【コロナ最新情報】7月第2週の経済活動再開に向けて。メキシコシティはオレンジ色、グアナファト州は赤色

【秘境】チワワ太平洋鉄道の魅力とチケットの買い方・乗り方

7月第1週のメキシコの活動再開は⁈

メキシコの新型コロナウイルスの最新情報を掲載しております。2020年7月6日現在、感染者は261,750人に上り、国内全土で感染が拡大しております。

一日におよそ10%ずつ感染者が増えていましたが、5月に入り増加率は5%程度、6月は3%程と増加率は低下していますが新規感染者は増え続けております。

▼7月第2週の経済活動再開の指針は?▼

遂に、メキシコシティやケレタロ州が赤信号からオレンジ信号に変わった一方、グアナファト州は再び赤色に。詳しくは、「メキシコのコロナウイルス感染者数と対策まとめ」の記事をご覧ください。

【新型コロナ】7月6日~7月12日はどうなる?メキシコシティとグアナファト州の対応のまとめ

こんにちは!

メキシコはビーチが有名ですよね。しかし山間部の大自然も一見の価値ありです。

その中でも、メキシコ最北部を走る“チワワ太平洋鉄道(CHEPE)”とその周辺はメキシコ人にも人気の観光地です。

今回は私の乗車経験を2編に渡って紹介したいと思います。

チワワ太平洋鉄道とは?

チワワ太平洋鉄道の列車
チワワ太平洋鉄道の列車

チワワ太平洋鉄道とは、メキシコで唯一定期運行されている一般旅客鉄道です。

路線は西岸沿いの街“Los Mochis(ロスモチス)”から、高原地帯の“Chihuahua(チワワ)”まで。全長約653km、標高差はなんと約2000mにもなります!

 この鉄道は1872年に初めて敷設が計画されました。10年後に大統領の許可を得て建設が始まります。しかし厳しい自然や疫病に苦しめられ計画は中断されました。7年後、アメリカの鉄道王がチワワの有力者パンチョ・ビージャの協力で工事を再開させます。しかしビージャがメキシコ革命に参戦したため、この計画は政府によって妨害されてしまいます。

 本格的な工事は1940年からなされ、完成したのは1961年、開始から約90年後のことでした。

チワワ太平洋鉄道の所要時間、料金、クラスについて

Chepe

チワワ太平洋鉄道のいずれも急行(Express)か各停(Regional)によって異なり、少し複雑です。

端から端まで移動するのには丸一日かかります。また、料金も停車駅やクラスによって異なります。出発前に確認しておきましょう。

・急行(Express)…レストラン、バー、パノラマ車両付き

  7:30 発:Creel     (火・木・日曜)
急行 17:10 着:Los Mochis
(Express) 13:00 発:Los Mochis   (月・水・金曜)
  22:40 着:Creel
  8:30 発:Creel        (日曜のみ)
急行 10:00 着:Divisadero
(Express) 15:00 発:Divisadero     (日曜のみ)
  16:30 着:Creel

・Primera(ファーストクラス)

チワワ太平洋鉄道の列車のファーストクラス
チワワ太平洋鉄道の列車のファーストクラス

・Ejecutivo(ビジネスクラス)

チワワ太平洋鉄道の列車のビジネスクラス
チワワ太平洋鉄道の列車のビジネスクラス

・Turista(観光客向け)

チワワ太平洋鉄道の列車の観光客クラス
チワワ太平洋鉄道の列車の観光客クラス

・各停(Regional)…喫茶車両付き

チワワ太平洋鉄道の列車のローカル列車
チワワ太平洋鉄道の列車のローカル列車
  6:00 発:Chihuahua    (月・水・土曜)
各停 21:30 着:Los Mochis
(Regional) 6:00 発:Los Mochis   (火・木・日曜)
  21:34 着:Chihuahua
チワワ太平洋鉄道の列車の外観
チワワ太平洋鉄道の列車の外観

ここで確認しておきたいことは以下の3点です。

始発から終点まで直通なのは各停のみ。急行はCreel発着

Los Mochis、Chihuahuaのどちらからでも列車に乗ることが出来ます。しかしChihuahuaから乗車したい場合は各停のみの運行なので要注意。

ただ途中駅Creelまでバスも運行しているので時間やお金を節約したい方にオススメです。

②    毎日運行ではなく、曜日が決められている。

どちらのクラスに乗るにしても、毎日運行はなされていません。基本は週3本、そしてクラスによって曜日が異なります。

急行は途中下車不可!急行を利用した場合、発着駅以外には止まりません。もし下車したい場合は各停のチケットを購入する必要があります。

チワワ太平洋鉄道の停車駅をご紹介!

駅は全部で12あります。その中でも主要な駅は以下の6つです。

チワワ太平洋鉄道の列車が通る地図
チワワ太平洋鉄道の列車が通る地図

1 Chihuahua(チワワ)

チワワ太平洋鉄道の列車が通るチワワ
チワワ太平洋鉄道の列車が通るチワワ

チワワ州の州都。独立や革命において重要な役割を果たした都市。政庁舎や革命歴史博物館、牛肉料理などが有名。

2 Creel(クリール)

チワワ太平洋鉄道の列車が通るクリール
チワワ太平洋鉄道の列車が通るクリール

政府が定めた、“プエブロ・マヒコ(魔法がかかっているように魅力的な町や村)”の一つ。小さい村だが山間部観光の拠点で、観光客はここから周辺の自然を見に行く。中心部にはログハウスのホテルや民芸品店が並ぶ。

3 Divisadero(ディビサデロ)

グランドキャニオンをしのぐ規模を持つ峡谷がある。列車はここで20分間停車するので、絶壁に建つ展望台で大自然を味わうことが出来る。

4 Bahuichivo(バウイチボ)

長距離走に長けているタラウマラ族が多く住む。ホテルは駅から40分ほどの村にある。

5 El Fuerte(エルフエルテ)

以前は重要な鉱山の中心地として栄えた。コロニアル調の町並みと自然が共存している。

6 Los Mochis(ロスモチス)

コルテス湾に面した海沿いの都市。地名の意味は“亀がいる場所”。農業や漁業で栄えており、ビーチがある

チワワ太平洋鉄道のチケットの買い方

ちなみにこのチワワ太平洋鉄道のチケットは、Economicaを除いて1年前から購入可能です!

電話、メール、駅の窓口で購入するの3つの方法があります。

クリスマスやセマナサンタ(聖週間)などのハイシーズンでなければ、当日駅で購入可能です。

パスポートを持って、出発予定時間の1時間半前には駅に行くことをオススメします。

チワワ太平洋鉄道に乗ってみた!乗車体験リポート!

ここからは、旅行会社を通さず自力で乗車した体験を紹介します。

~乗車前~ 初っ端からトラブル発生?!

 今回は、ChihuahuaからCreel、CreelからLos Mochisまで2回各停(Regional)に乗る予定でした。朝窓口でチケットを購入しようと思い駅に行くと、まだ開いていません。他の観光客と暗い中待つこと20分。地元のおじさんがやってきてこう言いました。

メヒサボ
「昨日ダイヤが変わったから鉄道は2日後まで来ないよ。窓口も二日後まで開かないからあきらめた方が良いね。」

その場にいた全員が固まりました笑。Creelの滞在日数を減らしたく無かったので、急遽Chihuahua-Creel間のバスをとり、4時間かけて移動することに。

ちなみにCreelのバス停は村の中心にあります。ほとんどのホテルが、バス停か鉄道の駅まで迎えに来てくれるので便利です。

ついに乗車!

Creelに数日滞在した後(Creel観光については記事②を参照!)、とうとう乗車する日がやってきました。

Creel駅は電車が来る日しか開きません。

私はチケットを買うために当日の朝駅に行きました。

しかし窓口の人から言われたのは、、、

メヒサボ
「電車の中で買ってください。」
チワワ太平洋鉄道の列車が通る。ローカル列車の様子は地元民であふれている。
チワワ太平洋鉄道の列車が通る。ローカル列車の様子は地元民であふれている。

そしてこの電車もいつ到着するかわかりません。

予定の1時間前からホームで待つのが安全だそうです(まれに予定より早く出発することもあるそう)。

今回は25分遅れで到着しました。駅員さんが立っているドアから乗り込みます。

各停(Regional)は自由席。
各停(Regional)のうち、今回乗車したEconomicaは自由席
(Turistaクラスは座席指定ができます)

各車両の端にはスーツケースもおける広い荷物置き場もあります。一番安いクラスなので観光客よりも地元の人の姿が目立ちます。

しばらくすると車掌さんがやってきました。パスポートを見せて行き先を伝えます。Creelまでは1300ペソ(約7000円)でした。カード払いも可能です。

Divisaderoで一時停車

一時間ほど走ると、Divisadero駅に着きました。ここは巨大な峡谷があり、Creelからもバスツアー等で来ることができます。

列車はここで約20分停車。駅の外に出て展望台に行ったり、ホームに沢山ある屋台でご飯を買うことが出来ます。

車内は一応“飲食禁止”ですが、これを守る人はまずいません。車内販売も来ますが温かいものは売っていないので、事前に持ち込むかこの駅で買うのがオススメです。

チワワ太平洋鉄道の途中駅ではごはんをかうことができる
チワワ太平洋鉄道の途中駅ではごはんをかうことができる

周りのメキシコ人が言うには、ここのGorditas(ゴルディータス:トウモロコシの生地の中に具を詰めた食べ物)が有名だそう。そしてホームのほとんどの屋台がこれを売っています。

ひたすら乗り続ける

CreelLos Mochis間は予定では約9時間半。

変わりゆく景色をひたすら眺めて過ごします。

鉄道内では窓を開けることが出来ません。 唯一外の空気を吸えるのがデッキ部分。最初の内は多くの人がここに立ちたがるので、譲り合って使います。

Los Mochisに向かう時は進行方向に向かって左側の席がオススメ。列車は右側に石崖を見ながら進みます。標高も低くなり、景色もどんどん変わるので飽きることがありません。

チワワ太平洋鉄道には地元民が多く通う。
チワワ太平洋鉄道には地元民が多く通う。


地元の人も乗ってきます。

チワワ太平洋鉄道から見える景色。
チワワ太平洋鉄道から見える景色。
チワワ太平洋鉄道から見える景色。
チワワ太平洋鉄道から見える景色。

夕方になると気温が急に下がります。渡る橋は39、トンネルは大小合わせて86に上ります。

夜、ついに到着

チワワ太平洋鉄道から見える景色。
チワワ太平洋鉄道から見える景色。

日が落ちると、まわりに明かりがないので星空がきれいに見えます。この頃になるとデッキにいる人も少なくなるので、独り占めのチャンスです。

終点Los Mochisに着いたのは、予定より1時間遅れた22:30でした。駅は街はずれにあるので中心部に行くにはタクシーかUberに30分ほど乗る必要があります。

チワワ太平洋鉄道に乗車してみて

チワワ太平洋鉄道から見える景色。
チワワ太平洋鉄道から見える景色。

 景色が本当に雄大で、長時間乗っていても退屈することはありませんでした。また、仲良くなったメキシコ人と会話できるというのも旅の醍醐味です。
 日本のガイドブックに載っている情報が少なく、またサイトの情報通りに運行しない場合もあるので、旅の難易度は高いかもしれませんが、絶対に行く価値ありです!
 メキシコの自然を肌で感じるために、スペイン語の練習のためにぜひ行ってみて下さい。

※出発前に必ずチワワ太平洋鉄道公式ホームページで最新情報をご確認ください
  公式ホームページはこちらから

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2 件のコメント

  • 質問です。公式ホームページではRegionalのTurista Regionalは座席指定できるようなのですが、このクラスではなくEconómicaに乗車されたのでしょうか?値段もHPのとは違うようなので気になっております。(事前購入が安くなるようでしたらHPから購入したいのですが、メキシコ何があるか分からないので、可能でしたら乗車して購入したいと考えています。)お手数おかけしますが、お返事いただければ幸いです。

    • ご指摘ありがとうございます!RegionalのTuristaクラスは座席指定ができます。私が乗車したEconómicaは自由席です。説明不足で申し訳ございません、訂正いたします。また値段についてですが、後日変更があったようです。最新のRegionalの価格については以下のURLをご参照ください。
      https://chepe.com.mx/trenes/tarifas-chepe-regional
      事前購入による割引は、公式サイトでは確認出来ませんでした。また、下記公式サイトによると学生や高齢者に対する割引はないようです。
      https://chepe.com.mx/terminos-y-condiciones-express
      よろしくお願いいたします。

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