【スペイン語中上級者向けレッスン】ちゃんと使える?連携接続詞まとめ!

スペイン語の文章を読んでいて「やたら一文が長いな、、、」って感じることありませんか。

おそらく接続詞が多く使われているからだと思います。

ちゃんと全部意味が分かれば文章もスラスラ読めるようになると思います!

そして使えるようになれば、ライティングやスピーキングにも活きてくること間違いなし!

と言うわけで今回は、、、

接続詞をまとめていきたいと思います!!!

今回のテーマ:接続詞

接続詞は、

単語、句、文を他の単語、句、文と繋げる役割を持っています。

接続詞と言ってもたくさんあります。

大きく分けると

連携接続詞(Conjunciones coordinantes)と従属接続詞(Conjunciones subordinantes)があります。

用語は覚える必要はないですが、分けやすいからここで使わせてもらいました。

今回は前者、連携接続詞について扱います!

接続詞の前後が並列というか、優劣のないものが連携接続詞です。

超基本事項

一番頻繁に目にするのは

yo

でしょう。

基本的な単語ではあるのですが、
深堀していくとこれらの単語も意味をいくつか持っていて複雑なので、興味のある人は調べてみてください。

一つ注意したいのは、y と o には明確な区別があるときとない時があります。

Se puede entrar por esta puerta {y ~ o} por aquella.
(この門でもあの門をくぐってでも入ることができる。)

この文ではどちらでも同様の意味になります。

つまり、すなわち

・Es decir
こちらは文章でよく見かけますね。
私が一番最初に覚えた「つまり」はこれでした!

“los chilangos, es decir los naturales de CDMX.”

メキシコシティ出身の人をchilangoって呼ぶんだよ!

・O sea
こちらはよく話しているときに耳にします。
メキシコ人なのか、たまたま私の友達なのか分かりませんが、口癖みたいになっている人もいました!

“Nos marchamos el próximo domingo, o sea el 14 de junio.”
(私たちは次の日曜日、つまり6月14日に出発します。)

・Esto es
これは単語からも連想できますよね。

“Estas palabras son antónimas, esto es, tienen el significado contrario.”
(これらの単語は反意語だ、つまり反対の意味を持っている。)

・A saber
これは私も調べるまで知りませんでした、、、
列挙するときにも使えるみたいです。

“Los novelistas famosos de México son básicamente cuatro; a saber: Juan Rulfo, Carlos Fuentes, José Emilio Pacheco y Alfonso Reyes.”
(メキシコの主な有名な小説家は4人いる。すなわち、フアン・ルルフォ、カルロス・フエンテス、ホセ・エミリオ・パチェコ、そしてアルフォンソ・レイエスである。)

・O
実はoだけで「つまり」の意味を表すことができます

“Corrieron 10 millas, o unos dieciséis kilómetros.”
(彼らは10マイル、すなわち約16キロ走った。)

逆接の接続詞 (Las conjunciones adversativas)

・Pero (しかし、ところが)
これはよく目にしますよね!
スペイン語の基本的な単語の一つでしょう!

“Dijo que vendría, pero no ha venido”
(彼はくると言ったのに来なかった。)

・Mas (しかし)
会話で聞いたことはありません。文語ですね。
Másとは違うので区別してください。

“No me lo ha dicho, mas lo he adivinado.”
(彼はそれを言わなかったが、私は感づいた。)

・Sin embargo (とはいえ、それにも関わらず)
この表現を書くときはカンマ(,)を後につけることが多いです。

“Tenía motivos para enfadarse; sin embargo, no se enfadó.”
(彼は怒って当然だったが、怒らなかった。)

・A pesar de (〜にも関わらず)
 A pesar de que +直接法 (〜ではあるが)
 A pesar de que +接続法 (〜しても)→譲歩になります。

aunqueと同様の意味をもちますが、よりフォーマルです。

“Pinta bien a pesar de ser muy pequeño.”
(彼はほんの子供なのに絵がうまい。)

・No obstante (それにも関わらず、〜にも関わらず)
Sin embargo と a pesar de que の両方と同じような意味を持っています。

“Estoy muy ocupado; no obstante, te dedicaré un rato”
(私はとても忙しい。しかし君のために時間を割こう。)

・Aunque 
(〜ではあるが(直接法)、〜であっても(接続法))
譲歩の意味を持つ接続詞です。
動詞の時制や法によって意味が変わりますが、ここでは簡単な部分のみで。

“Aunque es joven, lo sabe todo.”
(彼は若いが何でも知っている。)

“Me casaré con ella aunque se opongan mis padres”
(例え両親が反対しても私は彼女と結婚する。)

・Sino (〜ではなくて)
No と一緒に使われることが多いです。

“No lo hizo Pedro, sino José.”
(それをしたのはペドロではなくホセだ。) 

配分の接続詞

もしかしたらこれらはみたことがない人も多いかもしれません。

これらはどれも繰り返して使うところに特徴があります!

・Bien…bien… (…かまたは…、でもあるいはでも)

“Bien estés fuera, bien en casa, no te olvides de llamarme.”
(出かけていても家にいても私に電話するのを忘れないように。)

・ya…ya… (…であれ…であれ)

“Ya se ríe, ya llora.”
(彼は笑ったり泣いたりしている。)

・ora…ora… (時には…また時には…、…であろうと…であろうと)
文章で使う表現です。
見たことない単語だと思ったんですが、実はahoraが変形したようです。

“Ora andando, ora descansando, llegó al fin a esa aldea.”
(歩いたり休んだりしながら、彼はついにその村に着いた。)

・sea…sea… (…かあるいは…か)

“Sea preguntando, sea consultando el mapa, por fin llegamos a la frontera.”
(尋ねたり地図を見たりして、ついに私たちは国境についた。)

終わりに

いかがだったでしょうか。

是非これらを覚えて、伝えたいことをより正確に伝えられるようにしましょう!!

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従属接続詞についても書きました!

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