あなたは知ってる?外出自粛中でも楽しめるメキシコのテーブルゲームをご紹介!

El rey de las damas

コロナウイルスの感染拡大によりイベントが中止になったり、外出もできる限り自粛、在宅勤務の時間が増えたりなど、多方面に影響が広がっていて、おうちにいる時間が多い方がほとんどだと思います。

パソコンやスマホの画面ばかり見ていると、頭痛がしたり目にも悪いですよね。

お仕事以外に空いている時間がある方、メキシコのボードゲームやカードゲームで遊んでみませんか?

今回は、メキシコで家族で時間を楽しむのに人気のあるボードゲームについてご紹介します!

Serpientes y escaleras

遊び方

100マスのボードでサイコロを振りながらゴールを目指します。

ルールは至ってシンプルです!

途中、はしごと蛇がいるコマがあり、梯子のコマに当たると上へ登ることができて早く進めます。

蛇のいるコマに当たってしまうと下へ降りなければいけません。

先にゴールできた人が勝ちです。

起源

元々はインドが起源とされていて、このゲームが人生を意味していて、階段が「美徳と成功」であり、蛇が人がさらされる可能性のある「誤りと悪徳」だと言われています。

メキシコでは、スペインの征服の影響で広がったゲームで、今では多くの方がこのゲームで楽しんでいます。

La oca

遊び方

63マスのボードでサイコロを振りながらゴールを目指します。

特別な指示のあるマスがいくつかあり、その指示に従いながら前進したり後ろに下がったりします。

先にゴールした人が勝ちです。

特別な指示のマス

ガチョウ(5,9,14,23,27,32,36,41,45,50,54,59)の絵のマスに入ったら、次のガチョウまで移動します。

井戸(31)に落ちてしまったら、次のプレーヤーが井戸に落ちるまで出られません。

刑務所(52)に入ったら、次のプレーヤーが入るまで出られません。

迷路(42)に入ると39番まで戻らなければいけません。

死(58)のマス目に入ると、振出しに戻ります。

起源

このゲームはいくつかの種類があるため、明確な起源はありません。

しかし、メキシコへ入ってきたのはスペイン1574年から1587年の間で、フィレンツェ のフランチェスコ1世・デ・メディチががスペインのフェリペ2世にプレゼントしたことで広まりました。

現在では幅広い年代の方に楽しまれています。

Ocaという言葉はjardín de la oca(ガチョウの庭)= エデンの庭を指していて、古代では幸福への道を表していました。

No te enojes

No te enojes とはスペイン語で「怒らないでね」という意味です。

この言葉通り、ゲームが盛り上がってくると怒り出す人が続出します(笑)

遊び方

No te enojes は4人まで遊ぶことが出来ます。

ゲームの前提は、刑務所から各収容者(5人)を脱出させることです。

各プレイヤー5個ずつコマがあります。

まず、サイコロを降って1か6が出たらコマを進めることが出来ます。

逆に1か6が出るまでスタートできません。

スタートしたら他の数字でもコマを進めれます。

また、1か6が出たら自分の他のコマもスタートできます。

スタートしてボードを一周し、ゴール(家)に5つとも玉が揃った人が勝ちです。

相手のコマがいるところに自分のコマが来たら、相手の駒を刑務所に戻せます。

ルールはシンプルですが、勝つためには、戦略が必要です。

なかなかゴールできないのでイライラしてしまいますし、自分のコマが刑務所に戻された時は「もう!」って怒ってしまいます(笑)

メキシコ人で知らない人も結構いますが、幅広い世代に楽しまれるゲームです。

起源

当初はこのボードゲームの名前は「LAPOLIANA」として知られていました。

このゲームはメキシコ起源であり、なんと刑務所で誕生したゲームなんです。

サンタ・マルタ・アカティトラ刑務所で誕生したと言われています。

Damas china

遊び方

簡単に言うとこのゲームは陣取りゲームのようなものです。

各プレイヤーは10コマを所有していて、一つずつ進めていき、自分の対角線上の相手の陣地に自分のコマ全てを置くことが出来たら勝ちです。

最大6名まで遊ぶことが出来ます。

コマの進め方は一コマ一コマ進めることもできるし、前にコマがある場合は、一個飛ばしで進めることもできます。

相手に陣を取られないように、でも自分は相手の陣を取らなければならないので、結構頭を使うゲームです。

起源

起源は1892年にさかのぼります。

名前は「China」(スペイン語で中国という意味)が入っていますが中国とは全く関係なく、実はこのゲームが作られたのはドイツなんです。

しかし、商業戦略のための米国企業PRESSMANは、「CHINESSE CHECKERS」と名付けました。

そしてすぐにラテンアメリカに広まりました。

Baraja española 

遊び方

このゲームは40枚のカードで構成されています。

2名から遊べます。

カードはOros (コイン)、Copas (コップ)、Espadas (剣)、Bastos (棒)の4種類です。

各カード1,2,3,4,5,6,7, Sota (10, ジャック), Caballo (11, 馬)と Rey (12, 王様)があります。

8と9のカードはありません。

最初に各プレイヤー8枚ずつ手札があります。

そして手札からいらないカードを一枚選び、相手と交換します。

そして順番に山札からカードをめくり、手札のカードを揃えていきます。

自分の手札を見ながら、もし必要なカードなら手札からいらないカードを払って、自分のカードにします。

先に手札を9枚に揃えれた人が勝ちです!

揃え方

①同じ種類のカードの連番を揃える

②同じ番号を揃える

こちらのゲームも簡単ですが、戦略が必要なゲームです。

起源

16世紀のアラブまたはマムルークが起源です。

現在スペイン、南フランス、フィリピン、ポルトガル、イタリア、ラテンアメリカで遊ばれています。

Basta 

遊び方

このゲームは各プレイヤーの記憶をテストします。プレイヤーの制限はありません。

用意するものは紙とペンです。(各プレイヤー用意する)

まず誰からかするか決めて、アルファベットのAから順番に頭の中でA、B、C、D・・・・と言ってもらいます。

1人が「Basta!(バスタ)」=ストップ と言ったら止めて、最後に言ったアルファベットが何かみんなにいいます。

そしてそのアルファベットから始まる名前、動物、フルーツか野菜、町の名前か国の名前、物、食べ物を各プレイヤーは紙に書いていきます。

最初に全て書き終えたプレイヤーは1から10までカウントして、10まで数えたらそこで終わり。

みんなで何を書いたか言い合います。

1つ100点で、他の人と回答が被ったら50点、かけなかったものは0点。

これを続けていって一番点数が多い人が勝ちです。

最後に

いかがだったでしょうか?中には遊んだことのあるゲームもあったかと思います。

どのゲームも子供だけでなく、大人も楽しめるゲームばかりだと思います!

おうちにばかりいると退屈してしまうと思うので、気分転換に家族で盛り上がるゲームをしてみてはいかがでしょうか。

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