの人に開かれないようにしましょう。そしてポケットに物を入れる事はできるだけ避けて下さい。 食事をする際には、奥の席など、スリに遭いにくい位置に荷物を置くことをおすすめします。
また、メキシコシティ内ではそれほどないですが、銃殺事件なども起きていますので、レストランなどに座る際には、入り口から遠く、また入り口がよく見える位置に座りましょう。
万が一の際に裏口から逃げられるよう、厨房の入り口に近い席だとなお良いです。
また歩きスマホも、スリに目を付けられやすく危険です。マップを見ながら歩いたりしないようにしましょう。
その5:コロナも明けてFiesta三昧!自分の飲み食いするものは自分で管理しよう
コロナもひと段落し、ここ2年行けていなかったバーに通い出す方もいらっしゃるかと思います。お酒を飲んだ時ほど気を引き締めなくてはなりません。
地域によっては、安いバーなどに行くとお酒に睡眠薬を入れられ、目を覚ますと所持品がすべて無くなっていたという経験をされた方もいらっしゃるようです。
お酒を作っているところは用心深く見るようにしましょう。瓶タイプの飲み物は、店員に開けてもらわず栓抜きを持っていき自分で開けるのが良いかもしれません。また、知らない人からもらったドリンクを用心しないで飲むようなことも控えましょう。
さらに、「席を外す際には信頼できる友人に飲み物を預けてから」がおすすめです。
また、明らか治安が悪そうな飲み屋で飲むのも少し考え物です。武勇伝になりませんよ!危険察知能力が大切です!
それでも被害にもし遭ってしまっても落ち着いて!
少し気を付けるだけで防げる犯罪もメキシコでは多いです。せっかく楽しむなら、防げる犯罪は防いで楽しみたいですよね。
しかしこれはもちろんの事。それでも、どうしても、スリにあってしまうこともあるかもしれません。
そんな時は素直に反省し、被害届を出して自身の損害も少なくしたいですよね。
そこでメキシコ旅行中、今回は特にメキシコシティに絞りますが、メキシコシティで犯罪に実際に巻き込まれてしまった時、どうやって被害届などをもらって保険が下りるのか解説をしたいと思います。
他の街でも同様にサービスがあると思いますので、本記事をお読みになった後にご自身でも調べてみて下さい!
まとめ
いかがでしたか? こう聞くと、メキシコは怖くて危険な場所だと思うかもしれません。しかしスリをはたらく人は一部の人にすぎません。 メキシコはすごく楽しくて、メキシコにいる人たちは優しいです。
以上のことは、皆さんのメキシコ滞在を実りあるものにするために気を付けるべきことです。
これだけ気を付けていれば、身の安全が守られた状態で、きっと素敵なメキシコ生活を送ることができると思います。
バッグの奥に入れているから大丈夫!