皆さん、こんにちは。
メヒナビではメキシコ特有のスペイン語のフレーズをこれまでに2回ご紹介してきました。
メキシコでしか使われないスペイン語は理解できたと思います。
しかし教科書のスペイン語と違うものも知らないと困りますよね、、、
メキシコで自分のスペイン語が通じない!ってなってしまいますし。
そこで今回は、スペインのスペイン語とメキシコのスペイン語で単語が異なるものをいくつかピックアップしていきたいと思います!
とうもろこし
スペイン:maíz
メキシコ:elote
とうもろこしはメキシコでよく食べられています。
露店などでeloteというと、チーズやチリパウダー、マヨネーズなどをかけて食べる料理を指します。
元々eloteはナワトル語からきているという説もあり、メキシコでよく使われているのも納得ですね!
ジャガイモ
スペイン:patata
メキシコ:papa
papaは教皇という意味もありますが、メキシコではジャガイモを指します。
ジャガイモもメキシコではよく食べられていて、家の近くの露店でフライドポテトが売られていたのを覚えています。
フライドポテトはpapas a la francesa、ポテトチップスはpapas fritasと呼ばれます!
ジュース
スペイン:zumo
メキシコ:jugo
メキシコではジュースのことをjugoと言います。
スペインでjugoというと、肉汁などもことも指してしまうようです。
メキシコでは「jugo de 〜」は「〜のジュース」になるので、
オレンジジュースはjugo de naranja、リンゴジュースはjugo de manzanaとなります。
炭酸水
スペイン:agua con gas
メキシコ:agua mineral
メキシコでは、レストランなどで水を頼むと”¿Natural o mineral?”と聞かれることが多いです。
炭酸水はかなりメジャーのようですね。
最初はミネラルウォーターか聞かれているのかと思いましたが、違います。
メキシコではagua naturalが水、agua mineralが炭酸水を指します。
少しわかりにくいですよね。
スペインではagua sin gasが水、agua con gasが炭酸水です。
トマト
スペイン:tomate
メキシコ:jitomate
メキシコでtomateというと緑色のトマトを指し、jitomateは赤色のトマトを指します。
あんまり緑色のトマトに馴染みがないので味などはわかりませんが、、、
jitomateもナワトル語由来の単語のようです。
パソコン
スペイン:ordenador
メキシコ:computadora
アメリカと近いということもあり、英語のcomputerに近い形で使われていますね!
運転する
スペイン:conducir
メキシコ:manejar
conducirでも通じるかもしれませんが、manejarが主流です。
プール
スペイン:piscina
メキシコ:alberca
スペインでalbercaを使うと、貯水槽という意味になりますが、メキシコではプールという意味になります。
ストロー
スペイン:paja
メキシコ:popote
ストローはスペイン語圏でかなり異なるので有名です。
sorbeteやpajillaやpitilloなどという国もあります。
アルゼンチンでpopoteが通じなくて焦ったのを覚えています、、、
pajaもpopoteもどちらも藁という意味もあります。
日本でもそうだったようですが、20世紀頃までは藁を現在のストローのように使っていたため、このような単語になっているみたいです。
ジャケット
スペイン:chaqueta
メキシコ:chamarra
chaquetaの方がジャケットに発音が近くて覚えやすいですが、
メキシコでchaquetaというと、自慰行為を指してしまうのでchamarraを使うように気をつけましょう!
シャワー
スペイン:ducha
メキシコ:regadera
スペインでregaderaというと、じょうろのことを指しますが、メキシコではシャワーです。
おそらくメキシコでもduchaで通じるとは思います。
ウェイター
スペイン:camarero
メキシコ:mesero
メキシコのmeseroはmesaからきているのでしょうかね。
そう考えると覚えやすいかもしれません。
スニーカー
スペイン:zapatillas
メキシコ:tenis
メキシコのお店にはよくtenisがいくらで売っていると書いてあります。
最初はテニス用品だと思っていましたが、そのお店には靴しか売っていなかったのでテニスシューズだと想像していました。
しかし結局普通のスニーカーのことを指していると気づきました。
上流階級気取りの人
スペイン:pijo
メキシコ:fresa
メキシコではfresaはイチゴの意味もありますが、金持ちを気取った人という意味もあります。
例えば、私の友人はapple製品をよく使っている人たちのことはfresaだと言っていました。
これは個人の主観なので、ネイティブでもそれぞれ使う場面は違うと思います。
一見悪口にも聞こえますが、悪気なく使っている人もいるみたいで、なかなか難しいです。
恥ずかしい
スペイン:me da vergüenza
メキシコ:me da pena
スペインでme da penaというと、「〜を残念に思う」という意味になります。
sentirやlamentarなどと類義語でしょうか。
しかしメキシコではme da penaは「〜を恥ずかしく思う」になります。
まとめ
いかがだったでしょうか。
教科書のスペイン語はスペインのものが多いと思いますので、ぜひメキシコに行く場合は気をつけてみてください。
他にもまだまだたくさんあるので、ぜひメキシコのスペイン語を探してみてください!!!
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