Hola!
UNAM経済学部留学中の望月です!
今回は、以前の記事の続きとして、そこで紹介したトゥルム遺跡の周辺のセノーテについてご紹介したいと思います!
以前の記事はこちらでチェックしてみてくださいね!↓
今回行ったセノーテはトゥルム遺跡の近くのものです!どのツアーにするか、どのセノーテに行くかは決めずにトゥルム遺跡に行き、たどり着いた先で紹介されたツアーに参加しました!!!
(トゥルムへのアクセスの仕方は前の記事を参照してくださいね!)
ADOのバスでトゥルムにたどり着くと、すぐ降りたところに観光案内のブースをいくつか出しています。そこで、メキシコ政府公認と表示されているところがあったので、今回はそこで申し込みをしました。
ツアーの種類はいくつかありましたが、私たちが申し込んだツアーは、トゥルム遺跡の入場券、近くのビーチでのシュノーケリング体験、そして近くの3つのセノーテのツアーがセットになったものです。
今回行ったセノーテは、トゥルム遺跡から車で10分ほどの場所にあるCASA TORTUGAという場所にありました。
なんとこの場所には3つものセノーテがあるんです!!!!!
中を洞窟のように通れるもの、川のようなセノーテなど大きさや特徴の違う3つのセノーテを堪能することができました…本当にきれいで天国に来たみたいな気分になりました…
実際どんな体験だったか、を紹介するその前に!そもそもセノーテとはなんなのか?をご紹介したいと思います!!
そもそもセノーテってなに?
セノーテとは、ユカタン半島の低く平らな石灰岩地帯に見られる陥没穴に地下水が溜まりできた泉、洞窟のことをいいます。
一時期ツイッターで、まるでCGのよう、天国のよう、と評判になっていたセノーテの写真があったのですが、ご存じではないでしょうか…???
泉、洞窟の中には鍾乳洞が水没しています。世界でも最大級のこの水中鍾乳洞は、ユカタン半島に見られるものです。
鍾乳洞は水面下では形成されることはない、とされているにも関わらず見られることには、洞窟全体が、後になって水位の上昇により水没したから、と説明されているそうです。
この神秘的な泉、セノーテはマヤ文明では崇拝の対象だったそうです。先住民であるマヤ民族にとっては、セノーテは貴重な水源であり、干ばつの時代を生き抜くために必要なものであったそう。また、雨ごいの儀式の場にもされたとされていて、ダイビング中に目をこらせば、場所によっては儀式のために投げ捨てられた供物が見られることもあるんだとか!!
まるで天国にいるみたい、神秘的なセノーテたち
では実際に行った3つのセノーテを紹介し、どんな感じだったのかを紹介していきたいと思います。
今回訪れたのはCASA TORTUGA。
こちらが公式サイトなので興味があればぜひ確認してみてください↓
トゥルムについて降りた、小さなバスストップのような場所にくるタクシーに乗りましょう!10分ほどですぐにつきます。入り口からは15分くらい歩きます。
受付に行ったら、ツアーで申し込んだ旨をつたえましょう。
カウンターの下で預かってもらう無料のもの、そして有料の鍵付きのロッカーの二種類の預けいれがあります!!!
今回無料のものを使いましたが、なくなるなどのこともなく、カウンターにはいつも人もいるのでそちらで心配いりません!
セノーテに入る前には日焼け止めを落とすように、と言われるので、塗っている場合は設置されているシャワーで落とすようにしましょう!!きれいなセノーテの美しさを一緒に守りましょうね!
ライフジャケット、ゴーグルは無料で貸し出しをしてくれます。
しっかりジャケットを身に着けたら、ガイドさん、そしてほかのツアーのお客さんたちといざ!ツアーに出発です。今回のグループは10人程度でした。
では!!3つのセノーテを順番に紹介していきたいと思います。
まずひとつめのセノーはCenote Campanaです。
このセノーテは半分開いたような形の洞窟です。ここでは鍾乳石と千年岩の層を見ることのできができ、洞窟の中を実際に泳いで通り抜けていくことができるんです!!
初めてみたセノーテ!まず、水の色の美しさに感動し、そして洞窟の中の神秘的な様子には、なぜかどきどきして少し入るのをためらうような、そんな雰囲気を感じました。真っ暗な洞窟の中をガイドさんの懐中電灯とともに進んでいくのは、探検しているようなワクワクした気分になりました…!!!!
次に向かったのが Cenote Tres Zapotesです。
このセノーテはみなさんがよくイメージを浮かべるセノーテとは違うかもしれません…
なぜならこのセノーテは完全に開けた形で洞窟ではないんです!!超絶きれいな川って感じです。
長さはなんと100メートルもあります。ライフジャケットをつけつつ、太陽の日差しをあびて、こんなきれいな色の水にぷかぷか浮かぶ…これ以上の贅沢ってないんじゃないでしょうか。ここでなら死んでもいいと思いました。
このセノーテでは、入り口や、途中の崖からジャンプして飛び込みをすることもできます!!!
セノーテに飛び込みしたいという夢がある方はぜひチャレンジしてみてください。
Tres Zapotesのセノーテを出ると、最後のセノーテJaguar Cenoteにたどり着きます。
こちらも半開きの洞窟のタイプのセノーテですね!!
このセノーテでは、木の根やいくつかの化石を見ることができました。
写真奥に木の根っこがたれ下がって見えるのがわかるでしょうか?ガイドさんにはまるで象の足みたいでしょう!!!と言われましたが、そういわれるともう象の足にしか見えませんよね…
セノーテの中は、ありきたりな言葉になってしまいますが、本当に「神秘的」です。最初に入った時は、感動しすぎて口があんぐりあいて言葉が出ませんでした。綺麗だな、という気持ちと同時に、綺麗すぎてまるでこの世じゃないような夢を見ているような、そんなおそろしさにも少し襲われました。
水の透明さ、そして鍾乳洞の美しさ…まるで天国にいるような気分になりました。死ぬまでにここにこれてよかったと思いました…。
ツアーでのガイドさんはスペイン語、英語どちらの言葉でも説明してくれるのでスペイン語がわからない方も心配はいりません!!!
セノーテをさらに楽しむために、カンクンではいろいろなところで売っている、スマホ用防水ケースを持っていって、この絶景を想い出として残すことをおすすめします!!!!!
おわりに
人生で初めて訪れたセノーテは予想していたものをはるかに上回る美しさ、そして荘厳さを持っていました。
マヤの言い伝えでは、「あなたがセノーテの水を飲むならば、あなたはいつもその場所に戻ってくるだろう」という伝説があるそうです。飲んではいませんが、セノーテの水に一度浸かった今、もう一度訪れたいという気持ちは消えることはなさそうです。死ぬまでにまた訪れたい場所になりました。
まるで天国にいるようなセノーテの美しさは、伝えようとしても伝わりきらないようなものです。ぜひ!カンクンに旅行に来た際には訪れてください。きっと一生ものの思い出になると思います。
他のカンクン観光情報はこちらをご覧ください!
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メキシコについて詳しくなるための本も紹介しています。ぜひご覧ください!
推定では、約2000‐3000ものセノーテがあるといわれています。