【日本語OK】メキシコでの帰国72時間前の抗原・PCR検査の受け方、検査証明の発行について詳しく解説

日本へ帰国する際には新型コロナウイルスの陰性証明書が必要!

コロナウイルスの影響により、外国から日本へ帰国する場合は出国72時間前の新型コロナウイルスの陰性証明書が必要となっております。

今回は私が緊急の諸事情で一時帰国する際のPCR検査のことについてまとめます。

現在、海外から日本に帰国する際には出国前72時間以内の検査証明書を提出する必要があります。この検査証明書を提出できない場合は、検疫所が確保している宿泊施設で一時宿泊する必要が出てきますので注意してください。

出国前72時間前とは、検体採取から搭乗予定航空便の出発時刻までの時間をいいます。

どんな検査証明が必要?

検査証明の様式については、出国前72時間(検体採取から搭乗予定航空便の出発時刻までの時間)以内に検査を受けて取得した、所定のフォーマットが必要となります。

所定のフォーマットによる検査証明発行に対応する医療機関がない場合には、任意のフォーマットの提出も可ですが、下記情報が必須です。引用部分を確認してください。

指定外の方法で検査された証明書は無効になってしまいますのでご注意ください。

任意の証明書を使う場合は項目が網羅されていることに加えて、英語であること。スペイン語のみはNGです。

検査証明の様式については、出国前72時間(検体採取から搭乗予定航空便の出発時刻までの時間)以内に検査を受けて取得した、所定のフォーマット(日本語英語)を使用してください。また、所定のフォーマットによる検査証明発行に対応する医療機関がない場合には、任意のフォーマットの提出も可としますが、下記の情報を記載するようにしてください。必要情報が欠けている場合には、出入国管理及び難民認定法に基づく上陸拒否の対象となるか、検疫所が確保する宿泊施設等で待機していただくことがあります。
① 人定事項(氏名、パスポート番号、国籍、生年月日、性別)
② COVID-19の検査証明内容(検査手法(所定のフォーマットに記載されている採取検体、検査法に限る)、検査結果、検体採取日時、検査結果決定年月日、検査証明交付年月日)
③ 医療機関等の情報(医療機関名(又は医師名)、医療機関住所、医療機関印影(又は医師の署名))
④ ⓵~⓷の全項目が英語で記載されたものに限る

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00209.html

所定フォーマットに記入必要な情報が少しでも不足していると不揃いとみなされ、隔離ホテルへ移送される可能性があるとのことで、ご注意ください。

また、PCR検査を受けるタイミングや書類への記入、受け取りに十分注意する必要があります。

海外から日本へ入国するすべての方は、国籍を問わず、検疫所へ「出国前72時間以内の検査証明書」の提出が必要です。「出国前72時間以内の検査証明書」が提出できない場合、検疫所が確保する宿泊施設等で待機していただきます。(検疫官の指示に従わない場合は、検疫法に基づく停留措置の対象となる場合がございます。)

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00209.html

メキシコで検査証明はどこで受けることができる?

1. 空港で抗原検査を受ける

現在、メキシコシティ国際空港(AICM)では、Cofepris(連邦衛生リスク対策委員会)により国際線乗客のために新型コロナウイルスの抗原検査とPCR検査を行っています。

検査場所は「ターミナル1のゲート3とゲート4の間」と「ターミナル2」で行われております。(el universal紙より)

ターミナル1で行われている情報は多々見つかりましたが、ターミナル2で行われている旨はEl universal紙での発表でしか見つけられていないので詳細は確認をお願いします。

検査項目は、抗原検査 (Prueba de Antígeno)と、PCR検査。

検査内容結果が出るまでの時間料金
抗原検査 (Prueba de Antígeno)15分680メキシコペソ
PCR検査 (Prueba PCR)24時間2,500メキシコペソ

2. 日本人医師に相談する

メキシコの民間の病院やクリニックではPCR検査が無理?!

私は最初、近所にある病院でPCR検査ができるか確認しましたが、検査結果受け取りまで3日はかかると言われました。

日本に帰国する際は出国72時間前のPCR検査の結果が必要なので、3日だと帰国できません。

また、CHOPOという検査機関へ行き確認しましたが、検査結果は24時間で出るが、書類は病院所定のもので、スペイン語のみ、英語で書くことはできないと言われました。されに、CHOPOでは医師のサインは取り付けることができないと言われました。

そこで、どうしたらいいかわからなかったので、大使館HPの日本人医師に相談しました。

WhatsAppで対応可能と書かれていたので、私はHospital Español(メキシコシティ)の多富康志先生に早速相談しました。

すると、先生がラボラトリオに連絡を取ってくれて、検査が受けれることになりました!

PCR検査、そして陰性証明受け取りまでの流れ

ラボラトリオでPCR検査を行う

まず、Hospital Españolのすぐ近くにあるラボラトリオへ行きました。

Laboratorio Eugenio Sueというラボラトリオです。

直接訪問し、先生からの指示でPCR検査を受けにきたと伝えると、すぐに検査をしてくれました。

検査方法は、鼻と喉両方の拡散増幅検査でした。

検査料は3,000ペソでした。

朝の9時半に検査を受けると次の日の13時に結果が出ると受け付けで言われましたが、検査を受けた日の夕方にメールをもらいました。

先生に陰性証明書を記入してもらう

検査結果が出てすぐに先生と連絡を取り、翌日外務省指定のフォーマットを持って伺いました。

Hospital Españolはラボラトリオのすぐ近くにあります。

とても大きな病院です。

先生の部屋に伺い、証明書を書いていただきました。

証明書作成費は1,000ペソでした。

先生に連絡をしてからとてもスムーズに進みました。多富先生はとても親切で迅速な対応をしてくださる先生でした。

日本へ入国するまで

ここからはメキシコの空港を出る際と日本へ入国してからの流れを書きます。

メキシコ出国時

私はANAでメキシコシティから成田の直通便を利用しました。

現在、アメリカ経由だとアメリカの病院での陰性証明書が必要なため、直通便で帰る方が無難です。

アメリカで24時間以内の乗り継ぎ目的での入国ならば、1/29現在では検査のやり直しは不要ですが、事前にメキシコ国内で検査を受けて下さい。

最新情報については旅行代理店などに逐次確認するようお願い申し上げます。

アメリカ政府は明日(1/27)より、国外からアメリカへ入国する方とアメリカを経由する方に対し、新型コロナウイルス陰性証明書の提示を義務化します。アメリカ行きまたはアメリカを経由する航空便を利用の際は、出発72時間以内に取得した陰性証明書を搭乗時に提示する必要があります。また、過去に新型コロナウイルスに罹患した方は、回復したことを示す診断書の提出が求められます。診断書には医療機関または公衆衛生当局の捺印とともに、渡航許可の明記が必須となります。陰性証明書および回復したことを示す診断書の提示は2歳以上を対象としています。アメリカ国内を移動する際は書面を提示する必要はありません。以上の措置はハワイ、グアム、サイパン、プエルトリコ等を含むアメリカ全土にて適用となります。渡米を予定している方は、渡航前に陰性証明書の取得をお願いします。

https://esta-center.com/news/detail/990100.html

日本政府はどこの国にいても、日本在住者に関しての帰国を現段階では拒否していません。到着すれば14日の自己待機でどこにも外出できないとはいえ、入国できる分、機内では他国の人より気は楽。他国の人は入国を拒否される場合もありますから…。

ANAのチェックインカウンターで受け付けの際に、陰性証明書と検査結果を見せます。

PCR検査の結果

航空会社によりますが、ANAはこの証明書を確認してから、手続きをします。

読者の方からコメントを頂きました。
Tapatio様

Jalisco州に住んでいるアメリカの知り合いが今月25日よりTijuana, Los Cabos, Guanajuato, Hermosillo, Mexicali, Morelia, La Paz, Aguascalientes, Los Mochis, Manzanillo, PV, Guadの飛行場で抗原検査450ペソ、PCR検査1,450ペソで航空券を所有している人にやってくれるとか。Mexico DFの空港でも680ペソと2,500ペソで検査可能とか。PCR検査の結果は24時間後とのこと。アメリカに渡航するのに必要になったための措置と思われます。日本での要求に満たされているか不明ですが参考になれば幸いです。

飛行機を利用される方がいましたら、ご自身で調べて頂き、参考になれば幸いです!

飛行機内の状態

私が乗った時は機内には20人も乗っていませんでした。

席も何列か開けて座っていました。

隣には誰もいない状態でした。

また、客室乗務員の方は頻繁にトイレを掃除してくださっていました。

日本へ到着すると、機内放送で先に乗り継ぎの方の案内がされ、日本へ入国する人たちはしばらく機内で待たされました。

その後、日本へ入国する人たちへの案内があります。

日本入国するまで

まず、飛行機を降りると受け付けのところへ案内され、陰性証明書の確認をされます。

そして、「入国される方へ検疫所よりお知らせ」という用紙を渡されます。

日本へ入国後の滞在期間と滞在場所を記入します。

そしてどの国に滞在していたのかを記入します。

そのあと、次の場所へと進み、PCR検査をします。細い入れ物を渡され、唾液を黒い線の部分まで入れます。

2020年7月29日から成田空港・羽田空港・関西国際空港の入国時の新型コロナウイルス感染症の検査が、鼻や咽頭をぬぐって細胞を採取し検査するPCR検査から、唾液による抗原検査に変更となりました。

唾液による抗原検査➔検査結果判明が早い。早くて30分、遅くとも60分以内。ただし到着便が多いことを考え、約2時間ほど待つ場合があると公表されています。長い空の旅から解放された後、長時間の結果待ちの心身的ストレスが格段に改善されることに。

https://www.travelwith.jp/roadtraveler/post-57931/

採取が終わると次の場所へ案内されます。現在は帰国者全員が空港で検査結果が出てから入国することになっています。

受付で、陰性証明書とパスポートを見せます。

そして、「誓約書」が渡されます。

検疫所にて配布される書類です。入国後14日間の自宅等での待機、公共交通機関の不使用、LINEアプリ等での健康フォローアップ、地図アプリ機能等による位置情報の保存、保健所等から位置情報の提示を求められた場合には応ずること、接触確認アプリの利用等について内容をよく理解したうえで誓約書を検疫所へ提出してください。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00209.html

検査結果を待機している間に記入します。検査結果を待つための待機所で待ちます。

私の時は日本入国する人は10人もいなかったので、待機時間1時間でした。メキシコからの便は乗っている人も少なく、待機時間はこれくらいですみましたが、混んでいる場合はもっと時間が掛かるようです。

放送がかかり、番号が呼ばれます。自分の番号が呼ばれると次の場所へと進みます。

検査結果の受け付けで、再度陰性証明書を見せます。

PCR検査の結果をもらい陰性の場合は陰性のハンコとカードをもらいます。

荷物を預けている人は荷物を受け取って税関を通り、全ての手続きが完了です。

PCRの検査結果を待っている間に、空港の方がターンテーブルからスーツケースを下ろして並べてくださっていました。

最後に

現在、コロナの影響で外国から日本へ帰国するのは難しい状況になっています。

なるべく今の時期の帰国は避けた方が無難ですよね。でも、色々な事情で帰国される方へ、この記事が少しでも役に立てばと思います。

メキシコについて詳しくなるための本も紹介しています。ぜひご覧ください!

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2件のコメント

Jalisco州に住んでいるアメリカの知り合いが今月25日よりTijuana, Los Cabos, Guanajuato, Hermosillo, Mexicali, Morelia, La Paz, Aguascalientes, Los Mochis, Manzanillo, PV, Guadの飛行場で抗原検査450ペソ、PCR検査1,450ペソで航空券を所有している人にやってくれるとか。Mexico DFの空港でも680ペソと2,500ペソで検査可能とか。PCR検査の結果は24時間後とのこと。アメリカに渡航するのに必要になったための措置と思われます。日本での要求に満たされているか不明ですが参考になれば幸いです。

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