【クエルナバカとソチカルコ遺跡】メキシコシティから日帰り観光に行こう!【アクセス・観光地・見所】

みなさん、こんにちは!

2019年のセマナサンタの休暇で時間ができたので、メキシコシティ周辺を散策していました。

今回はそのときに訪れたクエルナバカとソチカルコ遺跡について紹介していきます!

クエルナバカとは? Cuernavaca

クエルナバカという場所をご存知ですか?

メキシコシティから約75km南にある、モレーロス州の州都です。

「常春の町」として知られています。

クエルナバカ(cuernavaca)という名前の由来は、先住民のトラウイカ族の言語でクワウナワック(森の入り口という意味)がスペイン語のcuernavacaに似ているためそうなったと言われています。

クエルナバカは2003年に大阪府箕面市と国際友好都市提携を結び、交流しているようです。

クエルナバカへの行き方

メキシコシティからクエルナバカ行きのバスが多く出ています。

メキシコシティの南方面バスターミナル【Terminal Central de Autobuses del Sur (Tasqueña)】でPullman社から出ています。
所要時間は1~1.5時間で、料金は約150ペソです。

クエルナバカも広く、様々な行先が用意されているのでCentro行きに乗りましょう!

メキシコシティのバスについてはこちらからご覧ください!

Centro行きは言葉通り、クエルナバカの中心地でおろしてくれます。

なのでそのあとは歩いて観光することができます!!

クエルナバカ観光

カテドラル Catedral

まずはバスターミナルから一番近いカテドラルに向かいました。

このカテドラルは1529年にコルテスの命令で建てられ、アメリカ大陸最古の教会の一つです。

このカテドラルについてはこちらの記事をご覧ください!
内部の壁画についての説明があります。

カテドラル情報
  • 入場:8:00~14:00, 16:00~19:00

ボルダ庭園 Jardín Borda

ここはタスコの銀山を経営して、富豪になったボルダが造らせた庭園です。

まったりみて回ることができます。

ここで花や池を眺めながら少し休憩をしましょう!

ボルダ庭園情報
  • 入場:火〜日 10:00~18:00
  • 料金:30ペソ

サンアントンの滝 Salto de San Antón

私は滝を見るのが大好きなので、この滝を探しに行きました。

とりあえず地図にしたがって進んでいきます。

あー、なんでまたこんな人通りのないところ歩いているのでしょう、、、

今考えると大人しくタクシーを使えばよかったと思います。

周辺は陶器の制作や園芸を営んでいる集落で、そのうちのお土産物屋が滝を管理しているようです。

時間もあんまりなく、急いで探し回ったのですが、、、見つからない!!!

他の方のブログ見たらちゃんと看板もあり、細い階段を降りていくようです。
このような景色が見れるようです!

出典:Tripadavisor

コルテス宮殿の方にも行きたいと思っていて、時間があまりなかったので今回はパスです。

次回は絶対にいく!!!

サンアントンの滝情報
  • 入場:8:00~18:00
  • 料金:無料

コルテス宮殿 Palacio de Cortés

1530年にコルテスが建てた城塞風の宮殿です。

現在は博物館として考古学や歴史の展示がされています。

私が訪れたときには工事をしていて一部しかみることができませんでした、、、

なんでこんなに運がないのでしょう、、、

近くのアルマス広場で少し休憩してからちょっと寄り道しました。

コルテス宮殿情報
  • 入場:火〜日 9:00~18:00
  • 料金:55ペソ

Teru Teru 

Teru Teruという日本食屋さんです。

内装のオタク感がすごい。
漫画もかなり置いてありました。

たこ焼きをいただき、Airbnbで予約した宿に向かいました。

Teru Teru 情報
  • 営業時間 月〜土 12:00~18:30

 

泊まらせてもらった家の家主がたまたま日本語を勉強していたことがあって、共通の日本人の知り合いもいて驚きました。
仲良くしていただいて、夜二時間くらい家族とずっとお話させてもらったりしました。
最近メキシコ文学を読んでいるということを言ったら本までいただいて、そして旅行のプランも一緒に考えてくれました。
至れり尽くせりで本当にありがたかったです。

スペイン語が話せて本当によかったと思いましたし、一人旅かつ民泊だからこそできた経験かなとは思います!

良い出会いでした!
旅の前半の悪運はチャラですね。

ソチカルコ遺跡 Xochicalco

ソチカルコ遺跡とは?

クエルナバカから約35kmのところにある700~900年代の遺跡です。

Xochicalcoとは、ナワトル語で「花々の館」という意味だそうです。

丘の上に位置していて、もとは宗教の中心地でしたが、動乱期の西暦650~900年の間、要塞化し、政治的、宗教的、商業的中心地となったとされています。

出典:wikipedia

テオティワカンが衰退した時期にソチカルコが繁栄していきました。
盛期には1万人〜1万5千人の人がいたとされています。

様々な文明が混ざり合っているのもソチカルコ遺跡の特徴です。
マヤ文明の特徴を持つレリーフなどがある中にアステカ文明など他の文明の様式もあります。

900年ごろに外敵の侵入ないし反乱によってソチカルコの町は破壊され、放棄されました。
それ以来、人がほとんど住まなかったことと、1922年に考古学地域として保護されたことによって、ソチカルコの遺跡はよく保存されました。
ぜひそのよく保存されている遺跡やレリーフをご覧ください!

1999年に世界文化遺産に登録されました。

記事を取得できませんでした。記事IDをご確認ください。

ソチカルコ遺跡への行き方

ソチカルコ遺跡に行きたいと家主に伝えたら、たまたま市バスターミナルの近くの家だったので、バス停まで案内してくださいました!!

2パターンの行き方
  • Pullman de Morelos社のバスターミナルから、一等バスでソチカルコへの分岐(所要時間40分、40ペソ)までいき、タクシー(5分、30ペソ)に乗り継ぎます。
  • 市場の隣にある市バスターミナルから二等バスが運行しています。(毎時一本、所要時間1時間20分、15ペソ)乗り換えなしでいけますが、山道ルートなので少し時間はかかります。→私はこのルートで行きました!!
市バスターミナルはこのモニュメントの近くで、市場の隣です!

まずは博物館へ

博物館と遺跡がありますが、意外と遠いです。
歩いて10分位です。

まずは博物館に行き、遺跡のチケットを買いましょう!

料金は遺跡と博物館合わせて65ペソです。

遺跡入場は9:00~17:00なので時間に気をつけましょう!

内部の写真はないのですが、球戯場のアイテムや遺跡の模型などが展示されていて、とても充実しています。

博物館をぐるっと見たら、遺跡の入り口に向かいましょう!

直接遺跡の入り口に来てしまって、博物館に戻ってチケットを買わなければいけなくなってしまっている観光客が何人もいました。
必ず博物館に先にいきましょう!

いよいよ遺跡へ

博物館でチケットを買ったら遺跡の入り口にいきましょう!!

まずは歩き回ってピラミッドに登ったりして見ました。
ピラミッドと言ってもテオティワカンのようなものをイメージしていると少し小さく感じるかもしてません。

記事を取得できませんでした。記事IDをご確認ください。

こちらは球戯場です。
チェチェン・イッツァにもありますね。
この球戯は宗教儀式の一つで、ボールを壁の上に付けられているリングに入れて競われました。
勝ったチームのキャプテンが生贄に捧げられます。

ケツァルコアトル神殿にはケツァルコアトルが描かれています。
ケツァルコアトルはアステカ神話の中の羽の生えた蛇神です。
古くは水や農耕に関わる蛇神でありましたが、後に文明一般を人類に授けた文化神と考られるようになりました。

レリーフがくっきり残っているのは珍しいみたいです。

天文観測所は部屋の屋根部分に筒状の穴があいていて、4月30日から8月13日までの105日間のみここから日が射しこむということで有名です!
当時の人はこの光で暦を計算して、農業の参考にしていたようです。

出典:wikipedia

しかし私が訪れたときには入れなかったです。時期の問題でしょうか。
残念、、、

他にも彩色祭壇もあり、まだほんの少しだけ青色が残っている様子がみられます。
1000年以上も前の遺跡の色がまだ残っているのはすごいことですよね!

関係あるのか分かりませんが、マヤブルーという色があるのをご存知ですか。
これは中米の高温多湿の環境にも耐えうる、マヤの人たちが800年ごろから使っていた色材です。
もしかしたらこの色が残っていたのかもしれません。
なんの根拠もありませんが、、、

出典:wikipedia

一周するのに時間はかかりますが、日陰はないのでしっかり休憩しながら観光しましょう!
日焼け止めなどもあると良いです。

遺跡から出たら売店などがあるので飲み物などを買うことができます。

遺跡の入り口の前に帰りのバスが来るそうなのでそこで待ちました。
そんなに頻繁にはこないですが、少し待ったら来ました。

無事、市バスターミナルに着き、宿に戻りました。

ソチカルコ遺跡情報
  • 入場:9:00~17:00
  • 料金:65ペソ

テポストラン Tepoztlán

今回はいけなかったのですが、クエルナバカの近くにテポストランというナワ族の小さな村があります。

こちらも非常にオススメです!

いざタスコへ! Tasco

家主と話していたら、セマナサンタの時期のタスコは大変盛り上がるということがわかり、向かうことにしました!

早朝にまた人気のない道を歩いていきます。
毎度タクシーを使えばいいのにと振り返って思います、、、

メキシコシティに戻る場合はPullman de Morelos社のバスターミナルから帰ることができます。

タスコにいく場合はEstrella Blanca社のバスターミナルを使いましょう!
ここではセマナサンタのパレードが始まってしまい、バスがなかなか出ないというハプニングもありました。

一枚だけタスコの写真を載せます。
すごい盛り上がっていました!

タスコ観光の記事はこちらから!

私はメキシコで旅行をする際に常に「地球の歩き方」を携帯していました。
持っていって損はありません!!!

終わりに

いかがだったでしょうか。

クエルナバカとソチカルコ遺跡にぜひ行ってみてください。

DELE用に全レベルの参考書・文法書・単語帳をまとめた記事があるのでぜひこちらからご覧ください!!

メキシコについて詳しくなるための本も紹介しています。ぜひご覧ください!

メキシコ文学ランキングの記事もあるのでこちらもご覧ください!

また、周辺にもたくさん魅力的な都市があるので、そちらにもぜひ足を運んでみてください!

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