メキシコの有名人といえば誰を思い浮かべますか?
個人的にはフリーダ・カーロが一番先に出てきます!
しかしまだまだ多くの有名人がメキシコにはいます!
そこで今回は俳優と歌手のペドロ・インファンテをご紹介していきます!
ペドロ・インファンテってどんな人?
ペドロ・インファンテは1917年にメキシコのシナロア州で生まれた俳優兼歌手です。
若い頃から音楽を愛し、ギターを自作したり、オーケストラで演奏したりしていました!
しかし音楽ではなく先に俳優として1939年にデビューし、映画60作品に出演しています!
メキシコ映画の黄金時代を作ったとも言われていて、その時期にはホルヘ・ネグレテという俳優も活躍していました!
さらに1943年に歌手としての活動も始め、350曲以上の歌を持っていました。
最も人気なマリアチのシンガーとも言われています。
ラテンアメリカでも人気を博し、アイドル的存在だったとも。
趣味が飛行機操縦だったようですが、1957年にメリダでの墜落事故でなくなってしまいました。39歳でした。
2007年には没後50周年の式典も行われました。多くの方に愛されていたのがわかりますね。
現在はシナロアとメリダに映画A Toda Máquina の時の役の銅像が飾られています。
実は「リメンバー・ミー」のキャラクターErnesto de la Cruzのモチーフになっており、隠れキャラとしても映画に登場していました!
気づけた方はいましたか?
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他にもフリーダ・カーロやエル・サント(メキシコのルチャ・リブレの選手)も描かれていたので、小ネタとして知っておくとより映画を楽しむことができますね!
ルチャ・リブレに関する記事も書いているので、気になる方はこちらもご覧ください!
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Netflixでも話題のComo caído del cieloは、女好きだった前世を悔い改め天国に迎え入れてもらうため、ペドロ・インファンテが別人の体を借りて再びこの世に舞い降りるというストーリーです。
興味があればぜひ!
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私がどこでペドロ・インファンテを知ったかというと、実はホセ・アグスティンの”La tumba”という小説です!
この本の中ではイケメンの象徴として名前が出されていました。
1964年に出版された本なので、今では少し昔の人というイメージがあるとは思うのですが、まだメキシコ人の若者の間でも名俳優として知られています。
日本で言うところの三船敏郎みたいな感じでしょうか?(あんまり良い例えじゃないかも)
ペドロ・インファンテの作品
映画:Tizoc (1957)
この映画でペドロ・インファンテは「第7回ベルリン国際映画祭」で銀熊賞を受賞しました。
また、作品自体もゴールデングローブ賞 外国語映画賞を受賞しました。
これが事故前のペドロの最後の映画となりました。
先住民のティソックは先住民同士の結婚を準備していましたが、どんどんクリオーリョの女性と恋に落ちていく話です。
人種などの話とも関わっている映画です。
映画:¡¡A toda máquina!! (1951年)
この映画はペドロ・インファンテに加えてルイス・アギラールも出演し、この二人の交通警察官を描いた物語です。
ブロマンスとも言われています。
1994年にSomosという雑誌がメキシコ映画トップ100のランキングを発表し、この作品は55位でした。
¿Qué te ha dado esa mujer?という続編も出ているので、興味のある方はぜひ。
音楽: “Amorcito Corazón”
こちらはAmorcito Corazónという曲です。
他にもLas mañanitasなど多くの有名な曲をカバーしています!
ちなみにこの曲はメキシコで誕生日に歌われる曲です!
こちらのCDはペドロの曲がいくつか入ったアルバムです!
ぜひ聴いてみて下さい!
まとめ
いかがだったでしょうか。
ぜひ彼の映画を観たり、音楽を聞いたりしてみてください!
これからもメキシコの有名人を取り上げていこうと思うので、よろしくお願いします!
メキシコについて詳しくなるための本も紹介しています。ぜひご覧ください!
DELE用に全レベルの参考書・文法書・単語帳をまとめた記事があるのでぜひこちらからご覧ください!!
メキシコ文学ランキングもご紹介しています!本好きな方はぜひ!
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