【スペイン語のリーディング強化】多読におすすめの読書教材をご紹介!勉強法も詳しく解説!

スペイン語のリーディング強化で重要なことは?

私はスペイン語のリーディングを強化するには、たくさんの文章に触れることが重要になってくると思っています。

レベルが高すぎないものを楽しんでたくさん読んでほしいと思っています。
いわゆる「多読」というやつです。

実際に私は短編やコラム、新聞などに大学の授業で触れていました。
しかし、自習しているときはどうしても文法の勉強ばかりになってしまっていました。
その時期は文法はできていたけれど、他の能力が伸び悩んでいました。

しかし私は留学中のある時を境にスペイン語の能力がグッと上がった時があります。
それは「読書を始めた時」です!

私はメキシコに留学していたので、メキシコの小説を読み始めました。

そこで語彙力がついて読解力が大幅に上がったのですが、読書の効果はそれだけではないのです!
「文法知識」⇨時制を本の中で気にすることで、リーディングとリスニングで相手の話を正確に受け取ることができます。
「文章を作成する能力」⇨自分で文章を作るときに、「あ、この表現あそこで使われてた!」と思い出せればスピーキング、ライティングに活きてきます!
「文化を理解する能力」⇨どの言語、どの国でもそうですが、小説であればその土地に根ざした考え方に触れることができます。また、現地の人との話題にもなります。

しかしここには一つ難しい点も含まれています。
それは「ある一定のスペイン語のレベルがないと小説を原書で読むことができない」ということです。

その問題を解決するにはズバリ!
「対訳」がついている本を活用しましょう!

なんで対訳がついていると良いの?
  • 自分が読解している文章を正確に理解できているかすぐに確認できる
  • 毎回辞書を引かなくても意味がわかる
  • スペイン語⇨日本語の一方通行だけでなく、日本語⇨スペイン語の頭も出来上がる
  • 分からない部分が少なくなり、読んでいてストレスが溜まりにくい

そこで今回は!
スペイン語のリーディング(+そのほかの能力を向上させる)ための読書教材をいくつかご紹介していきます!

ぜひ気になったものがあったらスペイン語学習に活用してみてください!

読書教材はどれがおすすめ?

ここでは教材毎の特徴をピックアップしていきます!

物語の内容、音声、脚注、レベルなど様々な要素がありますので、自分に合ったものをぜひ選んでみてください!

子どもの心を持った詩人 フェデリコ・ガルシア・ロルカ

  • スペインの詩人ロルカを紹介した絵本
  • 文章は易しく、簡単に読み進められる
  • スペインのスペイン語で書かれている
  • 日本語が上に書いてあり、その下にスペイン語が書かれている
  • 絵本なので、お子さんがいる方にもおすすめ

🌟まずは簡単な絵本から始めてみたい方にオススメ!

スペイン語で楽しむ 世界昔ばなし

  • 金の斧、ジャックと豆の木、三匹の子豚、白雪姫、ヘンゼルとグレーテルが収録されている
  • CD付きで音読とシャドーイングのトレーニングもできる
  • 音読のツボも紹介されていて、上手に読めるようになる
  • よく知っている昔話を簡単なスペイン語で読める

🌟海外の昔話で音読やシャドーイングのトレーニングをしたい方にオススメ!

スペイン語で楽しむ日本昔ばなし

  • 桃太郎、鶴の恩返し、かちかち山、花咲かじいさん、一寸法師が収録されている
  • CD付きで音読とシャドーイングのトレーニングもできる
  • 音読のツボも紹介されていて、上手に読めるようになる
  • よく知っている昔話を簡単なスペイン語で読める

🌟馴染みのあるお話を題材に音読やシャドーイングでスペイン語を学習してみたい方にオススメ!

スペイン語で読むやさしいドン・キホーテ

  • 名著「ドン・キホーテ」の触りの部分を味わうことができる
  • 中級者向け
  • 巻末の心に残る名文集が素敵!有名な一節を味わうことができます。
  • 難しい表現や熟語は注がついている。

🌟ドン・キホーテを読んでみたいけど中々手が出せない人にオススメ!

やさしく読めるスペイン語の昔話

  • スペイン語圏の昔話を楽しむことができる
  • 文化の勉強になる
  • ページの下に語句・表現の説明が入っている
  • 19の短編が収録されている

🌟現地の文化を知りながら学習を進めていきたい方にオススメ!

名作短編で学ぶスペイン語

  • 短編を読みながらスペイン語の勉強ができる
  • スペイン語圏の作家の10作品を難易度別に読める
  • 短編で、難し過ぎないので挫折しにくい
  • 文章内の難しいフレーズなどが解説されている
  • 読解に必要な文法事項が解説されている

⭐️色んなレベルの物語を楽しみながらスペイン語学習を進めたい方にオススメ!

太宰治をスペイン語で読む

  • 「走れメロス」と「誰も知らぬ」が収録されている
  • ページ下部に語句・表現の説明
  • ダウンロード音声付き

🌟馴染みのある日本文学をスペイン語で読み、ダウンロードした音声を聞きたい方にオススメ!

スペイン語で味わう宮沢賢治作品集

  • 4つの童話(注文の多い料理店・オツベルと象・雁の童子・やまなし)と4つの詩(あすこの田はねえ・永訣の朝・松の針・雨ニモマケズ)
  • CD付き

🌟馴染みのある日本文学をスペイン語で読み、CD音声でも楽しみたい方にオススメ!

多読をさらに効果的にしていくには!

最初はスペイン語の文章をたくさん読むのは難しいし、時間もかかって大変だと思います。

少し慣れてきたらぜひやってみて欲しいことは二つあります!

①「オリジナル単語帳の制作」

英語の単語帳はたくさんありますが、スペイン語となると正直ピンとくる単語帳が自分にはなかったので、私はオリジナルの単語帳を作っていました!

出会った単語を左側、意味を右側に書き、その下に例文や使い方を書きます。

他にも対義語や類義語や派生語も書くこともあります。

単語帳を作って何回も見ることで定着していきます。
今後DELEなどにチャレンジしていくときに活用できます!

②「文法書で脚注の内容を確認」

今回ご紹介した教材の中には、複雑な文法の説明をしてくれているものがあります。

そこで一度目にしても中々覚えられなかったり、理屈がよく分からないこともあると思います。
そんな時はお持ちの文法書を見返してみてください!

「あ!そういえばこれのことか!」みたいになると思います。
文法って一回では覚えられないので、少し疑問に思ったら文法書をみてみてください!

ちなみに私がお勧めする文法書はこの二つです!

文法から学べるスペイン語

この本の特徴
  • 接続法まで一通りさらってある
  • 文法の用法、練習問題、会話例文がある
  • CD付き
  • 単元の区分が細かくて丁寧
  • 文字が大きくて読みやすい
  • 初級者から中級者向け(上級者向けではない)

⭐️まずは文法を一通り学んでみたい人にオススメ!

「とっつきやすい」というのが第一印象です!

一通り文法事項はさらってあるものの、深堀はされすぎてないので初めの一冊にとても良いと思います!

これならわかるスペイン語文法 入門から上級まで

この本の特徴
  • 一冊で初級者から上級者の文法学習をサポート(中上級者にオススメ)
  • 例文が多くて用法も一緒に学べる
  • テーマ別の章立て(名詞と名詞句、動詞の時制など)
  • 350ページ以上のボリューム

⭐️文法をしっかり深いところまで知りたい人にオススメ!

文法がかなり詳しく書かれています。

文法の説明の後に例文がちゃんとあるので、深い部分も理解しやすくなっています!

しっかりスペイン語を勉強したい人にはオススメの一冊です!

まとめ

ビビッときた一冊があったらぜひ読んでみてください!

DELEや検定試験に向けて勉強してみたい方はこちらもご覧ください!

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