【検証】メキシコシティ⇄グアナファトの日帰り旅行は可能?

Linear banner of Mexico city. Business travel and tourism concept with modern buildings

みなさん、こんにちは!

メキシコといってパッと思いつく場所はどこでしょう?

やはり首都メキシコシティ。そして映画「リメンバーミー」で有名になったグアナファト

この2都市ではないでしょうか?実はこの2都市意外と近くに位置しているんです。

メキシコに旅行に来る人はメキシコシティに着いてからグアナファトへ

メキシコシティ・グアナファトに滞在している人はそれぞれの街へ旅行することがあると思います。

そこで今回”メキシコシティ⇄グアナファトの日帰り旅行は可能なのか⁉︎”を検証したいと思います!

結論

まずこの検証の結論ですが、、、

メキシコシティ⇄グアナファトの日帰り旅行は「可能」です!

ただし‼︎筆者は絶対にオススメしません。この検証は物理的には可能であるというだけです、、

それを実現させるにはスケジュール的に少し厳しきなったり、移動手段を考えなければいけません。

また、旅行のタイプにもよっても変わってきますよね。

のんびりしたい人にはなかなか厳しいでしょうし、少ない日程でいろいろな都市を回りたいという人にはこれしかありません。

それではこの検証を
「メキシコシティ滞在者」「グアナファト滞在者」という2つから視点で見ていきましょう。

メキシコシティ滞在者はグアナファトに日帰り旅行できる?

この検証をするにあたって滞在場所・観光目的地を空港およびバス停から30分の所にあると仮定します。

次にバス・飛行機で移動した時の実質活動時間と費用を考えます。

 CDMX発-GTO着GTO発-CDMX着実質活動時間値段(往復)
バス06:00-10:3018:30-23:2011:00-17:30(6.5h)約6000円
飛行機05:40-06:4022:10-23:2007:00-20:30(13h)約2万円

※実際にはバスターミナルから中心地までUber・タクシーで15分。バスで20〜30分。
     空港から中心地までは空港タクシーのみで30分。

グアナファト日帰り旅行の利点・欠点

グアナファト日帰り旅行の利点

・グアナファトの観光は半日あれば終わる

※観光するところを予め決めておく

グアナファト市自体はとても小さく、町の端から端まで歩いても30分くらいしかかかりません。

そのため、主要な観光地はすぐにめぐることはできます。グアナファトの観光地については下でまとめていますので後でご覧になってください。

グアナファトの魅力は中世のコロニアル都市の街並みを楽しめること。

一歩町に入ればその雰囲気を味わうことができ、メキシコなのにヨーロッパ?と錯覚するほど。そしてカラフルな街並みを楽しむこともできるでしょう。

グアナファト日帰り旅行の欠点

・ご飯を食べる時間が少ない
・夜の観光はできない

※グアナファトはピピラからの夜景、callejoniadasがオススメ
・夜遅くの移動は危険

グアナファトの魅力は昼だけにあらず、夜もとても楽しむことができます。

ピピラの丘からの絶景は、昼と夜の2回訪れなければだめ、という人も大勢いるほど。夜までいてグアナファトをすべて知ることができるのです。

また、グアナファトの夜の観光にcallejoneadaというものがあります。

Callejoneadaとは、音楽隊が夜のグアナファトの小道を練り歩くというもの。グアナファトの歴史や音楽、そして軽い劇など1時間ほどでグアナファトを知ることができます。

これが観光客には大人気で、ぜひとも一度は参加してほしいアクティビティです。詳しくは下記をご覧ください。

グアナファト日帰り旅行のオススメ観光スポット

ピピラの丘

‘‘宝石箱をひっくり返したよう’’と形容されるグアナファト
それを堪能するにはピピラの丘に登るのが1番です。
階段を登って行くこともできますが、昼間は暑く体力が必要となるので
フアレス劇場(Teatro Juárez)の裏からケーブルカーに乗るのがいいでしょう。

口づけの小道

この写真のちょうど背中側に口づけの小道はあります。
仲違いしていた向かい同士の家の息子と娘が恋に落ちベランダから身を乗り出しキスをしていたという
とてもロマンチックな話が残っています。
実際にどうなっているのかは訪れて見てください。
ここに行くまでも写真のようにグアナファトの街並みを楽しめます。

フォトジェニックな街の散策

グアナファトは色で溢れる街です。
街のどこを切り取っても素敵な雰囲気を味わえます。

グアナファト大学

校舎が白く綺麗で大きな階段が特徴的なグアナファト大学。
街の中心であるラパス広場からも歩いてすぐのところにあるのでひと目見てみるといいと思います。

La Vie en Rose

グアナファトにはおしゃれなカフェもたくさんあります。
旅行の途中で一休みするにはとても居心地の良いお店となっています。

Santo Café

「santo café guanajuato」の画像検索結果

もう一つオススメのカフェ。観光客にもとても人気のSanto Café。
このテラス席でお茶をしたり、ご飯を食べることが観光の一つになっています。

ミイラ博物館

グアナファトでも特徴的なのはミイラ博物館。
街の少し外れにあるので日帰りで行く際にはUberやタクシーをオススメします。
ミイラ博物館については他の記事で詳しく説明しているのでそちらを是非!

グアナファト滞在者はメキシコシティに日帰り旅行できる?

こちらも同様に滞在場所・観光目的地を空港およびバス停から30分と仮定します。

 GTO発-CDMX着CDMX発-GTO着実質活動時間値段(往復)
バス05:30-10:2518:45-23:3511:00-17:00(6h)約6000円
飛行機07:15-08:2520:30-21:3509:00-18:30(9.5h)約2万円

※実際にはバスターミナルからZócalo(憲法広場)までメトロで30〜40分。Uberで25分
     空港からZócaloまでメトロで50分。Uberで20分。

メキシコシティ日帰り旅行の利点・欠点

メキシコシティ日帰り旅行の利点

・特にありません、、

最低でも1泊~2泊は欲しいところ!

メキシコシティ、実はとても広いんです。面積でいうならば、東京23区と同じくらいの広さ。

なかなか一日で回ろうと思って回れるものではありません。場所を絞っても1泊、余裕をもって2泊はしたいところでしょう。

メキシコシティの中心地はソカロと呼ばれています。ソカロは歴史地区にあり、そこの広場とアステカ帝国のテンプロ・マヨール、

そのまま経済の中心地のソナロサ、歴史あるコヨアカンなど多くのお見所があります。

仮に一日で回るとしたら、メキシコシティを南北で分けて、どちらかに絞ったほうが得策かもしれません。

メキシコシティ日帰り旅行の欠点

・メキシコシティは広く目的地に到着するのに時間がかかる
・メトロ、メトロバスなどの移動には慣れが必要
・観光したいところを回るには時間が足りない
・夜遅くの移動は危険

メキシコシティ、交通がとても込み合います。Hora pico と呼ばれる通勤ラッシュは道路は大変混みあいますし、慢性的に混雑気味とおもったほうがよいかもしれません。

そのため、バスターミナルに到着するさいごのところで渋滞が頻発していたり、メキシコシティの空港から市内に移動する際も余裕をもって45分は見積もっておきたいもの。

また、グアナファトと違って夜の治安には気を付けなければいけません。過敏になる必要はないのかもしれませんが、グアナファトと異なることは自覚して、人通りの少ない場所、小道は避ける等の基本的な対策はとるようにしましょう。

メキシコシティ日帰り旅行オススメスポット

憲法広場 (ソカロ)

今回の検証で想定していた観光地はこの憲法広場。

Uberを使えば飛行機・バスどちらで来ていても30分程度で到着できます。

写真は建国記念日のものですが日々多くの人で賑わいお店もたくさんあるので観光にはオススメです。

国立人類学博物館 (チャプルテペック)

多様な文化の入り混じるメキシコ。

それを学び、感じることができるのが国立人類学博物館。

古代文明などが好きな人にとってはたまらない場所でしょう。

展示を全て見て周るには3日必要と言われるほど見るべきものがたくさんあり、日帰り旅行で訪れるのはもったいないですが、シティに来た際は訪れたい場所の1つ。

メキシコシティのメトロに乗り慣れていない場合はUberやタクシーを使うのが無難。

ソナ ロサ

メキシコの近代的に発展した側面を見れる繁華街。

たくさんのレストランやショッピングモールが立ち並ぶ。

写真は象徴的な天使の塔とメキシコの桜と呼ばれるハカランダ。

メトロで来るのも難しくはないが、Uberを使った方が早いでしょう。

フリーダ・カーロ博物館 (コヨアカン)

メキシコを代表する近代画家のフリーダ・カーロ。
そのフリーダ・カーロの生家を博物館として開放している。
メキシコを存分に感じられるこの青い家は必見です。
フリーダ・カーロ博物館を訪れる際は、Uberもしくはタクシーをオススメします。
静かでキレイな街ですが、最寄りのメトロの駅からは歩くと30分程度かかります。

Embarcadero Nuevo Nativitas Xochimilco (ソチミルコ)

元々は湖の底であったメキシコシティ。アステカ時代の湖上都市を体感できるのがソチミルコ。

トラヒネラという小船に乗ってご飯を食べたり、マリアッチの音楽を楽しむことができます。

ソチミルコはメキシコシティでもかなり南方に位置し、メトロからさらに電車に乗り換え、バスに乗り移動する必要があるのでUberやタクシーで行くのをオススメします。

メキシコシティ市内の移動はどうする?

メキシコシティの移動は、観光であればUberかメトロ・メトロバスがおすすめです。

まず一般の観光客は慣れていなかったり土地勘がないとなかなか難しい部分があるので、流しのタクシー(リブレといいます)は乗らなくて良いと思います。

観光客で一般的な移動はUberで良いかと。乗り降りの場所も事前に指定できるし、料金も渋滞がない限り固定ですので安心です。また、Uberは乗客からの評価がとても大切ですので、乗車したら水をくれたり、なんて嬉しいサービスも。

しかし、Uberは乗降者禁止区間があります。事前にドライバーに確認することをお勧めします。

荷物が少ないときは、メトロに乗ってみてもよいかもしれません。しかし、メトロではスリが頻発しているので、荷物が多いときには乗らないほうがいいでしょう。しっかり気を付けてくださいね。

メトロの良い点はメキシコのローカルの生活を知ることができるということ。日帰りでは時間がないと思いますが、一区間乗るだけでも素敵な経験になるでしょう。

まとめ~最低でも1泊2日あるほうがより楽しめる~

最初にも述べたようにメキシコシティ⇄グアナファトの日帰り旅行は物理的には可能です。

しかし、筆者は絶対にオススメしません。

その理由は、

・グアナファトは夜まで楽しめる

・メキシコシティは見所がたくさん

・移動にお金をかけているのに観光に時間が割けないのはもったいない

・朝起きるのは早く、夜帰ってくるのは遅い

・メキシコに長く滞在し両都市の勝手が分かる人ならともかく

 旅行として初めて訪れた人にとってはバス・飛行機に乗り遅れる危険性が高い

・夜遅くまで移動するのは危険すぎる

せっかく旅行で訪れているなら時間に追われることなく見たいと思っていたもの、食べたいと思っていたものを心ゆくまで満喫したいですよね。

最低でも1泊2日あるほうがより楽しめるのではないでしょうか?

以上、【検証】メキシコシティ⇄メキシコシティの日帰り旅行は可能か⁉︎でした。

この記事を参考に両都市の旅行を考えてみてください!

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